テーマ:映画

「奥さまは魔女」とcanned laughter

"Bewitched" は、先日取りあげたスタンダード・ナンバーのほか、アメリカのTVドラマ「奥さまは魔女」の原題でもある。「アイ・ラブ・ルーシー」と並ぶシットコムの古典で、私と同世代以上だったら、実際に見たことがあるか、少なくともタイトルは知っているという人が多いのではないだろうか。 私自身は、子供の時に見た記憶はもうぼんやりと…
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ポテイトウとポタートウ (Let's Call the Whole Thing Off)

「パリの恋人」でオードリー・ヘップバーンと共演したフレッド・アステアについて、英語との関連で私が連想するのは "Let's Call the Whole Thing Off" という歌である。中学生か高校生の時に聞いたラジオ番組で、同じ単語でも発音が違う場合がある例として取り上げられていた。 アステアと Ginger Rogers…
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Now you're talking!

先日書いた「パリの恋人」 Funny Face にからんで、talk という動詞の続きである。この映画でフレッド・アステア Fred Astaire が "Now you're talking." と言う場面がある。これは決まり文句で、衛星放送の字幕では「そうこなきゃ」と訳されていた。 アステア演じるカメラマンがファッション雑誌の…
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speak, tell, talk 雑記

オードリー・ヘップバーンの「パリの恋人」 Funny Face から短くもうひとつ。少し前に、緒方貞子氏についての記事から say と speak について書いたが、この映画では初めの方に次のような speak が出てくる。雑誌の出来について、編集長が部下を叱りつけるシーンである。 - I simply cannot releas…
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funny ha-ha, funny peculiar

衛星放送などからビデオデッキに撮り溜めている映画のうち、オードリー・ヘップバーンとフレッド・アステアが共演している「パリの恋人」を観た。原題は "Funny Face" である。そこで funny について連想したことをちょっと書いてみたい。 この作品はミュージカル映画だが、タイトルと同じ名前のナンバーがあり、 - I lo…
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「シューテム・アップ」~カタカナの題名

小さい子供がいるので休日といえばもっぱら家族サービス、なかなか映画館に足を運ぶことができない。仕方がないので、時々新しい映画の題名をネットや雑誌等でぼーっと眺めることになる。最近、「シューテム・アップ」という封切作があるのを見つけ、はて、こんな英語あったっけと首を傾げた。派手な銃撃戦を描いたものだという短い説明を読んで、初めて原題が想像…
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「情熱的」ではないpassionate

先日触れたTVドラマ「スター・トレック」に主演しているのは、パトリック・スチュワート Patrick Stewart というロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身のベテラン俳優である。いまブロードウェーで「マクベス」を演じている機会をとらえて Newsweek 誌の最新号がインタビューをしていた。ところが記事を一読して、内容のひどさに…
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副長とfirst officer

私が英語嫌いにならずにすんだ理由のひとつは、高校生の頃、気に入った映画やテレビドラマの小説版ペーパーバックを、読むとまではいかないが眺めていたことだ(ビデオはまだ普及していなかった)。いまBSで再放送されている「スター・トレック」もそのひとつだが、面白いと思ったのが、宇宙船の「副長」を原語で first officer ということだった…
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snuff film [movie]

先日書いたように、sn- で始まる単語には鼻に関係ある単語が多いが、そのひとつが snuff である。「くんくん鼻で嗅ぐ(こと)」という意味だが、名詞としてのこの単語に movie あるいは film をつけると(映画好きならご存知の方がいるはずだが)、とんでもない(?)意味のスラングになる。 英英辞典の定義を列挙しよう。 …
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the Dynamic Duo, sidekickなど

映画の「バットマン」について何回か触れてきたので、その流れで、このサブカルチャー的キャラクターにまつわる英語についていくつか書いてみよう。 バットマンにはロビン Robin という名の10代の相棒がいることはよく知られていると思う。原作のマンガを読んでいた子供たちが identify できるキャラクターを、ということで生み出された…
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mano a mano, mano y mano

1989年の映画「バットマン」にちなんで、もう1回書くことにする。この作品は、タイトルロールには似合わないと思われていたマイケル・キートンの意外(?)な好演と並んで、やはりジャック・ニコルソンの怪演が印象的だった。英語面では、mano a mano という表現を知った作品でもある。もっとも映画のセリフでは、mano y mano となっ…
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続・「はまり役」で型にはめられた俳優たち

あるキャラクターを演じることによって俳優のイメージが固定されることを指す typecast について続きを書く。映画「バットマン」 (1989年)は、コミカルなテレビ版とはうってかわって、原作に沿った暗いトーンを打ち出していた。主演のマイケル・キートンは続編に出たが、3作目には出演しなかった。 After appearing in…
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「はまり役」で型にはめられた俳優たち

映画「バットマン ビギンズ」が先日テレビで放送された。以前、reboot という単語について書いた際、「007 カジノ・ロワイヤル」とならんで、それにあてはまる例としてあげた作品だ。これにちなんで、こうした「ヒーローものシリーズ」に関係する単語をもうひとつあげることにする。typecast がそれである。 過去形・過去分詞も ty…
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続々・続きは前編で

prequel, reboot, retcon と、ちょっと毛色の変わった「続編」を表す単語を見てきたが、関係する英文を読んでいてさらに目にとまった単語についてメモしておくことにする。いずれも、前回触れた「スター・トレック」の新作に関する記事にあったものだ。 - Orci and Kurtzman also confirmed t…
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続・続きは前編で(retcon)

前回、シリーズの過去の設定をご破算にして作られる新作をあらわす reboot という単語について書いたが、来年のクリスマスに公開される「スター・トレック」の新作映画についての英文を読んでいたら、関連する単語があったので、記しておくことにする。 四十年前から、いくつものシリーズが作られてきたテレビ番組・映画の「スター・トレック」につ…
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続きは前編で(prequel, reboot)

007の映画「カジノ・ロワイヤル」について先日書いたが、この作品はいわばジェームズ・ボンドの誕生編となっている。ヒット作の続編として、過去を描く作品が制作されることがあるが、そうした場合によく使われる単語が prequel である。 見てのとおり、sequel をもとに pre- をくっつけた造語で、portmanteau のひと…
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「007 カジノ・ロワイヤル」

去年、この映画が公開される前、007を演じたダニエル・クレイグ Daniel Craig がインタビューの中で使った "110 percent" という表現について取り上げたことがあった。作品は未見だったが、少し前にDVDがレンタルビデオ店に入ってきたので、このほど借りて観た。 公開前に聞かれた、内容や主演のイメージチェンジをめぐ…
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結婚式をドタキャン(runaway bride)

前回取り上げた runaway という単語について、「脱走」「駆け落ち」といった辞書の訳語を眺めていて連想したのが、映画「卒業」 The Graduate の有名なシーンである。ダスティン・ホフマン演じる主人公が、結婚式に闖入し、ヒロインを新郎から奪って2人で逃げるのだが、これぞまさに runaway ではないか。そこで、runaway…
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A-OK, roger !

宇宙飛行から連想した言葉について、もう1回だけ続けることにする。宇宙飛行士と地上とが取り交わす交信で一般にも有名になった言葉に、A-OK がある。 意味は in perfect condition; working perfectly で、all (systems) OK から来ていると英英辞典にある。使われるようになったのは M…
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アポロ計画の名文句を集めて

アポロ11号が月に到達した1969年7月、私はまだ小さく、西山千氏らが通訳していた放送にリアルタイムで触れたのかどうか記憶はないが、後日、「あそこに人間が行ったんだ」と子供なりに感動しながら夜空の月を見上げたことを今でも覚えている。今回も、アポロ計画にちなんで書くことにしよう。 go の指令を受けたアポロの月着陸船イーグルは、無事…
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「やられ役」を英語で何という?

ドラマでは、危険な状況に置かれた主要登場人物が死んでしまっては話が続かない。SFドラマ「スター・トレック」の最初のシリーズでは、突発的な危機の際もレギュラー出演者たちは無事で、命を落とすのは見慣れない乗組員、というパターンがみごとに定型化していた。エキストラ俳優演じる名もない乗組員が出てくると、ああこれは「やられ役」だな、とわかってしま…
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実在しない有名なセリフ

前回書いたように、TVドラマ「スタートレック」のタイトルには、少し前に取り上げた「シャーロック・ホームズ」や、映画「カサブランカ」に出てくる言葉も使われているが、この3つの作品には、ある共通点がある。それは「有名になったセリフが、実際には作品の中に出てこない」というものだ。 まず、"Casablanca" だが、「スタートレック」…
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「フル・スロットル」とthrottleの注意点

先日、fall guy という表現を取り上げた際に触れたドラマ「チャーリーズ・エンジェル」は、ちょっと前に映画として続編が2作つくられた。オリジナルに親しんでいた私も、1作目はまあ楽しめたが、2作目はやや困惑する出来であった。そのタイトル "Charlie's Angels: Full Throttle" から連想したことを書いてみたい…
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ガルボが話した!(Garbo talks.)

ビートルズの伝記 "The Love You Make" を読んでいたら、またも固有名詞を使った言い回しが出てきた。"Garbo talks!" というもので、先日紹介した Svengali と同様、読み飛ばせない気になった。 Garbo とは大女優のグレタ・ガルボのことだろうが、なぜ彼女の名前が唐突に現れたのか。 ビートルズの解…
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wires and lights in a box~映画「グッドナイト&グッドラック」

この「グッドナイト&グッドラック」 をめぐっては、ダイアン・リーヴスのサウンドトラックと、主人公の実在のニュースキャスター、エド・マローについて以前書いたことがあるが、映画自体はまだ観ていなかったので、DVDを借りてきた。 1950年代、冷戦下のアメリカを席巻したマッカーシー上院議員の「赤狩り」反共キャンペーンに対し、批判を展開し…
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カズオ・イシグロの「日の名残り」~映画と小説

先日ちょっと触れた Kazuo Ishiguro の "The Remains of the Day" は、彼の小説の中でも最も愛好者が多いのではないだろうか。 映画化もされていて、原作をかなり忠実に描いている。イギリス英語がふんだんに味わえるこの映画をDVDで久しぶりに鑑賞した。以下、小説とも比べながら、感じたことを少し書いてみたい。…
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「ファインディング・ニモ」

子供を水族館に連れて行くようになって、カクレクマノミを知った。きれいなオレンジ色のためか、言葉をろくに話せなかった頃から子供が興味を示した魚だ。私も姿は何となく知っていたが、恥ずかしながら「カクレクマノミ」という名前は知らなかった。 このカクレクマノミが主人公になっているのが、アニメ映画「ファインディング・ニモ」である。日本のTV…
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スミス都へ行く (Mr. Smith Goes to Washington)

英語に触れていると、小説や映画のタイトル、それに聖書やシェイクスピア、マザーグースなどの一節が、もじって使われている例に出会うことがある。先日取り上げたノンフィクション "Rise of the Vulcans" には、アメリカのチェイニー副大統領について、映画「スミス都へ行く」 Mr. Smith Goes to Washington…
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「大統領暗殺」

架空の話とはいえ、実在する現職の国家指導者を殺してしまうのは、日本では考えづらいと思うが、ブッシュ大統領の暗殺とその影響を描いたイギリスの映画 "Death of a President" が、カナダのトロント映画祭で上映された。もちろん私は日本にいるので、ネットで関連記事を読んだだけであるが。 2007年、反政府デモの起きるシカ…
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100パーセントでは不十分 (110 percent)

書店の洋書コーナーで、007の新作 "Casino Royale" をカバー特集にした映画雑誌 EMPIRE の最新号が目にとまった。公開前なのに、すでに主演のダニエル・クレイグ Daniel Craig が一部で不評だ。 なるほど写真で見る限り、ジェームズ・ボンドというよりむしろ悪役(villain, bad guy)のイメージ…
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