テーマ:時事

「オバマ演説」の本や記事をめぐる雑感

「オバマ就任演説はなぜつまらなかったのか」という見出しが週刊誌の最新号に掲げられていた。私も「派手さに欠ける演説と感じた」と先日書いたが、同じような印象を持った人が結構多かったということだろうか。 そこで、その「週刊朝日」を手にしてページを開くと、記事本編のタイトルはまったく違って「オバマ大統領に学ぶ心をつかむトーク術」というタイ…
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「2008年英単語大賞」は bailout

"Word of the Year" の発表は毎年この時期の楽しみである。The American Dialect Society が前年を象徴する言葉を選ぶものだが、今回は金融危機を反映して bailout が最も票を集めた。確かにこの単語は去年後半いやというほど目にしたので、選ばれたのは順当というべきか、残念というべきか。 -…
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「靴投げ」とbookend

前回同様、TIME 誌の最新号から取り上げる。先日イラクを訪問したブッシュ大統領が、地元記者から靴を投げつけられたという騒動を取り上げた記事に、次のようなくだりがあった。 - When the next history of Iraq is written, the chapter on the stormy years foll…
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put into writing, put into words

「タイム」誌の "Person of the Year" はオバマ氏だった。アメリカで大統領選挙がある年は、そうでなくても勝者が選ばれる傾向にあるが、とりわけ今回は「やはり」という感じである。 私もネットで読むのではなく冊子を一部買ってきたが、長い特集でもあり、まだちゃんと読んではいない。ということで、"Person of the…
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「ディープ・スロート」の死

Deep Throat が亡くなった。ウォーターゲート事件でニクソン大統領が辞任するきっかけをつくった内部告発者である。ケネディ大統領暗殺の真相などと並ぶ、アメリカ現代史の謎のひとつだっただけに、数年前に正体が明らかになった時は驚いた。これについては、以前ここで何回か書いたこともある。 1972年、ワシントンで起きたある不法侵入事…
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brown-water navy

CNNをつけっぱなしにしたまま部屋でくつろいでいたら、"brown-water navy" という言葉が耳に飛び込んできた。blue water, blue-water は知っているが、brown を使うものもあるのか、と思わず身を起して画面を見た。 集中して聞いていたのではないので具体的な使われ方は聞き逃してしまったが、最近問題…
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signed, sealed, and delivered

オバマ氏のからみで続ける。The Economist 誌に "Signed, sealed, delivered" という題名の記事があった。これはイディオムだが、何となく引っかかるので調べたら、スティーヴィー・ワンダーに同名の曲があり、オバマ氏の選挙運動で使われていた。知っている人にはピンと来る仕掛け、ということであろう。 ht…
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緒方貞子氏、および speak と say のことなど

いわゆる「国際人」をめぐっては、定義を含めていろいろな意見があるだろうが、私がまず頭に浮かべるのは緒方貞子氏である。日本のJICAが組織統合で世界最大の援助機関となったのを受けて、理事長をつとめる緒方氏を取り上げた「ワシントン・ポスト」の記事が目にとまった。 http://www.washingtonpost.com/wp-dyn…
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オバマ候補の「豚に口紅」(辞書に載っていない表現)

アメリカではオバマ候補の「豚に口紅」発言が話題となっているようだが、いくつかの記事を読んだら、実は以前からある言い回しで、別にオバマ氏が初めて使ったものではないことを知った。この発言を批判しているマケイン候補自身もヒラリー・クリントン氏について口にしたことがあるという。 この表現は、オバマ候補がマケイン候補を攻撃する演説の中で出て…
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cause celeb (辞書に載っていない単語)

アメリカの民主党大会が終わったと思ったら、今度は共和党のマケイン氏が抜擢した女性の副大統領候補が話題をさらっている。大統領候補を補完するような人物という点からは究極の選択だが、事実上無名であり、賭けに出たものだと思う。今回は、この人選を伝える英文記事で目についた単語を取り上げたい。 - But perhaps most impor…
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ヒラリー・クリントンの党大会演説

アメリカの民主党大会では、前回取り上げたケネディ上院議員が "The torch will be passed" と演説して去りゆく世代を感じさせたとしたら、"Keep going" と繰り返したクリントン議員は、党内融和を訴えると同時に、「転んでもただでは起きない」と訴えたいかのようだった。 党内分裂が危惧されるほど最後までオバ…
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ケネディ議員の民主党大会演説

アメリカの民主党大会で、脳腫瘍を患うケネディ上院議員が演説していた。こうした場に姿を見せるのは最後では、という空気が会場にはあっただろうし、凶弾に斃れた兄の、そして自身が行った過去の演説を思わせる表現を使っていたのが、より印象を深めたように感じられた。 登壇したケネディ議員は、病気には直接触れなかったものの、それをおしての出席であ…
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大統領選の veepstakes (辞書に載っていない単語)

テレビの英語ニュースを見ていたら、見出しスーパーに veepstakes とあるのに気づいた。オバマ氏の running mate 選びという内容から、また veep (=vice president) からも、副大統領候補選びを示す単語らしいと想像がつく。しかし手持ちの辞書を見ても載せているものはなかったので、これは面白いとちょっと調…
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外電が伝えた町村氏の「UFO発言」

「UFOは存在するか」という民主党の質問について、町村官房長官が「個人的には絶対いると思う」と定例会見で答えて笑いを取ったニュースは面白かった。もちろん冗談で答えたものだろうが、これより先に発表された「確認していない」という政府の答弁書と同じことをくそまじめに繰り返すだけよりもずっと好ましい。野党の子供じみた質問をうまく受け流したものだ…
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福田総理についての英語

ネット上の英文記事から、福田総理を形容・説明する表現を集めてみた。この点で新総理は、小泉さんや安倍さんよりも興味がある。この2人の人物像と主張は、欧米メディアにとってわかりやすかったと思うが、福田さんは、いかにも旧来の日本の政治家というイメージを持たれているのではないか。そうした人がどう表現されているか、かえって学ぶところがありそうに思…
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「ぶっちぎり」のrunaway

去年、総理になることが確実視されていた安倍さんに関連して shoo-in という単語を取り上げた。それからちょうど1年が経ち、総理の座は福田康夫氏に移ろうとしている。ネット上の英文記事を読んでいたら、自民党総裁選で福田さんが断然優勢であることを表すのに、同じ shoo-in を使った例があったほか、違う単語を使った英文も見かけた。 …
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「お友だち内閣」「仲良しクラブ」~安倍首相にちなむ英語表現

以前、相次いだ閣僚の失言がどう英語に訳されているかを調べて取り上げたことがあった。その際、安倍内閣に対する「仲良しクラブ」という批判の英訳を見つけたので、ついでに書いておいた。その後、類似の表現も目にしたので、そのうちにこちらも調べてまとめてみようかと思っていたら、安倍総理が辞任を表明してしまった。時機を逸してしまったが、せっかくなので…
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首相の臨時代理を置かなくてもいいのだろうか

安倍総理が入院したと聞いた時、誰か代理をつとめるのだろうか、そうだとしたらやはり官房長官だろうか、などと考えた。その後、与謝野官房長官が「今回は臨時代理を置かない」と述べた、という記事を読んだ。理由は「総理に事故があった時や欠けた時」という規定に今回は当てはまらず、病院が近く連絡する方法はいくらでもあるから、ということだそうだ。しかし、…
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職責にしがみつかなかった「美しい国」の総理大臣

先日、安倍総理が「職責にしがみつくことはない」と述べた際、言葉の使い方が変ではないかという指摘がいくつかネット上に載った。私も以前、総理が言った「慙愧に堪えない」について書いたことがあるが、今回は「職を賭して頑張る」ということをいいたいのだろうと思った。しかし坊っちゃん育ちという先入観もあって、「職といっても総理の椅子。辞めても失業する…
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辞書にのっていない選挙の表現

今度の参院選について、国内の世論調査をもとに海外メディアが伝えた記事を読むと、与党の形勢不利というトーンがより強く出ているように感じる。国内の記事だと、「態度未定の割合が多く、なお情勢の変化がありうる」というような説明が比較的はじめの方に出てくるが、英文だとポイントを絞って順番に並べていくので、印象が一層強まるのだろうか。 選挙な…
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さよなら小泉さん (lionを含む表現いろいろ)

outgoing prime minister となった小泉さん。どう評価するかは別として、前例のないタイプの首相だったといっても異論は少ないだろう。その髪型と、当時のSMAPのヒット曲にひっかけたものか、「らいおんはーと」というメルマガを始めた時は驚いたが、「どうせ人気取り、そのうち立ち消えになるか、広報文の丸写しになるのが関の山」く…
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