テーマ:英語

「さよなら英文法!多読が育てる英語力」

刺激的な題が目にとまり、手に取った。多読によって英語の文法を意識しないくらいまで力を高め、文法に「さよなら」するための指南書かと思い、読んでみた。 なるほど、と思う点も多々あった。私もいまだこの程度の実力だが、趣味や仕事でかなりの量の英語を読んできたつもりで、「多読が英語力を育てる」というのは、まったくその通りだと思っている。今の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

up the ante

前回 the sixty-four thousand dollar question を取り上げた際に引用した英文に up the ante という表現が出てきた。英文記事などで比喩的に使われているのを目にすることがあるので、ついでに触れてみたい。 前回あげた Oxford Dictionary of Catchphrases の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

$64 question (数にちなんだ表現)

前回 question にからむ言い回しを取り上げたついでに、「数にちなんだ表現」として sixty-four-dollar questions が頭に浮かんだので、ちょっと書いてみたい。 オンラインの辞書には、例えば、 - the critical or basic question or problem: Wheth…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

good question は「いい質問」ではない

英語学習で私は、演説のほかインタビューも利用してきた。一方的なスピーチと違い、やりとりで話が展開するのが面白く、いろいろな発見もある。ある日私が気づいたのは、"That's a good question." を「いい質問ですね」と訳していいものだろうか、ということだった。 インタビューや講演・会見の質疑応答を聞いていると、質問を…
トラックバック:0
コメント:8

続きを読むread more

「オバマ演説」の本や記事をめぐる雑感

「オバマ就任演説はなぜつまらなかったのか」という見出しが週刊誌の最新号に掲げられていた。私も「派手さに欠ける演説と感じた」と先日書いたが、同じような印象を持った人が結構多かったということだろうか。 そこで、その「週刊朝日」を手にしてページを開くと、記事本編のタイトルはまったく違って「オバマ大統領に学ぶ心をつかむトーク術」というタイ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

オバマ宣誓と分離不定詞と「スター・トレック」

宣誓ミスの話を続ける。最高裁長官が faithfully の場所を間違えたことで思い出したのは、ネイティブの間でも話題になる、to 不定詞と副詞の位置についての問題である。 少し文法の話になるが、不定詞では to と動詞はつながっていなくてはいけない、その間に副詞を入れてはいけない、というのが規範だそうだ。 しかし実際には、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

オバマ宣誓のミスと swear、および名言の謎

前回紹介したオバマ宣誓の「とちり」をめぐるCNNのリポートには、swear のもうひとつの意味にひっかけて面白さを出しているところがある。swearwords という単語を使っているのがそれで、動画の見出しにも A swearing-in worth swearing at. とあるように、「ののしり言葉(を使う)」という方の意味である…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

オバマ宣誓の「とちり」

前回に続いて、オバマ新大統領の就任式について。今回の宣誓では、連邦最高裁長官が決められた文言の語順を誤り、それを復唱するオバマも言葉に詰まるひと幕があった。 私も中継を見ていたが、宣誓の最初のところでオバマがやや勇み足気味となり、John Roberts 長官と息が合わなかった。さすがのオバマも緊張していたのだろうか。 これ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

派手さはなかったオバマ就任演説

演説は抑え気味、やや盛り上がりに欠けたというのが、オバマ新大統領の就任式を見た直後の正直な感想だった。実際に熱狂渦巻く会場にいたら違った印象を持ったのだろうが、テレビで演説だけを見た限りでは、新大統領が直面する現実、課題の大きさをあらためて思い起こさせるものに感じられた。 式典が日本時間の未明で私も眠かったせいかと思ったが、半日以…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

そんなバカな! (Pigs could fly.)

CD店をぶらぶらしていたら、「ブタが飛べた」という邦題の帯がついた輸入盤が目にとまった。瞬間的に、原題は Pigs could fly. というイディオムに違いない、と思った。ジャケットを見たら、羽根の生えたブタが飛んでいる絵とともに、まさしくこの英語が書かれていた。 この表現、「まさか」「信じられない」といった意味である。CDは…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

「2008年英単語大賞」は bailout

"Word of the Year" の発表は毎年この時期の楽しみである。The American Dialect Society が前年を象徴する言葉を選ぶものだが、今回は金融危機を反映して bailout が最も票を集めた。確かにこの単語は去年後半いやというほど目にしたので、選ばれたのは順当というべきか、残念というべきか。 -…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

英語よりも日本語?(「英語の授業は英語で」その5)

英語教育の充実が唱えられると、一方で「むしろ日本語をしっかりやるべきだ」という意見が必ずといっていいほど出るように思う。今回「高校の授業は英語で」という方針が示された時も、やはりこうした声をあちこちで見聞きした。 私には、日本語と英語を二律背反のものとしてとらえる見方がどうも不思議なものに感じられる。前回書いた、高校時代の英語教師…
トラックバック:0
コメント:4

続きを読むread more

英語の先生の思い出(「英語の授業は英語で」その4)

「高校では英語の授業を英語で行う」という新学習指導要領について続ける。ある教科への興味が増すかどうかは、習った先生に影響を受けることがあると思うが、その点で、私は高校の時に教わったある英語の先生にいまでも感謝している。 先生は普段から大量の英文を読んでいて、職員室の机には英語の本が積み上げられていた。そして、英語や内容の面で役に立…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「英語の授業は英語で」(その3)

学校英語でもっと「聞く・話す」に力を入れなくてはならないと主張しつつも、英語で授業を行うことに反対している人がいると前回書いたが、その理由は端的にいって「ネイティブの英語ではない」ということにあるようだ。日本人の英語を聞かせたところで、どれくらいの意味があるのか、むしろ害の方が大きいのではないのか、というわけである。 私の経験は限…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「英語の授業は英語で」(その2)

「高校では英語の授業を英語で進める」という新しい学習指導要領案について、私は前回書いたように、とりあえずやってみる価値はあると思っている。逆にいうと、手放しで賛成しているとか、うまくいくだろうと過度の期待をしているわけではない。歯切れは悪いが、条件つきであるにせよ、ともかく試してみてはどうか、という考えである。 またこれも前回書い…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「英語の授業は英語で」

少し前に報じられたことだが、高校の新しい学習指導要領案で「英語の授業は英語で行う」という方針が打ち出された。私の周囲でも先日ちょっと話題になったので、これについて自分なりに考えてみたい。 印象論で思いつくままに話を進めるのは簡単だが、それは慎むべきで、やはり内容を把握しなければならないと考え、まず文部科学省のサイトで新学習指導要領…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「ブランデンブルク協奏曲」のDVD

concerto を辞書で引くと、harmonize を意味するイタリア語に由来するとある。ソロ奏者が中心的存在となりがちな協奏曲だが、年末年始の休みに見た「ブランデンブルク協奏曲」の新しいDVDは、もともとの意味を思い起こさせてくれるような内容だった。 バッハのこの名作はバロック時代の作品だから、ソロ楽器と管弦楽の線引きが明確に…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「靴投げ」とbookend

前回同様、TIME 誌の最新号から取り上げる。先日イラクを訪問したブッシュ大統領が、地元記者から靴を投げつけられたという騒動を取り上げた記事に、次のようなくだりがあった。 - When the next history of Iraq is written, the chapter on the stormy years foll…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

put into writing, put into words

「タイム」誌の "Person of the Year" はオバマ氏だった。アメリカで大統領選挙がある年は、そうでなくても勝者が選ばれる傾向にあるが、とりわけ今回は「やはり」という感じである。 私もネットで読むのではなく冊子を一部買ってきたが、長い特集でもあり、まだちゃんと読んではいない。ということで、"Person of the…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

giddyup(続・そりすべり)

前回取り上げたルロイ・アンダーソンの「そりすべり」は、のちに歌詞がつけられてクリスマスソングの定番となったが、英語の音の面で印象的なのは、"giddyup" と繰り返される部分だ。 といっても耳で聞いただけでは何と言っているかわからなかったので、綴りは歌詞カードを見て確かめたが、辞書を引くと、giddap, giddyap という…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「そりすべり」(ルロイ・アンダーソン)

街を歩いていたら、この時期の定番の曲「そりすべり」 Sleigh Ride が聞こえてきた。今年もいよいよクリスマスなのだな、と思う。作曲した Leroy Anderson の名は誰もが知っているとはいえないだろうが、誰でも知っているであろう、親しみやすい数々の作品を生み出した。 アメリカ人の作曲家といえば、少し前に取り上げた "…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

straight and narrowと「狭き門」

前回取り上げた straight arrow と似た響きを持つ表現に straight and narrow があるので、短く触れておきたい。意味もちょっと似たところがある。 - socially approved way to live: the orthodox and law-abiding way to live life…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

straight arrow

ウォーターゲート事件の内部告発者「ディープ・スロート」が亡くなったことを前回取り上げたが、「ワシントン・ポスト」紙の追悼記事にあった straight arrow という表現について短く書いておきたい。 - Few could imagine such a straight-arrow career employee, known…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「ディープ・スロート」の死

Deep Throat が亡くなった。ウォーターゲート事件でニクソン大統領が辞任するきっかけをつくった内部告発者である。ケネディ大統領暗殺の真相などと並ぶ、アメリカ現代史の謎のひとつだっただけに、数年前に正体が明らかになった時は驚いた。これについては、以前ここで何回か書いたこともある。 1972年、ワシントンで起きたある不法侵入事…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

brown-water navy

CNNをつけっぱなしにしたまま部屋でくつろいでいたら、"brown-water navy" という言葉が耳に飛び込んできた。blue water, blue-water は知っているが、brown を使うものもあるのか、と思わず身を起して画面を見た。 集中して聞いていたのではないので具体的な使われ方は聞き逃してしまったが、最近問題…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

閣僚の「身体検査」の英訳

再び、少し前に読んだオバマ氏についての英文から。副大統領候補の選考を描いた Newsweek 誌の記事である。この部分を読んで頭に浮かんだのは「身体検査」という日本語だ。もちろん文字通りの意味ではなく、日本の首相が閣僚候補者に対し、不祥事の火種がないかを確かめる事前の身辺調査のことである。 少し長くなるが引用しよう。 - W…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

Admirable Crichtonやadmiralのことなど

前回は作家のマイクル・クライトンについて書いたが、何の気なしにこの姓を辞書で引いたら James Crichton という16世紀のスコットランド人について載っていた。versatile な人物で、"the Admirable Crichton" と呼ばれていたという。「リーダーズ英和辞典」によれば、Admirable Crichton…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

マイクル・クライトンを悼む

少し前になるが、「ジュラシック・パーク」の原作者で、TVドラマ「ER」の制作にも関わっていた作家マイクル・クライトンが亡くなった。まだ66歳、現役で新作の発表を続けていただけに驚いた。 オフィシャルサイトにも "Best-selling author Michael Crichton died unexpectedly" とある。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「奥さまは魔女」とcanned laughter

"Bewitched" は、先日取りあげたスタンダード・ナンバーのほか、アメリカのTVドラマ「奥さまは魔女」の原題でもある。「アイ・ラブ・ルーシー」と並ぶシットコムの古典で、私と同世代以上だったら、実際に見たことがあるか、少なくともタイトルは知っているという人が多いのではないだろうか。 私自身は、子供の時に見た記憶はもうぼんやりと…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

bowdlerize(続・Bewitched)

前回取り上げたスタンダード・ナンバー "Bewitched" について、Wikipedia に面白いことが書かれていた。私がCD等で聴いたり読んだりしてきた歌詞は、多くの場合、オリジナルとは違う版なのだそうだ。音楽作品では歌詞の変更はときにあることだが、この歌については、ちょっときわどい内容なのが改変の理由だという。 Wikipe…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more