油を売るshoot the breeze

shoot が使われている言い回しとしてもうひとつ、shoot the breeze という表現があったのを思い出した。「無駄話をする、おしゃべりをする」といった意味である。

- (US) to chat idly or generally waste time talking
We were just standing around shooting the breeze.

- talk socially without exchanging too much information;
"the men were sitting in the cafe and shooting the breeze"

- make relaxed, casual conversation.
"No, we weren't talking about anything important. We were just shooting the breeze."

- to converse idly : gossip

この単語の組み合わせで、なぜこうした意味が出てくるのはわからない。shoot は命令形だと「(言いたいことを)言ってごらん」ということになる。また「リーダーズ英和辞典」には breeze に「うわさ」という訳語を載せている。こういった意味が今回のイディオムとつながりがあるのだろうか。

ついでだが、shoot は間投詞としてののしり言葉の意味もある。辞書によると、shit を婉曲に言ったもののようだ。私は「言ってみな」の shoot も「畜生」の shoot も、どちらも映画で覚えた。英字新聞や雑誌などではなかなか知ることができない表現かもしれない。

さらについでに、breeze は不定冠詞とともに使って「簡単なこと」という意味にもなる。同義語には a cincha piece of cake がある。

さて shoot the breeze と同じ意味を持つ表現に shoot the bull があるが、続きは後日書くことにしたい


参考:
「シューテム・アップ」~カタカナの題名
Don't shoot the messenger.
「井戸端会議」あれこれ