続・The Evening Newsから落穂拾い

アーサー・ヘイリー Arthur Hailey の "The Evening News" から、ちょっと面白いと思った表現をさらにいくつか書き留めておこう。今回は、いずれもテレビに関係ある言い回しである。

●after-the fact [while-it-happened] picture

The Partridge report from DFW would, of course, lead the second feed and while competing networks might, by now, have after-the-fact pictures for their second feeds, CBA's while-it-happened pictures remained a world exclusive and would be repeated many times in the days to follow.

旅客機の緊急着陸を取材するシーンに出てきたもので、「出来事が起きた後に撮った現場の映像」と「起きている最中をとらえた映像」をこう表現している。

また、lead は「(ニュースの)トップを飾る」、second feed 「2回目の放送」ということだが、これは小説の内容に沿って少し補足説明が必要だろう。複数の標準時間帯があるアメリカとあって、作中のニュース番組は2回生放送されるが、それぞれが first feed, second feed と呼ばれている。事故の映像は1回目の放送の最後の方に入ってきて、すぐあとに続く2回目の放送ではこれをトップニュースにする、ということだろう。

●camera-shy

Something else the faculty guy recalled was that Rodriguez was camera-shy, would never let anyone take his picture.

「カメラに撮られるのをいやがる」ということ。

●silhouette interview

"We needn't say who you are or show your face. We can do what's called a silhouette interview, using backlighting so viewers will only see a shadow. We can even disguise your voice."

画面に映っている人が誰だかわからないように、逆光で撮影したインタビューがこう呼ばれていた。声も disguise するということは、日本のテレビでもあるように、変な音になるよう加工することだと思うが、もしかしたら誰か別の人の声で吹きかえることだろうか。この辺はよくわからなかった。


参考:
読んだ本:The Evening News (Arthur Hailey)
The Evening Newsから落穂拾い