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zoom RSS テーマ「本」のブログ記事

みんなの「本」ブログ

タイトル 日 時
「さよなら英文法!多読が育てる英語力」
「さよなら英文法!多読が育てる英語力」 刺激的な題が目にとまり、手に取った。多読によって英語の文法を意識しないくらいまで力を高め、文法に「さよなら」するための指南書かと思い、読んでみた。 ...続きを見る

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2009/02/13 10:06
「ゆらこめ」 (読んだ本)
「ゆらこめ」 (読んだ本) クラシック音楽のCD評を綴った「ゆらむぼの部屋」というサイトがあった。ある日久しぶりに訪れたら、そこに書かれていたのは「ゆらむぼ」さんが急逝したという家族の方の文だった。 ...続きを見る

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2009/01/05 09:09
マイクル・クライトンを悼む
マイクル・クライトンを悼む 少し前になるが、「ジュラシック・パーク」の原作者で、TVドラマ「ER」の制作にも関わっていた作家マイクル・クライトンが亡くなった。まだ66歳、現役で新作の発表を続けていただけに驚いた。 ...続きを見る

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2008/12/13 10:05
「推理小説の誤訳」
「推理小説の誤訳」 これも週末に手に入れたものだが、手厳しい本である。アガサ・クリスティーのさまざまな翻訳に見られる誤訳を、翻訳者の実名をあげて具体的に論じたものだ。歯に衣着せぬ指摘は、著者が弁護士であり、つまりは翻訳業界と無関係であることにもよるのだろうか、と思った。 ...続きを見る

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2008/09/03 08:07
充実の「アンカーコズミカ英和辞典」
充実の「アンカーコズミカ英和辞典」 今年1月に出た新しい辞書である。この週末に購入したが、すばらしい内容だと思った。これまで何回か、辞書で気づいた不適切と思える訳語や説明を私は取りあげてきたが、この辞典を見ると、そのいくつかについて納得のいく記述が書かれていた。さらに、他の辞書にないような斬新な説明や工夫も見られる。 ...続きを見る

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2008/09/01 08:05
英訳「奥の細道」を読む〜月日は百代の過客
先日、ドナルド・キーンによる「奥の細道」の英訳を手に入れ、他の翻訳とも比較しながら読んでいきたい、と書いた。そこで、かの有名な冒頭「月日は百代の過客」のくだりを読み比べてみた。 ...続きを見る

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2008/07/31 08:30
英訳「奥の細道」
英訳「奥の細道」 ドナルド・キーン氏が訳した英文「おくのほそ道」が文庫化されているのを見つけ、さっそく購入した。奥付を見ると出版されたのは1年前だが、これまで気がつかなかった。古典はからきし駄目な私だが、この名作は例外的に心ひかれる作品であることは、以前ちょっと書いたことがある。 ...続きを見る

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2008/07/12 10:26
「中世の東海道をゆく」
「中世の東海道をゆく」 最近の新書は、「手軽に読める」というべきか、「お手軽な内容」というべきか、そんな傾向を強めているように思う。この本も、古典などを引用して古き日本に読者をいざなう、といった肩の凝らない内容を想像して手に取ったが、いい意味で裏切られた。小さいが中身の詰まった、かつての新書を彷彿とさせる、読みごたえのあるものだった。 ...続きを見る

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2008/07/10 08:07
オーウェルの英語指南
オーウェルの英語指南 George Orwell の作品といえば、「動物農場」や「1984年」のほか、エッセイをいくつか読んだことがある。ほとんどは翻訳であるが、原文で読む場合は、前回触れた「象を撃つ」 Shooting an Elephant のような短い作品の方がとっつきやすそうだ。とりわけ英語学習者にとって、彼の "Politics and the English Language" は興味深く読めると思う。 ...続きを見る

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2008/07/06 12:13
誰が見張りを見張るのか(Who watches the watchmen?)
誰が見張りを見張るのか(Who watches the watchmen?) 最近出版された「こんなに使える経済学」という新書本を読んでいたら、次のようなくだりがあった。ここから連想したのが、ラテン語に由来する「監視者は誰が監視するのか」という言葉である。手持ちの辞書には載っていないが、英文でもたまに目にすることがある表現だ。 ...続きを見る

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2008/06/27 00:52
「生物と無生物のあいだ」
「生物と無生物のあいだ」 話題になっているので手に取ったが、個人的にはどう評したらいいのか困る本であった。よく理解できない部分と、引き込まれるようにして読んだ部分との落差が大きすぎる。また著者も、名文家なのか、ある種気取った文章を書くだけの人なのか、どちらともいえるようで、正直よくわからなかった。 ...続きを見る

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2008/06/08 00:48
「借りた時間を生きる」とは?
先日、SF作家クラークが死去したことについて書いたが、彼の作品「2001年宇宙の旅」の翻訳にちょっとひっかかる部分があり、それをきっかけに覚えたイディオムがある。これまでも書いたことがあるが、こういった形で単語や表現を覚えることが時々あって、翻訳者に対して意地悪といえば意地悪である。 ...続きを見る

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2008/03/21 23:02
追悼 アーサー・C・クラーク
追悼 アーサー・C・クラーク 少し前に取り上げた「幼年期の終わり」の作者アーサー・C・クラーク Arthur C. Clarke が亡くなった。私にとって、子供の頃からその作品を読んできて、いくつかは原書を手に取り、英語に親しむ上でも助けになったSF作家である。 ...続きを見る

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2008/03/20 10:34
「ドリアン・グレイの肖像」の名言
 「ドリアン・グレイの肖像」の名言 先日、where と end と start (begin) を使えば「どこまでが○○で、どこからが××か」という日本語を表すことができそうだと書いた。この単語の組み合わせで、もうひとつ頭に浮かんだ言い回しがある。例として、オスカー・ワイルドの小説「ドリアン・グレイの肖像」 The Picture of Dorian Gray の第1章に次のようなくだりがある。 ...続きを見る

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2008/03/16 17:33
war to end all warsって何だ?
war to end all warsって何だ? アメリカ大統領選挙では、クリントン候補が挽回したとたん「オバマ候補の人気に翳り」といった記事が続出したのには面食らったが、それはともかく、先日の TIME 誌に "The Primary to End All Primaries?" というタイトルの関連記事があった。この X to end all Xs は一種のイディオムであり、直訳するとまずい場合がある。 ...続きを見る

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2008/03/13 09:41
ホームズ全集の新訳が完結
ホームズ全集の新訳が完結 一昨年から出版されていたシャーロック・ホームズの新しい文庫本全集が完結した。訳したのはホームズに造詣が深いプロの翻訳家だが、「おたく」的な脚注を避け、広く一般に読んでもらうことを目指したという。訳者による解説には、「ホームズもの」をめぐる翻訳観も書かれていて興味深かった。 ...続きを見る

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2008/02/18 08:07
アルファベットの頻度(etaoin shrdlu)
アルファベットの頻度(etaoin shrdlu) 1年前に「わら人形」について書いたが、この言葉から頭に浮かんだのが、コナン・ドイルのホームズもの短編「踊る人形」である(単純な連想で、直接の関係はまったくない)。ネタばれになるので詳しくは書かないが、この中に「アルファベット各文字が使われる頻度」についての話が出てくる。面白いテーマなので、ちょっと調べてみた。 ...続きを見る

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2008/01/23 10:20
transcriptionと「幼年期の終わり」とバッハ
前回の関連である。「幼年期の終わり」を再読したら、登場人物が最後にバッハに耳を傾ける場面があるのに気づいた。実は、同じクラークの「2001年宇宙の旅」にも似たシーンがある。人類の黄昏にはバッハが似合うと作者は考えているのだろうか。そう思いつつ、何の気なしに3種類ある「幼年期」の訳書を比べたら、この場面にある transcription という単語の解釈が異なっているのに気づいた。 ...続きを見る

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2008/01/15 18:10
新しい「幼年期の終わり」
新しい「幼年期の終わり」 「カラマーゾフの兄弟」が何かと話題の光文社古典新訳文庫から、名作の誉れ高い「幼年期の終わり」 Childhood's End が出ているのを書店で見つけた。私は高校生の時に初めて読み、社会人になってから原書でも読んだ作品だ。SFというジャンル、しかも1953年発表という新しい作品をこの文庫が取り上げたことにまず驚き、さらに中身を見て、実は原作者のクラークは一部を改作しており、その初訳と知って二度驚いた。 ...続きを見る

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2008/01/14 11:28
Gravity(読んだ本)
Gravity(読んだ本) 宇宙と地上を舞台に、いわゆる「バイオハザード」を扱ったサスペンスである。アマゾンの読者評を見ると、「アポロ13」や「エイリアン」、また「アウトブレイク」や「ER」の要素をあわせたようなもの、とあり、何となく内容を想像していただけるだろうか。私はマイケル・クライトンの初期の作品「アンドロメダ病原体」も連想した。以下、多少のネタばれがある。 ...続きを見る

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2007/12/14 17:12
「陰の季節」(横山秀夫)
「陰の季節」(横山秀夫) 短編「陰の季節」は、私が初めて読んだ横山秀夫の小説だ。ひと昔前、海外の出張先に持っていった雑誌に掲載されていた。何気なしに読み始めたが、すぐに引き込まれた。犯罪ものではあるが、その設定が何とも意表をついたものだったからだ。 ...続きを見る

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2007/11/26 01:06
「新英文読解法」
「新英文読解法」 「勉学の秋」の深まりにあわせて、今回は英語の学習書を紹介してみたい。怠け者の私は日々の英語学習は疎かにしているので、その埋め合わせにと、何年かおきにまとまった学習書を通読するようにしている。通勤電車やトイレタイムなどの時間も利用して、集中的に1冊を読み通す。 ...続きを見る

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2007/11/23 23:54
英訳版「沈黙」から拾った表現・その1
英訳版「沈黙」から拾った表現・その1 このほど読んだ遠藤周作「沈黙」の英訳版 "Silence" から、目についた表現をいくつかあげていくことにしよう。日本語作品の英訳なので、読みながら印をつけたのは英語として面白い言い回しというより、「原作ではどうなっているのだろう」という興味を持ったものが中心となり、読了後にまとめて原文と比べてみた。 ...続きを見る

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2007/11/11 23:51
英訳版「沈黙」(遠藤周作)
英訳版「沈黙」(遠藤周作) 本は放っておくと増える一方なので、折に触れて処分するようにしているが、ページがすっかり黄ばんだ遠藤周作の「沈黙」は、ずっと本棚にある。高校生の時に初めて読み、凄い小説だと思った。この作品をマーティン・スコセッシ監督が映画化する予定だと聞いたので再び興味を持ち、今回は英訳のペーパーバック "Silence" を手に取ってみた。 ...続きを見る

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2007/11/10 22:41
コヴェントリーにまつわる英語(その1)
コヴェントリーにまつわる英語(その1) さいとう・たかを の劇画「ゴルゴ13」を長年読んでいる。国際情勢に題材を取ったストーリーが多く毎回楽しんでいるが、いま連載中のエピソードは、第2次大戦中のドイツ空軍 Luftwaffe による「コヴェントリー空襲」にまつわる俗説を扱っている。 ...続きを見る

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2007/09/09 23:05
『英語学習7つの誤解』
『英語学習7つの誤解』 夏休みの旅先で読んだ新書である。何か持っていこうと出発の前日に書店をぶらぶらしていたら、出版されたばかりで平積みになっていたのが目にとまった。こうした「英語学習法」系の本を私はほとんど読まなくなったが、値段も手頃なので買い求めた。 ...続きを見る

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2007/09/02 10:24
「老人と海」で学んだ英語
「老人と海」で学んだ英語 海にちなんだ話の流れで、今回はこのヘミングウェイの小説にまつわる思い出について書くことにする。中学2年生の時、初めて買った数冊の洋書のひとつが、この "The Old Man and the Sea" だった。確か Penguin 版のペーパーバックで、表紙には Spencer Tracy 主演の映画のスチルが使われていた。 ...続きを見る

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2007/08/28 00:24
『「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった』
『「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった』 「誤解と誤訳の近現代史」というサブタイトルが示すように、言葉にまつわる「歴史秘話」的な本である。 ...続きを見る

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2007/08/17 23:51
「エントリ」か「エントリー」か
「エントリ」か「エントリー」か entry にはいくつかの意味があるが、ブログの個々の日記を指すのにも使うことができ、日本語でも「エントリ」と呼ばれている。 ...続きを見る

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2007/08/13 23:27
「夕凪の街 桜の国」
「夕凪の街 桜の国」 私自身が親となった年に8月がやってきたとき、子供の寝顔を見ながら、ぼんやりと思った―自分が親と決定的に違うことがある。それは、戦争について自分の子供に語るべき直接の体験を持ち合わせていない、ということだ。 ...続きを見る

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2007/08/10 23:08
Hiroshima (John Hersey)
Hiroshima (John Hersey) 以前読んだものだが、「ヒロシマ・ナガサキ」に関連して、やはりぜひあげておきたい作品だ。戦後まもなく広島に入ったジャーナリストが外国人を含む被爆者を取材したもので、原爆投下の1年後、「ニューヨーカー」誌に発表された。その号に掲載されたのはこの作品ただ一編のみで、広島の惨禍を広く世界に知らしめることになったという。 ...続きを見る

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2007/08/05 22:52
「ジャズの英語」
「ジャズの英語」 「歌で英語を学ぼう」といわれるものの、大人が興味を持つような新しい作品について歌詞を詳しく説明した教材は、著作権のためかもしれないが、あまり多くはないように思う。 ...続きを見る

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2007/07/06 02:10
「ハムレット」の名セリフの訳
「ハムレット」の名セリフの訳 「慣用」をめぐって、もう1回書くことにする。シェイクスピアの「ハムレット」の名セリフといえば、何といっても "To be, or not to be..." だ。この訳として一般に言い慣わされているのは、「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」だろう。ところが面白いことに、この言い回しが出てくる翻訳(完訳本)は、これまでひとつもないのだそうだ。 ...続きを見る

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2007/06/23 01:00
「緋色の研究」(あるいは「習作」)のこと
「緋色の研究」(あるいは「習作」)のこと 前回、「エチュード」(練習曲)というCDを取り上げたが、フランス語に由来する etude と同じ意味を持つのが study だ。この単語は、美術の「習作」をも意味する。これで連想するのが、シャーロック・ホームズが初めて登場したコナン・ドイルの小説 "A Study in Scarlet" である。 ...続きを見る

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2007/06/20 02:18
「バベルの謎」
「バベルの謎」 「ミステリのように読める、スリリングな一般教養書」といった、カタカナまじりの下手な宣伝文句が頭に浮かんだほど面白く、一気に読んでしまった。 ...続きを見る

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2007/06/09 23:34
「英語の冠詞ドリル」
「英語の冠詞ドリル」 いつまでたってもなかなか自信を持てるようにならないのが冠詞だ。文法書を見ると、どのような時にどう使うかが列挙されているが、英語に触れていると、そうした知識ではどうにも理解できない実例にぶつかったりする。 ...続きを見る

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2007/06/03 20:58
「岩波英和辞典」の思い出
先日「オックスフォード英和辞典」(OED)についての本を紹介したが、関連で、OEDを参考に編纂された「岩波英和辞典」の思い出を書くことにしたい。英語学習の初期に一時使った後、自分には向かないと捨ててしまったのだが、後になって何ともったいないことをしたのかと悔やんだ。いまは絶版で手に入らない。 ...続きを見る

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2007/05/11 23:06
読んだ本:The Professor and the Madman
読んだ本:The Professor and the Madman 「事実は小説より奇なり」を地で行くノンフィクションである。最大の英語辞典 The Oxford English Dictionary (OED)は、実に70年もの歳月をかけて完成されたが、その編纂を陰で支えた、ひとりの謎の人物に焦点をあてたものだ。 ...続きを見る

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2007/05/04 16:27
ルビコン川で骰子を投げる
ルビコン川で骰子を投げる 前回、サイコロを表す2つの単語について、「ことわざ・成句以外は単数形の die はまれ」という辞書の記述を紹介したが、連想した名句といえば、やはりカエサル(シーザー)がルビコン川渡河に際して言ったという "The die is cast." である。 ...続きを見る

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2007/04/19 08:03
読んだ本:The Evening News (Arthur Hailey)
読んだ本:The Evening News (Arthur Hailey) アーサー・ヘイリーといえば、私が10代の頃、泣く子も黙るベストセラー作家として名を馳せていた。1990年代後半に最後の小説を出版し、数年前に亡くなったが、あっという間に忘れられていったように思う。そのヘイリーの "The Evening News"(1990年)を読んだ。以下、多少のネタバレがある。 ...続きを見る

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2007/04/11 08:05
「グリム童話の世界」
幼い子どもがいるおかげで、日本や外国の童話に久しぶりに再会している。私が子どもの時に読んだ装丁そのままで、今も版を重ねている創作童話には、本当に懐かしい気持ちにさせられる。また、いろいろアレンジはされているものの、古典作品は言うに及ばない。 ...続きを見る

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2007/04/10 22:38
ビートルズのbiography読了
ビートルズのbiography読了 これまでいくつかの英語表現を紹介してきた the Beatles の伝記"The Love You Make"を読み終わった。さすがにもう過去の存在になりつつあるのかもしれないが、私は十代前半の頃、毎日のようにビートルズを聞いていた。 ...続きを見る

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2007/02/27 22:10
2つの「アルジャーノンに花束を」(続・印象に残った翻訳)
2つの「アルジャーノンに花束を」(続・印象に残った翻訳) 先日、印象深かった翻訳として「さゆり」を紹介したが、今回はもうひとつ、Daniel Keyes の「アルジャーノンに花束を」"Flowers for Algernon"の翻訳について書いてみたい。よく知られた人気作だと思うが、この作品には2つの版があり、翻訳者も異なっている。 ...続きを見る

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2007/02/08 08:00
「さゆり」(印象に残った翻訳)
「さゆり」(印象に残った翻訳) これまで、いろいろな翻訳を読んできた。私程度の国語力から見ても放り出したくなるほどの拙い訳があり、血の気が多かった若い頃には出版社に苦情のはがきを出したこともある。一方で、翻訳者に感謝したくなるような素晴らしい訳もあった。近年読んだ翻訳で、ことに印象に残ったものとして頭に浮かぶのが、映画にもなった「さゆり」である。 ...続きを見る

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2007/02/07 08:06
「飛ぶ教室」の新訳
「飛ぶ教室」の新訳 ドイツの作家エーリヒ・ケストナーの「飛ぶ教室」は、クリスマスの時期にギムナジウムの生徒たちが体験した出来事を描いた作品である。小学校の高学年の時に引き込まれるようにして読んだ。高校生の時には英訳も手に入れた。先日、書店に立ち寄ったら、そのなつかしい「飛ぶ教室」の新訳が光文社の古典文庫から出ているのを見つけた。 ...続きを見る

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2007/01/25 11:13
式亭三馬の「浮世風呂」
連休に家族と温泉へ行き、舞い落ちる雪を眺めながら、のんびりと湯に浸かってきた。これまで訪れたことがある国にも、トルコのハマムとか、イスラエルの死海沿いにあった身体が浮く健康ランドなど、それなりに楽しめる入浴施設があった。しかしやはり日本人、熱い湯がたっぷり流れる日本の温泉は格別だ。 ...続きを見る

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2007/01/09 10:51
カズオ・イシグロの「日の名残り」〜映画と小説
カズオ・イシグロの「日の名残り」〜映画と小説 先日ちょっと触れた Kazuo Ishiguro の "The Remains of the Day" は、彼の小説の中でも最も愛好者が多いのではないだろうか。 映画化もされていて、原作をかなり忠実に描いている。イギリス英語がふんだんに味わえるこの映画をDVDで久しぶりに鑑賞した。以下、小説とも比べながら、感じたことを少し書いてみたい。以下、ネタばれがある。 ...続きを見る

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2006/12/31 23:34
カズオ・イシグロの英文を味わう
カズオ・イシグロの英文を味わう 「英語を読む時は、口や頭の中で音声化してはならない」―その昔聞いた速読の方法論である。その後、英語が情報を知る手段になると、読む速度も上がり、音声化も徐々に減ったように感じた。さらに、速読にこだわらず楽しみで英語を読むようになると、逆に英文の方から美しい音を発していると錯覚することも起きるようになった。そんな体験を最初にしたのが、Kazuo Ishiguro の "The Remains of the Day"(1989年)である。 ...続きを見る

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2006/12/27 22:18
「英語教師 夏目漱石」
「英語教師 夏目漱石」 夏目漱石といえば、英文学を専門とし英語を教えもしていたが、留学先のロンドンでは苦しい体験をしたことが知られている。そのためか、その英語力は読解が中心で会話が不得手という書斎派のそれであり、いってみれば典型的な日本人、という印象を持っている人が多いのではないだろうか。はたして本当にそうだったのだろうか。 ...続きを見る

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2006/12/09 00:44
「翻訳教室」(柴田元幸)
「翻訳教室」(柴田元幸) 私はアメリカの現代文学にはあまり興味がないが、以前、たまたま何かの作品を柴田元幸氏の翻訳で読んだ時、自然な訳文だなと印象に残った。その後、氏の訳業が高い評価を受けていることを知った。それからは、柴田氏が翻訳した作品を見つけると、手に取ってしばし読んでみる、しかし購入まではしないという、氏と出版社には迷惑千万な行為を繰り返している。 ...続きを見る

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2006/11/12 10:00
「サロメ」の昭和初期の翻訳
イスラム教徒の反発を招きかねない場面があるとして、ベルリンの歌劇場が新演出によるオペラ「イドメネオ」の上演を一時中止しようとしたことが報じられた。モーツァルトのこの作品は、先日取り上げた deus ex machina の例といえるだろう。 ...続きを見る

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2006/10/29 09:41
ボブ・ウッドワードの新著
イラク問題でブッシュ大統領が躓いていることについて書いたが、これまで何回か取り上げた "The Secret Man" の著者 Bob Woodward が新著 "The State of Denial" を出した。イラク問題で苦境に陥ったブッシュ政権を描いているとあって、中間選挙を前に話題になっている。 ...続きを見る

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2006/10/26 23:59
ラテン語由来の単語をいくつか
先日取り上げた deus ex machina という単語はラテン語に由来するが、こうした言葉は他にもいろいろある。etc. (et cetera), ad lib (ad libitum), ad hoc, a.m. (ante meridiem), p.m. (post meridiem), A.D. (anno Domini, B.C.は英語で before Christ) などは、日本語としてもおなじみだろう。 ...続きを見る

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2006/10/20 10:55
Deep Throat の正体・英単語編
ウォーターゲート事件で、ボブ・ウッドワード記者に極秘情報を提供した謎の政府高官につけられた Deep Throat とは、実は事件当時、話題になっていたポルノ映画のタイトルである。このあだ名をつけたのはウッドワードの上司だ。先日取り上げたウッドワードの著書 "The Secret Man" には、次のように書かれている。 ...続きを見る

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2006/10/12 23:41
「ディープ・スロート」の正体
去年、個人的に驚いたニュースは、ウォーターゲート事件でニクソン大統領を辞任に追い込むきっかけとなった謎の情報提供者「ディープ・スロート」の正体が明かされたことだった。 ...続きを見る

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2006/10/11 23:55
和製英語は役に立つ
和製英語は英語学習の敵である―たぶん、そう考えるのが一般的だろう。しかし、これだけ巷にカタカナ語があふれるようになってしまった昨今、どうせなら少しでも前向きにとらえたほうがいいのではないかと前から思ってきた。心ある学習者なら、ただ嘆くだけでなく、正しい英語は何なのかを確かめるはず、という考えもある。 ...続きを見る

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2006/10/07 23:38
『歴史をかえた誤訳』(鳥飼 玖美子)
先日、定冠詞の有無をどう解釈するかが論議となった国連決議について書いたが、このエピソードは、世界情勢や歴史の本に書かれていて、これまで何回かお目にかかったものだ。しかし(あくまで私が見た限りだが)英語の学習書で目にした記憶はない。定冠詞を説明する上で比較的わかりやすい例だと思うし、歴史的なエピソードとしても意味があると思うのだが。 ...続きを見る

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2006/08/16 23:29
「黙殺」の英訳と日本の運命
1945年7月末、日本に無条件降伏を迫るポツダム宣言についての総理大臣のひと言が、連合国に「拒絶」と受け取られ、アメリカは原爆投下を決めた―終戦にまつわるエピソードとして、聞いたことがあるという人もいるかと思う。しかし、これは本当に史実だったのだろうか。 ...続きを見る

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2006/08/14 23:18
100パーセントでは不十分 (110 percent)
書店の洋書コーナーで、007の新作 "Casino Royale" をカバー特集にした映画雑誌 EMPIRE の最新号が目にとまった。公開前なのに、すでに主演のダニエル・クレイグ Daniel Craig が一部で不評だ。 ...続きを見る

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2006/08/12 01:58
「ヒロシマ」の前に原爆の犠牲になったアメリカ人
広島に投下されることになる原爆のウラニウムは、アメリカ本土から巡洋艦インディアナポリスによって投下部隊の待つ太平洋のテニアン島に運ばれた。大役を果たして島を離れた後、インディアナポリスは、日本の潜水艦に発見され、攻撃を受けて沈没する。 ...続きを見る

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2006/08/11 23:12
「カウントダウン・ヒロシマ」 Shockwave: Countdown to Hiroshima
人類初の核実験から広島への原爆投下までのおよそ3週間を、科学者や軍人、アメリカと日本の政治家、そして広島市民の姿を通して描いた、最近のノンフィクションである。 ...続きを見る

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2006/08/09 23:52
「ノーモア・ヒロシマ」の英訳
「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」を、そのまま "No more Hiroshima." とするのは適切ではない。これだと、広島という都市はもうなくていい、というような意味になってしまうはずで、はなはだまずいことになる。 ...続きを見る

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2006/08/06 23:52
語学に打ち込んだ江戸の先人
先月の末、戦争文学や歴史小説で知られる作家の吉村昭が亡くなった。 ...続きを見る

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2006/08/02 22:48
英語は難しくないのに速読するのは難しい本
英語の力をつけるために読書は不可欠だろうし、多読、あるいは速読の重要性もよく指摘されている。ただ、速読を強調するあまり、何でもかんでも速く読まなくてはならない、という固定観念のような考えを持つとしたら、それはそれでまずいのではないだろうか。今回読んだエドワード・サイードとダニエル・バレンボイムの対談集は、そんなことを思わせてくれた。 ...続きを見る

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2006/07/24 10:32
ネイティブのための単語の使い方ガイド
単語の正しい使い方についての、ネイティブによるネイティブのための本である。プロのライターである著者が、不適切と考えた新聞・雑誌などの実例をもとに解説している。アルファベット順に並べた辞書形式になっているが、それほど厚くはなく、読み物としても面白い。 ...続きを見る

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2006/07/14 01:40
「ダ・ヴィンチ・コード」より面白かった「天使と悪魔」
かの大ベストセラー 「ダ・ヴィンチ・コード」 The Da Vinci Code の陰に隠れた感がある(と少なくとも私は思っている)のが、主人公 Robert Langdon が初めて登場する、この「天使と悪魔」 Angels & Demons である。ペーパーバックを少し前に読んだが、このほど映画化が決まったと聞き、どうしてこれまでもっと話題にならなかったのか、と改めて不思議に思った。 ...続きを見る

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2006/06/19 12:00
「表現のための実践ロイヤル英文法」
最近、書店の実用英語のコーナーに英文法関係の本が増えてきたなという印象を持っている。英会話ばかりでは出版社も新味が出せなくなったから、という意地の悪い見方もできそうだが、英文法というだけで、一部から問答無用で「実用英語の敵」扱いされていた昔に比べれば、いい傾向だと思う。無味乾燥に陥らないよう工夫をこらした学習書も多いようだ。 ...続きを見る

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2006/06/10 01:00
【索引】 シャーロック・ホームズ
- 充実の「アンカーコズミカ英和辞典」 ...続きを見る

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【索引】 紹介したペーパーバック
英訳「奥の細道」 http://english-sea.at.webry.info/200807/article_21.html http://english-sea.at.webry.info/200807/article_7.html ...続きを見る

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