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zoom RSS テーマ「英語」のブログ記事

みんなの「英語」ブログ

タイトル 日 時
「さよなら英文法!多読が育てる英語力」
「さよなら英文法!多読が育てる英語力」 刺激的な題が目にとまり、手に取った。多読によって英語の文法を意識しないくらいまで力を高め、文法に「さよなら」するための指南書かと思い、読んでみた。 ...続きを見る

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2009/02/13 10:06
up the ante
前回 the sixty-four thousand dollar question を取り上げた際に引用した英文に up the ante という表現が出てきた。英文記事などで比喩的に使われているのを目にすることがあるので、ついでに触れてみたい。 ...続きを見る

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2009/02/08 09:53
$64 question (数にちなんだ表現)
前回 question にからむ言い回しを取り上げたついでに、「数にちなんだ表現」として sixty-four-dollar questions が頭に浮かんだので、ちょっと書いてみたい。 ...続きを見る

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2009/02/05 23:15
good question は「いい質問」ではない
英語学習で私は、演説のほかインタビューも利用してきた。一方的なスピーチと違い、やりとりで話が展開するのが面白く、いろいろな発見もある。ある日私が気づいたのは、"That's a good question." を「いい質問ですね」と訳していいものだろうか、ということだった。 ...続きを見る

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2009/02/02 08:03
「オバマ演説」の本や記事をめぐる雑感
「オバマ演説」の本や記事をめぐる雑感 「オバマ就任演説はなぜつまらなかったのか」という見出しが週刊誌の最新号に掲げられていた。私も「派手さに欠ける演説と感じた」と先日書いたが、同じような印象を持った人が結構多かったということだろうか。 ...続きを見る

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2009/01/30 10:14
オバマ宣誓と分離不定詞と「スター・トレック」
宣誓ミスの話を続ける。最高裁長官が faithfully の場所を間違えたことで思い出したのは、ネイティブの間でも話題になる、to 不定詞と副詞の位置についての問題である。 ...続きを見る

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2009/01/27 16:45
オバマ宣誓のミスと swear、および名言の謎
前回紹介したオバマ宣誓の「とちり」をめぐるCNNのリポートには、swear のもうひとつの意味にひっかけて面白さを出しているところがある。swearwords という単語を使っているのがそれで、動画の見出しにも A swearing-in worth swearing at. とあるように、「ののしり言葉(を使う)」という方の意味である。 ...続きを見る

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2009/01/25 13:10
オバマ宣誓の「とちり」
前回に続いて、オバマ新大統領の就任式について。今回の宣誓では、連邦最高裁長官が決められた文言の語順を誤り、それを復唱するオバマも言葉に詰まるひと幕があった。 ...続きを見る

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2009/01/23 08:08
派手さはなかったオバマ就任演説
演説は抑え気味、やや盛り上がりに欠けたというのが、オバマ新大統領の就任式を見た直後の正直な感想だった。実際に熱狂渦巻く会場にいたら違った印象を持ったのだろうが、テレビで演説だけを見た限りでは、新大統領が直面する現実、課題の大きさをあらためて思い起こさせるものに感じられた。 ...続きを見る

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2009/01/22 08:36
そんなバカな! (Pigs could fly.)
そんなバカな! (Pigs could fly.) CD店をぶらぶらしていたら、「ブタが飛べた」という邦題の帯がついた輸入盤が目にとまった。瞬間的に、原題は Pigs could fly. というイディオムに違いない、と思った。ジャケットを見たら、羽根の生えたブタが飛んでいる絵とともに、まさしくこの英語が書かれていた。 ...続きを見る

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2009/01/20 08:03
「2008年英単語大賞」は bailout
"Word of the Year" の発表は毎年この時期の楽しみである。The American Dialect Society が前年を象徴する言葉を選ぶものだが、今回は金融危機を反映して bailout が最も票を集めた。確かにこの単語は去年後半いやというほど目にしたので、選ばれたのは順当というべきか、残念というべきか。 ...続きを見る

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2009/01/12 10:06
英語よりも日本語?(「英語の授業は英語で」その5)
英語教育の充実が唱えられると、一方で「むしろ日本語をしっかりやるべきだ」という意見が必ずといっていいほど出るように思う。今回「高校の授業は英語で」という方針が示された時も、やはりこうした声をあちこちで見聞きした。 ...続きを見る

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2009/01/10 07:59
英語の先生の思い出(「英語の授業は英語で」その4)
「高校では英語の授業を英語で行う」という新学習指導要領について続ける。ある教科への興味が増すかどうかは、習った先生に影響を受けることがあると思うが、その点で、私は高校の時に教わったある英語の先生にいまでも感謝している。 ...続きを見る

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2009/01/09 08:05
「英語の授業は英語で」(その3)
学校英語でもっと「聞く・話す」に力を入れなくてはならないと主張しつつも、英語で授業を行うことに反対している人がいると前回書いたが、その理由は端的にいって「ネイティブの英語ではない」ということにあるようだ。日本人の英語を聞かせたところで、どれくらいの意味があるのか、むしろ害の方が大きいのではないのか、というわけである。 ...続きを見る

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2009/01/08 09:57
「英語の授業は英語で」(その2)
「高校では英語の授業を英語で進める」という新しい学習指導要領案について、私は前回書いたように、とりあえずやってみる価値はあると思っている。逆にいうと、手放しで賛成しているとか、うまくいくだろうと過度の期待をしているわけではない。歯切れは悪いが、条件つきであるにせよ、ともかく試してみてはどうか、という考えである。 ...続きを見る

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2009/01/07 15:46
「英語の授業は英語で」
少し前に報じられたことだが、高校の新しい学習指導要領案で「英語の授業は英語で行う」という方針が打ち出された。私の周囲でも先日ちょっと話題になったので、これについて自分なりに考えてみたい。 ...続きを見る

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2009/01/06 10:16
「ブランデンブルク協奏曲」のDVD
「ブランデンブルク協奏曲」のDVD concerto を辞書で引くと、harmonize を意味するイタリア語に由来するとある。ソロ奏者が中心的存在となりがちな協奏曲だが、年末年始の休みに見た「ブランデンブルク協奏曲」の新しいDVDは、もともとの意味を思い起こさせてくれるような内容だった。 ...続きを見る

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2009/01/03 10:27
「靴投げ」とbookend
前回同様、TIME 誌の最新号から取り上げる。先日イラクを訪問したブッシュ大統領が、地元記者から靴を投げつけられたという騒動を取り上げた記事に、次のようなくだりがあった。 ...続きを見る

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2008/12/30 10:06
put into writing, put into words
put into writing, put into words 「タイム」誌の "Person of the Year" はオバマ氏だった。アメリカで大統領選挙がある年は、そうでなくても勝者が選ばれる傾向にあるが、とりわけ今回は「やはり」という感じである。 ...続きを見る

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2008/12/28 10:36
giddyup(続・そりすべり)
giddyup(続・そりすべり) 前回取り上げたルロイ・アンダーソンの「そりすべり」は、のちに歌詞がつけられてクリスマスソングの定番となったが、英語の音の面で印象的なのは、"giddyup" と繰り返される部分だ。 ...続きを見る

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2008/12/26 08:21
「そりすべり」(ルロイ・アンダーソン)
「そりすべり」(ルロイ・アンダーソン) 街を歩いていたら、この時期の定番の曲「そりすべり」 Sleigh Ride が聞こえてきた。今年もいよいよクリスマスなのだな、と思う。作曲した Leroy Anderson の名は誰もが知っているとはいえないだろうが、誰でも知っているであろう、親しみやすい数々の作品を生み出した。 ...続きを見る

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2008/12/24 08:44
straight and narrowと「狭き門」
前回取り上げた straight arrow と似た響きを持つ表現に straight and narrow があるので、短く触れておきたい。意味もちょっと似たところがある。 ...続きを見る

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2008/12/23 09:43
straight arrow
straight arrow ウォーターゲート事件の内部告発者「ディープ・スロート」が亡くなったことを前回取り上げたが、「ワシントン・ポスト」紙の追悼記事にあった straight arrow という表現について短く書いておきたい。 ...続きを見る

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2008/12/22 08:26
「ディープ・スロート」の死
Deep Throat が亡くなった。ウォーターゲート事件でニクソン大統領が辞任するきっかけをつくった内部告発者である。ケネディ大統領暗殺の真相などと並ぶ、アメリカ現代史の謎のひとつだっただけに、数年前に正体が明らかになった時は驚いた。これについては、以前ここで何回か書いたこともある。 ...続きを見る

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2008/12/21 11:21
brown-water navy
CNNをつけっぱなしにしたまま部屋でくつろいでいたら、"brown-water navy" という言葉が耳に飛び込んできた。blue water, blue-water は知っているが、brown を使うものもあるのか、と思わず身を起して画面を見た。 ...続きを見る

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2008/12/19 08:04
閣僚の「身体検査」の英訳
再び、少し前に読んだオバマ氏についての英文から。副大統領候補の選考を描いた Newsweek 誌の記事である。この部分を読んで頭に浮かんだのは「身体検査」という日本語だ。もちろん文字通りの意味ではなく、日本の首相が閣僚候補者に対し、不祥事の火種がないかを確かめる事前の身辺調査のことである。 ...続きを見る

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2008/12/17 08:02
Admirable Crichtonやadmiralのことなど
前回は作家のマイクル・クライトンについて書いたが、何の気なしにこの姓を辞書で引いたら James Crichton という16世紀のスコットランド人について載っていた。versatile な人物で、"the Admirable Crichton" と呼ばれていたという。「リーダーズ英和辞典」によれば、Admirable Crichton は「多芸多才の人」を指すそうだ。 ...続きを見る

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2008/12/15 08:01
マイクル・クライトンを悼む
マイクル・クライトンを悼む 少し前になるが、「ジュラシック・パーク」の原作者で、TVドラマ「ER」の制作にも関わっていた作家マイクル・クライトンが亡くなった。まだ66歳、現役で新作の発表を続けていただけに驚いた。 ...続きを見る

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2008/12/13 10:05
「奥さまは魔女」とcanned laughter
"Bewitched" は、先日取りあげたスタンダード・ナンバーのほか、アメリカのTVドラマ「奥さまは魔女」の原題でもある。「アイ・ラブ・ルーシー」と並ぶシットコムの古典で、私と同世代以上だったら、実際に見たことがあるか、少なくともタイトルは知っているという人が多いのではないだろうか。 ...続きを見る

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2008/12/11 08:04
bowdlerize(続・Bewitched)
bowdlerize(続・Bewitched) 前回取り上げたスタンダード・ナンバー "Bewitched" について、Wikipedia に面白いことが書かれていた。私がCD等で聴いたり読んだりしてきた歌詞は、多くの場合、オリジナルとは違う版なのだそうだ。音楽作品では歌詞の変更はときにあることだが、この歌については、ちょっときわどい内容なのが改変の理由だという。 ...続きを見る

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2008/12/09 08:05
bewitched, bothered, and bewildered
bewitched, bothered, and bewildered オバマ氏に関連して、前回 signed, sealed, and delivered というイディオムとスティーヴィー・ワンダーの曲について書いたが、まったくの連想で、"bewitched, bothered, and bewildered" という歌詞が出てくるスタンダード・ナンバー Bewitched について少し書きたい。 ...続きを見る

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2008/12/07 10:35
signed, sealed, and delivered
signed, sealed, and delivered オバマ氏のからみで続ける。The Economist 誌に "Signed, sealed, delivered" という題名の記事があった。これはイディオムだが、何となく引っかかるので調べたら、スティーヴィー・ワンダーに同名の曲があり、オバマ氏の選挙運動で使われていた。知っている人にはピンと来る仕掛け、ということであろう。 ...続きを見る

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2008/12/02 08:05
shining city on a hill (辞書に載っていない表現)
前回に続いて、オバマ氏についての記事からである。The Economist 誌を読んでいたら、shining city という言い回しが出てきた。すぐに、これは (shining) city on [upon] a hill という表現を下敷きにしているのではないかと思った。この表現、私が持っている辞書にはいずれも載っていないが、アメリカ関係の文章で時々お目にかかることがある。 ...続きを見る

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2008/11/27 08:56
lapel-grabbing
遅ればせながらアメリカ大統領選挙のついての記事をいくつか読んでみた。今回はそのうちのひとつ、「ニューズウィーク」誌の英文で目にとまった to grab lapels という表現から話を進めてみたい。 ...続きを見る

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2008/11/23 12:19
Sadie Hawkins (セイディ・ホーキンズ)
11月に Sadie Hawkins Day なるものがあることを知ったのは、以前読んだアメリカ文化についての本によってだった。「国民の祝日」とは違うこの手の「○○の日」は日本でもいろいろあるようだが、この「セイディ・ホーキンズの日」は、漫画に由来するというのがおもしろい。 ...続きを見る

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2008/11/10 17:02
コップの中の嵐(tempest in a teapot)
前回取り上げた、「騒ぎ」を意味する brouhaha からの連想で、tempest in a teapot という表現について短く書きとめておきたい。文字通り「コップの中の嵐」とか「から騒ぎ」ということである。teacup でもよく、イギリスでは tempest の代わりに storm を使うようだ。 ...続きを見る

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2008/11/08 08:02
brouhaha
少し前に取り上げた funny ha-ha の音からの連想で、意味上の関係はまったくないが、brouhaha という単語について短く書いてみたい。 ...続きを見る

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2008/11/06 07:58
ポテイトウとポタートウ (Let's Call the Whole Thing Off)
ポテイトウとポタートウ  (Let's Call the Whole Thing Off) 「パリの恋人」でオードリー・ヘップバーンと共演したフレッド・アステアについて、英語との関連で私が連想するのは "Let's Call the Whole Thing Off" という歌である。中学生か高校生の時に聞いたラジオ番組で、同じ単語でも発音が違う場合がある例として取り上げられていた。 ...続きを見る

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2008/10/28 08:02
You can talk. と You can't talk.
Now you're talking. を取り上げたついでに、句動詞ではない talk がらみの表現をさらにあげてみたい。まずは Look who's talking. である。「よく言うよ」「君だって大きなことは言えまい」ということで、英英辞典では次のように説明されている。 ...続きを見る

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2008/10/26 19:37
Now you're talking!
先日書いた「パリの恋人」 Funny Face にからんで、talk という動詞の続きである。この映画でフレッド・アステア Fred Astaire が "Now you're talking." と言う場面がある。これは決まり文句で、衛星放送の字幕では「そうこなきゃ」と訳されていた。 ...続きを見る

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2008/10/24 08:43
speak, tell, talk 雑記
オードリー・ヘップバーンの「パリの恋人」 Funny Face から短くもうひとつ。少し前に、緒方貞子氏についての記事から say と speak について書いたが、この映画では初めの方に次のような speak が出てくる。雑誌の出来について、編集長が部下を叱りつけるシーンである。 ...続きを見る

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2008/10/22 07:42
funny ha-ha, funny peculiar
funny ha-ha, funny peculiar 衛星放送などからビデオデッキに撮り溜めている映画のうち、オードリー・ヘップバーンとフレッド・アステアが共演している「パリの恋人」を観た。原題は "Funny Face" である。そこで funny について連想したことをちょっと書いてみたい。 ...続きを見る

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2008/10/21 07:21
緒方貞子氏、および speak と say のことなど
いわゆる「国際人」をめぐっては、定義を含めていろいろな意見があるだろうが、私がまず頭に浮かべるのは緒方貞子氏である。日本のJICAが組織統合で世界最大の援助機関となったのを受けて、理事長をつとめる緒方氏を取り上げた「ワシントン・ポスト」の記事が目にとまった。 ...続きを見る

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2008/10/09 09:04
「ザナドゥ」と「キサナドゥ」(「桃源郷」その4)
「ザナドゥ」と「キサナドゥ」(「桃源郷」その4) 前回の Shangri-La 同様、英語学習とは別のところで覚えた単語をもうひとつ。私が大学生の時、「ザナドゥ」 Xanadu という映画のサントラがヒットした。この名が、当時営業していたディスコや60年代のヒット曲に使われた「キサナドゥ」と同じであることは、すぐにはわからなかった。 ...続きを見る

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2008/10/03 21:52
シャングリラ(「桃源郷」その3)
シャングリラ(「桃源郷」その3) 「理想郷」を表す単語について続ける。Shangri-La (または Shangri-la) を知ったのはその昔の学生時代、松任谷由実の歌によってだった。その後、外国のホテルの名前としてもお目にかかった。なんとなくエキゾチックな響きがあるが、由来を知れば頷けるものがある。 ...続きを見る

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2008/09/30 08:06
「桃源郷」さまざま(その2)
先日取り上げた Elysium はギリシャ神話に由来するようだが、「理想郷」を表す単語で、実在するギリシャの地名から来ている Arcadia について短く書きたい。比喩的に使う場合は小文字で始めても良い。 ...続きを見る

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2008/09/28 12:03
「桃源郷」さまざま(その1)
前回取り上げた Elysium のように「理想郷」を表す単語といえば、日本語にもなっている utopia (Utopia) が思い浮かぶ。自然あふれる田園ではなく、人工的・空想的な理想社会、というイメージを私は抱いているが、由来を見ると、もともとそうした意味が込められているようだ。 ...続きを見る

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2008/09/26 08:10
Elysium と「自由」の第9のことなど
Elysium と「自由」の第9のことなど 前回は schadenfreude という単語について書いたが、ここに含まれる freude から私が連想するのは、シラーの詩「歓喜に寄す」 Am die Freude を使ったベートーヴェンの交響曲第9番である。有名な旋律にのせて歌われる詩の一節には、この Freude とともに Elysium という単語が出てくる。 ...続きを見る

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2008/09/22 08:04
他人の不幸は蜜の味 (Schadenfreude)
アメリカ大統領選挙で候補者の過去を穿鑿する動きがあることにからんで、「人間とは他人の不幸を喜ぶものだ」と先日書いたが、ドイツ語に由来する Schadenfreude という単語を連想したので短く触れたい。いくつかの言葉で表される概念が、他の言語では一語で済んでしまう例である。 ...続きを見る

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2008/09/19 08:08
オバマ候補の「豚に口紅」(辞書に載っていない表現)
アメリカではオバマ候補の「豚に口紅」発言が話題となっているようだが、いくつかの記事を読んだら、実は以前からある言い回しで、別にオバマ氏が初めて使ったものではないことを知った。この発言を批判しているマケイン候補自身もヒラリー・クリントン氏について口にしたことがあるという。 ...続きを見る

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2008/09/17 08:42
オバマと小浜と namesake
前回取り上げた name-dropping から name つながりで頭に浮かんだ単語が namesake である。「同じ名前の人・物」、「ある人にちなんで名づけられた人」を意味する。 ...続きを見る

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2008/09/14 21:28
name-dropping
このところ celebrity について書いてきたが、そういえば「有名人の名を知り合いであるかのようにやたらと口にする」という意味の単語があったはず、ということに気づいた。しかし思い出せず、昔の学習ノートを繰ってたどり着いたのが namedropping (name-dropping) である。 ...続きを見る

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2008/09/13 14:14
celebrity をめぐる名言
celebrity に関連して短く続きを書く。その昔、「有名人とは、かつて顔を知られようと努力し、今はプライベートで人目につかないように顔を隠す人のことである」というような言葉を読んだ記憶がある。元は外国の人が言ったものではなかろうか、と思って検索してみた。 ...続きを見る

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2008/09/10 08:03
celebrity と「セレブ」
celeb をめぐってさらに続ける。「セレブ」という言葉を聞くようになって久しいが、私がこの日本語を誤解しているのでなければ、celebrity と必ずしも意味が同じではないので注意が必要だ。前回の cause célèbre で見たように、この単語は famous という意味が基本にある。 ...続きを見る

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2008/09/08 08:41
続・cause celeb (辞書に載っていない単語)
アメリカの大統領選挙で、マケイン氏がペイリン氏を running mate に選んだことを伝える英文に cause celeb という言葉が使われていたが、「有名人」と考えるとどうも文脈にそぐわないようだ、と前回書いた。もう少し辞書を見ていると、綴りが似た cause célèbre という別の言葉があることに気づく。 ...続きを見る

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2008/09/06 19:37
cause celeb (辞書に載っていない単語)
アメリカの民主党大会が終わったと思ったら、今度は共和党のマケイン氏が抜擢した女性の副大統領候補が話題をさらっている。大統領候補を補完するような人物という点からは究極の選択だが、事実上無名であり、賭けに出たものだと思う。今回は、この人選を伝える英文記事で目についた単語を取り上げたい。 ...続きを見る

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2008/09/05 08:11
「推理小説の誤訳」
これも週末に手に入れたものだが、手厳しい本である。アガサ・クリスティーのさまざまな翻訳に見られる誤訳を、翻訳者の実名をあげて具体的に論じたものだ。歯に衣着せぬ指摘は、著者が弁護士であり、つまりは翻訳業界と無関係であることにもよるのだろうか、と思った。 ...続きを見る

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2008/09/03 08:07
充実の「アンカーコズミカ英和辞典」
今年1月に出た新しい辞書である。この週末に購入したが、すばらしい内容だと思った。これまで何回か、辞書で気づいた不適切と思える訳語や説明を私は取りあげてきたが、この辞典を見ると、そのいくつかについて納得のいく記述が書かれていた。さらに、他の辞書にないような斬新な説明や工夫も見られる。 ...続きを見る

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2008/09/01 08:05
ヒラリー・クリントンの党大会演説
アメリカの民主党大会では、前回取り上げたケネディ上院議員が "The torch will be passed" と演説して去りゆく世代を感じさせたとしたら、"Keep going" と繰り返したクリントン議員は、党内融和を訴えると同時に、「転んでもただでは起きない」と訴えたいかのようだった。 ...続きを見る

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2008/08/30 13:22
ケネディ議員の民主党大会演説
アメリカの民主党大会で、脳腫瘍を患うケネディ上院議員が演説していた。こうした場に姿を見せるのは最後では、という空気が会場にはあっただろうし、凶弾に斃れた兄の、そして自身が行った過去の演説を思わせる表現を使っていたのが、より印象を深めたように感じられた。 ...続きを見る

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2008/08/28 08:34
大統領選の veepstakes (辞書に載っていない単語)
テレビの英語ニュースを見ていたら、見出しスーパーに veepstakes とあるのに気づいた。オバマ氏の running mate 選びという内容から、また veep (=vice president) からも、副大統領候補選びを示す単語らしいと想像がつく。しかし手持ちの辞書を見ても載せているものはなかったので、これは面白いとちょっと調べてみた。 ...続きを見る

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2008/08/25 09:12
尻に火がつくThe heat is on.
heat に関連してもうひとつ、The heat is on. という表現について書いてみたい。二十数年前、エディ・マーフィー主演の「ビバリーヒルズ・コップ」 で使われた同名の主題歌によって知った。歌っていたのは元イーグルスのグレン・フライである。 ...続きを見る

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2008/08/23 21:43
dead heatと「デッドヒート」
オリンピックと heat からの連想でもうひとつ。dead heat は「同着」「引き分け」という意味であり、いわゆる「デッドヒート」ではない、とはよく指摘されることである。競技についてはそうなのだろうが、次の例のように比喩的に使った場合は「大接戦」ととらえても間違いとはいえないのではなかろうか。 ...続きを見る

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2008/08/22 08:09
オリンピックとheat
この夏の楽しみといえば、やはりオリンピックである。中継を見ていると、例えば水泳の予選で選手のスーパーに、名前とあわせて HEAT 1 などといった表示がされているのに気づく。難しいことを書く気になれない夏休みの時期なので、この名詞について短く書いて不勉強の罪滅ぼしとしたい。 ...続きを見る

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2008/08/20 08:21
「白紙」の英語さまざま
前回の例文に出てきた with a clean slate は、文脈によって「白紙の状態で」と訳せるだろうが、「白紙」ということで back to the drawing board という表現を思い起こした。「振り出しに戻って」「一からやり直す」ととらえてもいいだろう。 ...続きを見る

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2008/08/12 21:34
clean slateと「タブラ・ラサ」
前回、アルヴォ・ペルトという作曲家の名前に少し触れたが、その作品のひとつに「タブラ・ラサ」 Tabula Rasa がある。この題を初めて目にした時は「東洋的な語感だな」と勝手に考えたが、実はラテン語で、その意味は clean slate という言い回しを連想させるものだと後に知った。 ...続きを見る

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2008/08/10 11:44
「ヒロシマ・レクイエム」(細川俊夫)
わけのわからない不協和音の嵐というイメージが抜けず、現代音楽はちゃんと聴いたことがない。例外としては、古楽のようなアルヴォ・ペルトの作品があるが、もっと「ゲンダイオンガク」風ながら、時々耳を傾けたくなるのが、国際的に活躍している作曲家、細川俊夫の「ヒロシマ・レクイエム」である。 ...続きを見る

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2008/08/09 10:02
Plexiglas (アクリル樹脂)
前回取りあげた plastic から Plexiglas という単語を思い浮かべたので少し書いてみたい。固有名詞だが一般名詞としても使われていて、glass の影響か、最後の s を2つにする例もあるという。つまり plexiglass と綴られることもあるわけである。 ...続きを見る

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2008/08/08 08:31
vinylとビニールとplasticと
このところ「紙ジャケット」の関連で書いているが、コンパクト・ディスクの誕生で姿を消すかに思われたLPレコードは、数は激減したが今も生産が続いている。この「レコード」を英語では vinyl ともいうのが面白い。つまり「ビニール」である。 ...続きを見る

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2008/08/05 08:37
Mylarとは何か(続・紙ジャケット)
「紙ジャケット」が英語でどう表現されているかについて前回調べてみたが、逆に、この日本語から考えられる英語は実際に使われているのかどうかが気になり、検索してみた。 ...続きを見る

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2008/08/04 08:31
「紙ジャケ」とTyvek sleeve
前回も書いたが、味気のないプラスチックケースではなく、LPのジャケットをそのまま小さくした「紙ジャケット」に収めたCDが出ている。そのほとんどはかつての名盤の再発であるが、この通称「紙ジャケ」を英語で何というのか疑問が湧いた。 ...続きを見る

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2008/08/03 09:56
「チック・コリア&ゲイリー・バートン・イン・コンサート」
このジャズの傑作を初めて聴いたのは、もう二十数年前のことになる。演奏はもちろんだが、LPのジャケットも素晴らしかった。CDになってすぐに買い求めたが、少しでも楽しめる紙ジャケット化されないものかとずっと思ってきたので、見つけた時は小躍りした。 ...続きを見る

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2008/08/02 12:03
英訳「奥の細道」を読む〜月日は百代の過客
先日、ドナルド・キーンによる「奥の細道」の英訳を手に入れ、他の翻訳とも比較しながら読んでいきたい、と書いた。そこで、かの有名な冒頭「月日は百代の過客」のくだりを読み比べてみた。 ...続きを見る

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2008/07/31 08:30
日本語が変わってきている?
新聞でも取り上げられていたが、先日発表された文化庁の「国語に関する世論調査」を面白く読んだ。特に慣用句については、正しい用法が少数派になっているものがあり、そのいくつかは多分遠くない将来、誤っている方が正しくなるのだろう。もしかしたら日本語が変わりつつある過程に立ち会っているのかもしれない、とも思う。 ...続きを見る

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2008/07/29 08:31
一敗地にまみれるbite the dust
前回書いた bite more than you can chew からさらなる連想で、bite the dust を取りあげよう。その昔、クイーンの名曲「地獄へ道づれ」 Another One Bites the Dust で覚えたが、印象づけられたのはそう前のことではない。たまたま相撲の2か国語中継をつけていたら、人気力士が敗れた時にアナウンサーが叫んだのが、この表現だった。 ...続きを見る

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2008/07/28 08:27
「高望みする」と「青天井」
前回、reach for the stars を取り上げたが、連想で ask [cry] for the moon と bite more than you [one] can chew さらには The sky is the limit. といった表現が頭に浮かんだので、辞典の説明をまとめて抜き書きしておこう。 ...続きを見る

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2008/07/27 17:32
reach for the starsは「高望みする」か
誤用かもしれない astronomical chance の実例について前回取り上げたが、ここから連想した表現がある。star という単語が使われているうえ、私は最初に誤ったイメージで記憶し、後に unlearn するはめになったからだ。reach [shoot] for the stars というイディオムがそれである。 ...続きを見る

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2008/07/26 10:54
謎のastronomical
mathematical chance は、面白いことに「ありそうにない」という意味になると前回書いたが、astronomical を使って同じようなことを表現したと思われる例をいくつか見つけた。しかし辞書にはそうした定義は出ていないし、どうも誤用ではないかとも考えられ、ちょっと不思議な実例である。 ...続きを見る

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2008/07/24 08:37
「数学の」ではないmathematical
意外な意味を持つといえそうな学問系の単語として前回 scientific を取り上げたが、もうひとつ、mathematical について書きたい。「数学の」の他、「厳密な」「非常に正確な」「確かな」などは想像の範囲内だが、さらに一見逆のようにも思える「ありそうにない」という意味もあるのだ。 ...続きを見る

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2008/07/22 08:37
「科学の」ではないscientific
前回のような意外な意味を持つ形容詞といえば、以前 philosophical をあげたことがあるが、学問系の面白い単語は他にもある。例えば scientific を英和辞典で引くと、「系統立った」「厳正な」、さらには「(競技者が)専門的な技術を持つ」「(わざが)巧みな」とある。 ...続きを見る

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2008/07/21 22:31
「仮の」ではないtentative
前回の jealous もそうだが、単語は最初に覚えた意味にいつまでも縛られることがあるのでやっかいだ。今回取り上げる tentative も、私は目にすると今でも「試験的な」「暫定的な」「仮の」といった訳語がまず頭に浮かび、そうした呪縛の強さを思い知る。 ...続きを見る

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2008/07/20 22:05
「嫉妬深い」ではないjealous
先日、単純に「ロマンチック」といえない romantic について取り上げたが、男女関係には嫉妬もからむ。そこで jealous である。この単語を「嫉妬深い」「ねたんで」といった訳語だけで覚える人もいるのではと思うが、この他、一見まったく異なるような意味もあるので注意が必要である。 ...続きを見る

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2008/07/19 08:06
ロマンチックではないromanticize
「ロマンチック」と訳したくない romantic について触れたので、蛇足かもしれないが romanticize について短く書く。「ロマン化する」「空想的に見る」といった訳しか書いていない英和辞典もあり、ちょっと不満を感じるからである。 ...続きを見る

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2008/07/17 08:11
続・romanticは「ロマンチック」か?
前回の続きである。私が romantic に注意するようになったのは、その昔、小説の翻訳を読んでいたら、性的関係があることが明らかな男女を「ロマンチックな関係」としていたところがあり、ちょっとひっかかったからだ。文脈や雰囲気からも、その2人の間柄を表すのに国語辞典的な意味での「ロマンチック」を使うのはどうもふさわしくないのでは、と考えた。 ...続きを見る

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2008/07/15 08:03
romanticは「ロマンチック」か?
先日、「東海道」や「奥の細道」を取り上げたらドイツの「ロマンチック街道」を連想したので、ついでに romantic について書くことにする。この単語を男女関係に使った場合、「ロマンチック」という日本語をそのままあてはめていいものだろうか。例えば、いま歌手のマドンナがメジャーリーガーとの交際をめぐって騒ぎを起こしているが、それを報じる英文にこんなくだりがある。 ...続きを見る

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2008/07/14 08:03
英訳「奥の細道」
ドナルド・キーン氏が訳した英文「おくのほそ道」が文庫化されているのを見つけ、さっそく購入した。奥付を見ると出版されたのは1年前だが、これまで気がつかなかった。古典はからきし駄目な私だが、この名作は例外的に心ひかれる作品であることは、以前ちょっと書いたことがある。 ...続きを見る

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2008/07/12 10:26
「中世の東海道をゆく」
最近の新書は、「手軽に読める」というべきか、「お手軽な内容」というべきか、そんな傾向を強めているように思う。この本も、古典などを引用して古き日本に読者をいざなう、といった肩の凝らない内容を想像して手に取ったが、いい意味で裏切られた。小さいが中身の詰まった、かつての新書を彷彿とさせる、読みごたえのあるものだった。 ...続きを見る

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2008/07/10 08:07
「1984」(ヴァン・ヘイレン)
前回、ジョージ・オーウェルについて書いていたら、ヴァン・ヘイレン Van Halen の「1984」を連想したのでCD店に行ってみた。するとこのアルバムが紙ジャケットで再リリースされていたので、思わず買ってしまった。私が大学生の時にヒットしたもので、あれからもう二十数年も経ってしまったわけだ。 ...続きを見る

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2008/07/08 21:14
オーウェルの英語指南
George Orwell の作品といえば、「動物農場」や「1984年」のほか、エッセイをいくつか読んだことがある。ほとんどは翻訳であるが、原文で読む場合は、前回触れた「象を撃つ」 Shooting an Elephant のような短い作品の方がとっつきやすそうだ。とりわけ英語学習者にとって、彼の "Politics and the English Language" は興味深く読めると思う。 ...続きを見る

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2008/07/06 12:13
see the elephantの謎
前回取り上げた shoot the bull から連想したのが、ジョージ・オーウェル George Orwell がビルマ(現ミャンマー)での体験を描いたエッセイ「象を撃つ」 Shooting an Elephant である。もしかしてこうしたイディオムがあるのではと思って辞書を見た。その考えははずれだったが、かわりに see the elephant という表現が目にとまった。 ...続きを見る

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2008/07/05 09:07
「井戸端会議」あれこれ
前回の shoot the breeze と同じ意味を持つのが shoot the bull である。この bull は「むだ話」「ナンセンス」と取ったほうがしっくりくるように思う。bullshit から来たのかと思ったが、「ジーニアス大英和辞典」には「古フランス語 boule (ばかばかしい冗談)より」とあって、牛の bull とは由来が違うらしい。 ...続きを見る

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2008/07/03 07:44
油を売るshoot the breeze
shoot が使われている言い回しとしてもうひとつ、shoot the breeze という表現があったのを思い出した。「無駄話をする、おしゃべりをする」といった意味である。 ...続きを見る

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2008/07/01 23:57
Don't shoot the messenger.
前回、「シューテム・アップ」 Shoot 'Em Up という映画のタイトルについて書いたが、shoot のつながりでひとつ表現を取り上げたい。 shoot the messenger を載せている辞書とそうでない辞書があるのは、比較的新しい表現ということだろうか。また、よくありそうな状況に使われるものだが、相当する日本語の決まり文句があるだろうのか、どうも頭に浮かばない。 ...続きを見る

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2008/06/30 08:39
「シューテム・アップ」〜カタカナの題名
小さい子供がいるので休日といえばもっぱら家族サービス、なかなか映画館に足を運ぶことができない。仕方がないので、時々新しい映画の題名をネットや雑誌等でぼーっと眺めることになる。最近、「シューテム・アップ」という封切作があるのを見つけ、はて、こんな英語あったっけと首を傾げた。派手な銃撃戦を描いたものだという短い説明を読んで、初めて原題が想像できた。 ...続きを見る

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2008/06/28 19:59
誰が見張りを見張るのか(Who watches the watchmen?)
最近出版された「こんなに使える経済学」という新書本を読んでいたら、次のようなくだりがあった。ここから連想したのが、ラテン語に由来する「監視者は誰が監視するのか」という言葉である。手持ちの辞書には載っていないが、英文でもたまに目にすることがある表現だ。 ...続きを見る

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2008/06/27 00:52
「ゴールドフィンガー」とMidas touch
前回取り上げたゴルディオス王について読んでいたら、その養子はミダス王だとあった。the Midas touch は父親に由来する the Gordian knot よりも有名かもしれない。私はこの表現を、007の "Goldfinger" でシャーリー・バッシー Shirley Bassey が歌った主題曲で覚えた。 ...続きを見る

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2008/06/24 23:13
快刀乱麻を断つ(cut the Gordian knot)
先日取り上げた cut the umbilical cord と直接の関係はないが、なんとなく連想したのが、cut the Gordian knot という表現である。英和辞典には「難問を一刀両断に解決する」「快刀乱麻を断つ」などと書かれている。 ...続きを見る

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2008/06/23 23:11
続・「へその緒」ではないumbilical cord
「へその緒」ではない umbilical cord の続きである。この言葉は、発射前のロケットにつながっている燃料補給や電気系統のケーブルのことも指す。また、こうしたケーブルを延ばしている発射台近くの塔は umbilical tower、ロケットに各種の作業をするための大型構造物は gantry と呼ばれる。 ...続きを見る

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2008/06/23 00:08
「へその緒」ではないumbilical
先日スペースシャトルについて書いたつながりで、やはりシャトルが出てくる医療サスペンス小説 "Gravity" から、umbilical という単語を取り上げたい。「へその緒(の)」ということだが、他に、名詞として「命綱」「酸素などを供給するケーブル」、また形容詞として「緊密な依存関係にある」といった意味がある。 ...続きを見る

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2008/06/22 22:18
クリントンの「不適切な関係」
前回書いたレーガン大統領に比べて、クリントン大統領の英語は少しわかりにくかった。南部なまりがきついとは感じなかったが、結構早口である。若い頃から弁が立ったといわれるが、それにしてはなぜか印象に残った演説がない。例外が、自分の不倫を認めたテレビ演説で、「不適切な関係」は流行語にもなった。 ...続きを見る

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2008/06/21 13:07
レーガン大統領の英語に学ぶ
前回書いたシャトル事故の演説を含め、レーガン大統領の英語はわかりやすく、文体や音声の面で、日本人には格好の教材だと思うが、なぜかあまり取り上げられないようで、ちょっと不思議である。 ...続きを見る

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2008/06/19 21:31
「チャレンジャー」の事故とレーガン大統領の演説
星出さんが乗ったスペースシャトル「ディスカバリー」の飛行が先日無事終了した。シャトルといえば今も鮮烈に思い出すのは、もう二十年以上も前の出来事となったが、「チャレンジャー」爆発事故である。 ...続きを見る

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2008/06/18 23:20
「サイレン」ではないsiren call
この週末に聴いたドビュッシーの管弦楽曲「夜想曲」は3つの曲からなるが、終曲は「シレーヌ」と題されている。美しい歌声で船乗りを惑わして難破させてしまう水の精のことで、セイレーンとも呼ばれる。siren の由来でもあるが、ここから連想した表現 siren call について書いてみたい。 ...続きを見る

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2008/06/16 23:24
sixth column(数を使った英語表現)
このところ、fourth estate、fifth estate、そして fifth column といった表現について書いてきたが、「では sixth column はないのだろうか?」という単純な疑問が頭に浮かんだ。手持ちの英和辞典を見たら、本当にこの表現が載っていた。 ...続きを見る

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2008/06/15 21:42
fifth columnの新しい意味
前回の fifth estate からの連想で、スペイン内乱に由来するという「第五列」 fifth column について書いてみたい。敵と内通し破壊活動をする国内の集団のことで、以前取り上げたことがある enemy within にちょっと似ているが、911テロ以降、使われる対象や意味が広がっているようだ。 ...続きを見る

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2008/06/14 09:21
第五身分とは何か(fifth estate)
前回 fourth estate を紹介したが、ひとつ数が大きい fifth estate という表現もある。手元の英和辞典を見ると、「労働階級など」としているもの、また「通常、体制に批判的な知識人層を指す」と説明しているものがあって、定まった共通認識がないらしいことがうかがえる。 ...続きを見る

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2008/06/13 08:05
第四身分とは何か(fourth estate)
かつて世界史の授業で、 フランス革命にからんで Abbe Sieyes の「第三身分とは何か」(英訳 "What is the Third Estate?") について習った。数の上では圧倒的多数ながら一番身分の低い平民階級 commoners のことだそうだ。そして現代では、the fourth estate という表現を見ることがある。これは何を指すのだろうか。 ...続きを見る

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2008/06/12 08:08
presumptive nomineeとは
外国語を学んでいて難しい(と同時に面白い)のは、ある言語で一語で済んでしまう事柄が、別の言語ではいくつかの言葉を使わないと的確に表現できない場合があることだ(そして、その逆もありうる)。そこで連想したのが、アメリカ大統領選挙の英文記事で時おり目にする presumptive という形容詞である。 ...続きを見る

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2008/06/10 08:07
「生物と無生物のあいだ」
話題になっているので手に取ったが、個人的にはどう評したらいいのか困る本であった。よく理解できない部分と、引き込まれるようにして読んだ部分との落差が大きすぎる。また著者も、名文家なのか、ある種気取った文章を書くだけの人なのか、どちらともいえるようで、正直よくわからなかった。 ...続きを見る

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2008/06/08 00:48
「筋金入り」その他
前回の dyed-in-the-wool に出てきたのと同じ発音を持つ部分があり、やはり同じような意味を持つ単語として diehard (die-hard)が頭に浮かぶ。私自身は、ブルース・ウィリス Bruce Willis 主演の映画「ダイハード」 Die Hard の1作目に関連して覚えた単語である。 ...続きを見る

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2008/06/07 23:40
筋金入りのdyed-in-the-wool
前回は「筋金入り」を表す card-carrying という表現について書いたが、ついでに頭に浮かんだのが dyed-in-the-wool という表現である。「会員証の持ち主」の前者に対して、こちらは「織る前に糸のまま染めると色落ちしない」ということらしく、「染まりきった」「生え抜きの」「根っからの」という意味になる。 ...続きを見る

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2008/06/06 08:04
筋金入りのcard-carrying
オバマ議員が民主党候補の指名を確実にした。先日はケネディ議員について書いたばかりだが、アメリカの政治ということで連想したのが card-carrying という単語である。「会員証を持っています」ということから、「正式の会員(党員)である」、「正規の」、さらに「心酔した、傾倒した」といった意味になる。 ...続きを見る

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2008/06/05 10:32
ケネディ議員の脳腫瘍報道を読んで
生きている人の死を語ることは、日本では不謹慎あるいは非常識と受け取られると思うが、先日、アメリカのケネディ上院議員に悪性の腫瘍が見つかったことを報じる英文記事を読んでいたら、こうしたことがかなりはっきりと書かれていたので、ちょっと驚いた。 ...続きを見る

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2008/06/03 23:32
「ジャパン」と「ニッポン」(exonym)
前回取り上げた eponym と響きが似た単語に exonym がある。これは、地名に関する「言葉についての言葉」で、「現地音とは違う、外国人がつけた地名」のことを指すという。逆に、自国人が呼ぶ地名を autonym (あるいは endonym) というのだそうだ。 ...続きを見る

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2008/06/01 21:23
eponym(人名に由来する単語)
the real McCoy という表現を前回取り上げたが、実在・架空の人名に由来する単語を eponym と呼ぶ。荒川静香選手によって知られるようになったフィギュアスケートの「イナバウアー」も、これを編み出した Ina Bauer というスケーターにちなむので eponym といえるはずである。 ...続きを見る

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2008/05/31 11:16
正真正銘のreal McCoy
これまで何回か触れたことがある海外ドラマ「スター・トレック」は、いまBSで放送されていて、録画して暇ができた時に見るようにしている。先日見たのは "The Man Trap" という原題のエピソードだった。それにちなんで real McCoy という表現について書いてみたい。このエピソードのノベライズ版がきっかけで覚えたからである。 ...続きを見る

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2008/05/28 17:12
トイレより汚いキーボード(qwerty)
先日ネットで目にした記事で qwerty という単語を知った。「クワーティ配列のキーボード(の)」と辞書にあるが、要は上段左側のキーが q, w, e, r, t, y と並んでいる一般的なキーボードのことである。文字をそのままつなげただけなのが面白い。ITに詳しい人にはおなじみの言葉なのだろう。 ...続きを見る

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2008/05/26 22:06
「かわす」duck
Artful Dodger の項であげた例文に duckling という単語が出てきたが、duck も dodge と同じく「かわす」「のがれる」を意味する。私がこの単語を印象づけられたのは学生時代のこと、当時のレーガン大統領が狙撃されながらも飛ばした "Honey, I forgot to duck." という冗談だった。 ...続きを見る

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2008/05/25 16:21
「かわす」ではないdodge
dodge の続きである。名詞としてのこの単語には、前回取り上げた「かわす」「ごまかす」からは類推できないような意味がある。 ...続きを見る

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2008/05/24 00:02
「かわす」dodge
Artful Dodger という言葉を取り上げた流れで、今度は dodge について少し見てみよう。先日も書いたように「ドッジボール」という日本語に使われているが、飛んでくる球に当たらないようによけたり逃げ回ったりする様子を思い浮かべると、この単語もイメージしやすいかもしれない。 ...続きを見る

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2008/05/23 08:05
artfulとartless
前回 "Artful Dodger" という言葉を取り上げたついでに、artful と artless について書いてみたい。art からの連想で、前者を「芸術性にあふれた」と肯定的、後者を「芸術的でない」と否定的、というように類推すると、誤りになることがあるので注意が必要だ。むしろ逆に考えた方がいい場合がある。 ...続きを見る

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2008/05/22 08:06
Artful DodgerとSlick Willie
辞書は引くだけでなく、読んでみるといろいろ面白い発見があるものだが、先日触れた "Art is long, life is short." にからんで、紙の辞書で art の前後を眺めていたら、artful dodger (または大文字で Artful Dodger) という面白い言葉があることを知った。dodge は「ドッジボール」にもあるように、「〜をかわす」「のがれる」「ごまかす」ということである。そこで、 ...続きを見る

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2008/05/20 08:12
「簡潔が肝心」(Brevity is the soul of wit.)
brevity について続ける。この単語の説明を辞書で読んでいたら、"Brevity is the soul of wit." という言い回しがあることを知った。 ...続きを見る

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2008/05/18 21:52
「少年老い易く学成り難し」(brevity)
ある英単語がラテン語に由来することを知っていると学習の手助けになることがある。そんな例として、brevity という単語を取り上げてみよう。 ...続きを見る

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2008/05/17 09:46
pigeon-hole(整理棚)
1年前に読んだ "The Professor and the Madman" と同じ著者による "The Meaning of Everything" については取り上げたことがなかったが、あらためて手に取ってみた。面白いと思った単語・表現があるページは端を折って (dog-ear) おいたのだが、そうした単語のひとつ pigeon-hole について書いてみたい。 ...続きを見る

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2008/05/10 09:48
「情熱的」ではないpassionate
先日触れたTVドラマ「スター・トレック」に主演しているのは、パトリック・スチュワート Patrick Stewart というロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身のベテラン俳優である。いまブロードウェーで「マクベス」を演じている機会をとらえて Newsweek 誌の最新号がインタビューをしていた。ところが記事を一読して、内容のひどさに驚いてしまった。 ...続きを見る

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2008/04/16 08:02
「リーダーズ・プラス」は「新解さん」か?
smooth operator という表現のからみで前回触れたシャーデー Sade という歌手に関連して、研究社の「リーダーズ・プラス」について書いてみたい。この辞書、「リーダーズ英和辞典」を補うために編まれたものと理解しているが、分野によっては、ときに本編も顔負けの充実した説明が出ていて驚くことがある。 ...続きを見る

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2008/04/12 11:33
シャーデーとsmooth operator(続・「スムーズ」ではないsmooth)
前回取り上げた smooth が使われている言い回しとして、smooth operator がある。私が大学生の時、シャーデー Sade という歌手が同名の曲をヒットさせたので覚えた言い回しである。 ...続きを見る

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2008/04/11 09:42
「スムーズ」ではないsmooth
少し前に医療サスペンス小説 "Gravity" を読んだ際に目にとまった単語や表現を見返して紹介しているが、今回は smooth talking について書いてみたい。次の例のように、smooth は、単なる「なめらかな」ではない場合があるので、ちょっと気をつけたい単語である。 ...続きを見る

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2008/04/10 08:58
「空(くう)」のthin air
医療サスペンス小説 "Gravity" に、次のように thin air という言い回しが出てくる。日本語としては、「虚空」とか「何もないところ」というように考えた方がしっくり来そうである。 ...続きを見る

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2008/04/08 21:05
カッコのつけ方を考える
日本語の文章を読んだり書いたりしていて、時おりカッコの使い方が気になることがある。英語の文でも挿入や補足などの際にカッコが使われることがあるが、それとの比較で、よけいに「これでいいのかな?」と思うのかもしれない。 ...続きを見る

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2008/04/07 13:02
英語版「山田太郎」あれこれ
前回取り上げた six-pack の関連でもうひとつ。英和辞典のこの単語の項に Joe Six-Pack, Joe Sixpack を参照、とあったのでそちらを見ると、アメリカの俗語として、「(6個で1パックのビールを飲む)普通の人、典型的な人;中下流階級の男性」とあった。 ...続きを見る

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2008/03/28 08:53
six-pack(数にちなんだ表現)
少し前に読んだペーパーバック "Gravity" で目にとまった表現について断続的に書いているが、今回は数にからんだ単語を紹介したい。主人公の医師が、休暇に入る前の最後の仕事を終えて病室から出る場面である。 ...続きを見る

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2008/03/27 09:12
英語版「てるてる坊主」?(辞書に載っていない表現)
少し前に読んだ医療サスペンス小説 "Gravity" で目にとまった表現からひとつ紹介したい。緊急事態のため急遽スペースシャトルを地球に帰還させることになったが、天候不順のため、NASAの担当者たちが着陸場所の代替地を検討しているという場面だ。 ...続きを見る

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2008/03/25 09:30
相撲の親方は「トレーナー」か
以前も書いたことがあるが、相撲の「部屋」を表す英単語として stable、また「親方」には stable master という単語があてられている。ところが先日たまたま目にした、元時津風親方の刑事事件を報じる英文では trainer が使われていた。 ...続きを見る

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2008/03/24 09:42
「00年代」は英語で何というか
キューブリックとクラークの「2001年宇宙の旅」からの連想だが、21世紀最初の年はこの年でなく2000年だと考える人も(特に海外では)結構いるという。年代の区切りといえば、「1980年代」は英語で the eighties、「90年代」なら the nineties だが、2000年からの10年間はどう言えばいいのだろうか。 ...続きを見る

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2008/03/23 09:15
「借りた時間を生きる」とは?
先日、SF作家クラークが死去したことについて書いたが、彼の作品「2001年宇宙の旅」の翻訳にちょっとひっかかる部分があり、それをきっかけに覚えたイディオムがある。これまでも書いたことがあるが、こういった形で単語や表現を覚えることが時々あって、翻訳者に対して意地悪といえば意地悪である。 ...続きを見る

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2008/03/21 23:02
追悼 アーサー・C・クラーク
少し前に取り上げた「幼年期の終わり」の作者アーサー・C・クラーク Arthur C. Clarke が亡くなった。私にとって、子供の頃からその作品を読んできて、いくつかは原書を手に取り、英語に親しむ上でも助けになったSF作家である。 ...続きを見る

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2008/03/20 10:34
third rail(辞書に載っていない表現)
third rail という表現がある。手持ちのある辞書には(送電用の)「第三軌条」とある。また「強い酒」とか「買収に引っかかりやすい人」という語義も出ている。この表現、実はさらに別の意味があるのだが、私の手持ちの英和辞典には出ていなかった。 ...続きを見る

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2008/03/18 23:32
high fiveと「ハイタッチ」の謎
仲間と手のひらを掲げて叩きあう例の動作のことである。日本語では普通「ハイタッチ」と呼ばれていると思うが、私が見た範囲の英和辞典は、多くが「ハイファイブ」という訳をあてていた。個人的には聞き慣れないうえ、出版社が違うにもかかわらず、この訳語ばかり辞書に載っているようなのはなぜなのか。 ...続きを見る

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2008/03/17 23:16
「ドリアン・グレイの肖像」の名言
先日、where と end と start (begin) を使えば「どこまでが○○で、どこからが××か」という日本語を表すことができそうだと書いた。この単語の組み合わせで、もうひとつ頭に浮かんだ言い回しがある。例として、オスカー・ワイルドの小説「ドリアン・グレイの肖像」 The Picture of Dorian Gray の第1章に次のようなくだりがある。 ...続きを見る

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2008/03/16 17:33
「どこまでを〜どこからが〜」を英語でどういうか
初歩的な単語が使われているためか、辞書やイディオム集には載っていないものの、時おり見聞きするまとまった言い回しがある。先日取り上げたユーモア小説「火星人ゴーホーム」 Martians, Go Home にも、そんな例と思われる表現が出てくるので、引用しよう。 ...続きを見る

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2008/03/14 10:40
war to end all warsって何だ?
アメリカ大統領選挙では、クリントン候補が挽回したとたん「オバマ候補の人気に翳り」といった記事が続出したのには面食らったが、それはともかく、先日の TIME 誌に "The Primary to End All Primaries?" というタイトルの関連記事があった。この X to end all Xs は一種のイディオムであり、直訳するとまずい場合がある。 ...続きを見る

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2008/03/13 09:41
Molotov cocktailなど
前回、IED という単語を取り上げたが、その関連で bomb や explosive といった単語を使っていない爆発物・発火物として、Molotov cocktail と booby trap が頭に浮かんだので、ついでに短く書いておきたい。まず前者だが、「火炎瓶」という、とんでもない cocktail である。 ...続きを見る

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2008/03/12 09:35
IED(辞書に載っていない単語)
少し前に、軍艦だの迫撃砲だのと、ちょっと物騒な言葉について書いたが、今回は対テロ戦争で覚えた IED という単語を取りあげたい。比較的新しい時事用語とあってか、近所の書店で目に留まったいくつかの英和辞典を見た限りでは、載せているものはないようだ。 ...続きを見る

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2008/03/11 10:25
part and parcel
先日取り上げた bricks and mortar や nuts and bolts からさらに連想したのが part and parcel (of) という表現である。大学生の時に何かで聞いたインタビューに出てきたが、早口で part'n parcel のように言っていたのが印象的だったので覚えた。 ...続きを見る

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2008/03/09 08:42
「ボルトとナット」のもうひとつの意味(nuts and bolts)
先日あげた bricks and mortar からの連想したのが nuts and bolts という表現である。この「ボルトとナット」も、やはり比喩的な意味で使われる。英和辞典を見ると、(物事の)「基本」「要点」「ポイント」「いろは」といった訳がある。定冠詞をつけて使われるのは、やはり唯一無二の重要なものだからか。 ...続きを見る

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2008/03/07 11:06
「レンガとセメント」のもうひとつの意味(bricks and mortar)
先日取り上げた mortar は、「迫撃砲」のほか、日本語にもなっている「モルタル(セメント)」のことでもあるが、これをレンガと組み合わせたのが bricks and mortar という表現である。文字通りの「建築資材」のほか、オンラインショッピングのビジネスと対比して、「店舗を構えた従来型企業」を指す。 ...続きを見る

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2008/03/05 12:34
bummer
bummer という単語がある。ネイティブスピーカーと話していて耳で覚えた単語だが、最初は bomber と言っているのかと思った。 ...続きを見る

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2008/03/04 11:22
bomberは「ボンバー」?
先日 mortar と motor の取り違えについて書いたが、兵器に関係する単語の発音といえば、"Bomber" という山下達郎の歌が思い出される。この言葉自体は曲の中には出てこないが、CDの歌詞カードには「ボンバー」という振り仮名がついている。 ...続きを見る

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2008/03/02 23:49
mortarとmotor
前回に続いて、落とし穴ではないかと思う軍事関係の単語について続けたい。以前どこかで聞いたものだが、何かの紛争のニュースで出てきた「mortar による攻撃」を、motor と考えたのか、「モーターつきの砲弾」というようにした通訳がいたという。実話だとしたら、音声面(聞き取り)もさることながら、勉強不足ということでも情けないというべきだろう。 ...続きを見る

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2008/03/01 22:27
「砲艦」ではないgunship
先日からの流れで、意味を間違える恐れがありそうな軍事関係の英単語についていくつか書いてみよう。まず取り上げたいのは gunship である。字面を見て「砲艦」と取る人もいるのではないだろうか。しかしこの「船」、実は空を飛ぶ。 ...続きを見る

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2008/02/29 22:17
混同しがち?な「戦艦」と「軍艦」
このところ軍事関係の単語について触れているが、英文記事を読んでいるとこうした語彙が自然と増えてくるのは、各地で紛争が絶えないからだと悲しむべきか。今回は、実際に見聞きしたこの分野の誤解や誤訳について書いてみたい。まずは湾岸戦争だったか、アメリカ軍の艦艇を同時通訳が「戦艦」と呼んでいたのを聞いた記憶がある。 ...続きを見る

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2008/02/27 22:30
副長とfirst officer
私が英語嫌いにならずにすんだ理由のひとつは、高校生の頃、気に入った映画やテレビドラマの小説版ペーパーバックを、読むとまではいかないが眺めていたことだ(ビデオはまだ普及していなかった)。いまBSで再放送されている「スター・トレック」もそのひとつだが、面白いと思ったのが、宇宙船の「副長」を原語で first officer ということだった。 ...続きを見る

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2008/02/24 13:11
矛になったイージス(aegis)
衝突事故に巻き込まれた乗り物は潰れる、というイメージを持っていたが、先日起きたイージス艦の事故では、漁船の船体が2つに切断された形になっていたので驚いた。aegis とはギリシャ神話の大神ゼウスが持つ「盾」で、転じて「保護」も意味するが、防衛システムの名称に使われ、今やこちらの方がよく知られているのではないかと思う。 ...続きを見る

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2008/02/23 10:23
ホームズ全集の新訳が完結
一昨年から出版されていたシャーロック・ホームズの新しい文庫本全集が完結した。訳したのはホームズに造詣が深いプロの翻訳家だが、「おたく」的な脚注を避け、広く一般に読んでもらうことを目指したという。訳者による解説には、「ホームズもの」をめぐる翻訳観も書かれていて興味深かった。 ...続きを見る

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2008/02/18 08:07
「オバマ氏を小浜市が応援」をめぐる誤(?)報
バラク・オバマ氏の名前を聞いた時、頭に浮かんだのは「小浜」の字だった。おやじギャグになるので自重していたら、福井県小浜市がオバマ氏を応援していると伝えられるようになった。候補者の快進撃を受けてか、外国メディアも競うようにこの話題を取りあげている。しかし読み比べたら、記事の間に無視できない食い違いがあることに気づいた。 ...続きを見る

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2008/02/16 15:01
トルーマン大統領の「常識のウソのウソ」
前回は、トルーマン大統領がモットーとしていた言葉 "The buck stops here." について書いたが、この大統領をめぐっては、「常識のウソのウソ」ともいえるトリビアがあるので、息抜きを兼ねて紹介しよう。 ...続きを見る

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2008/02/15 11:40
責任は俺が取る!(The buck stops here.)
このところ触れているミズーリ州は、大統領としてトルーマンを輩出している。在任中はきわめて不人気だったというが、後にぐんぐん評価が上がり、今では歴代大統領のランクで上位10人の常連になっている。英語学習の面からトルーマンを取り上げるとすれば、"The buck stops here." という表現になるだろう。彼はこの言葉が書かれたプレートを机に置いていた。 ...続きを見る

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2008/02/14 12:41
「ミズーリ」か「ミズーラ」か
先日 I'm from Missouri. というイディオムを紹介したついでに、この州の発音について書いてみたい。はるか昔の学生時代、初めてアメリカを貧乏旅行した時に、「ミズーリ」ならぬ「ミズーラ」のような発音を聞いてめんくらった。しかも1回だけではなく、何回か耳にすることになり、このように発音することもあるのだろうと考えた。 ...続きを見る

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2008/02/13 15:06
疑い深いトマス
先日、ミズーリ州の名前を使って「疑い深い」ということを表す "I'm from Missouri. You have got to show me." という言い回しについて書いたが、ここから連想したのが doubting Thomas という、人名が使われた類似表現である。 ...続きを見る

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2008/02/12 12:27
疑い深いミズーリの人びと
先日、「ある地域から全体の傾向を読み取る」という場合に使われる bellwether について書いたが、そうした場所として、選挙についての実例ではミズーリ州があげられていた。ミズーリといえば連想するのが、「疑り深い」という意味の from Missouri という表現だ。 ...続きを見る

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2008/02/11 10:39
「じゃんけん」とアメリカ大統領選挙
先日、「ヘラルド・トリビューン」紙のサイトで読んだ記事から bellwether という単語を紹介したが、同じ日に同紙で読んだもう一つのスーパーチューズデー関係の記事が "Rock, paper, scissors" である。大統領選挙の候補者をじゃんけんの「グー、チョキ、パー」にたとえているのがおもしろい。 ...続きを見る

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2008/02/10 10:24
トレンドを占うbellwether
今年のアメリカ大統領選挙戦は、この国に特別な関心を持っているわけではない人にも、アメリカが統合よりも分散へ向かっていると感じさせるものではないかと思う。有力候補者の顔ぶれは、民主党が性差と人種について、共和党が保守の度合いについて、それぞれ選択を迫る。そして今回のスーパーチューズデーで明確な勝者はおらず、人びとの拡散ぶりを印象づけるものとなったのではないだろうか。 ...続きを見る

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2008/02/07 22:20
「送る」ではないdispatch
先日 snuff に「殺す」という意味があることに触れたが、関連して頭に浮かんだのが dispatch である。やはり kill を意味するが、ちょっと意外だと思う人もいるのではないだろうか。 ...続きを見る

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2008/02/06 22:37
snuff film [movie]
先日書いたように、sn- で始まる単語には鼻に関係ある単語が多いが、そのひとつが snuff である。「くんくん鼻で嗅ぐ(こと)」という意味だが、名詞としてのこの単語に movie あるいは film をつけると(映画好きならご存知の方がいるはずだが)、とんでもない(?)意味のスラングになる。 ...続きを見る

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2008/02/04 21:46
光でくしゃみ(辞書に載っていない表現)
「くしゃみ」からさらに余談気味の連想を続ける。太陽を目にすると思わずくしゃみが出るという人がいると思う。一般の辞書には載っていないようだが、この反応を photic sneeze reflex と呼ぶ。achoo syndrome ともいうらしい。 ...続きを見る

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2008/02/02 11:23
「はくしょん」とachoo
sneeze や Bless you. から始めた連想、今回は余談気味の話である。くしゃみの擬音 onomatopoeia は英語では achoo となる(ahchoo など異なる綴りもある)。私には、くしゃみの音がどうしてこう聞えるのか不思議だ。どう聞いたって「ハクション!」じゃないか、と思う。道理でいつまでたっても英語がうまくならないわけだ。 ...続きを見る

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2008/02/01 08:04
「アメリカがくしゃみをすれば日本はかぜをひく」
sneeze からの連想を続ける。昨今のサブプライムローン問題や株安の連鎖を見ていると、アメリカのくしゃみはやはり凄い風圧を持つようだ。この「アメリカがくしゃみをすれば日本はかぜをひく」式の言い回し、内容は日本独自のものと思うが、表現のパターンとしてはちゃんと英語にある。 ...続きを見る

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2008/01/29 08:05
sniff at, snoopy, snook
前回の sneeze at と似た意味を持つ単語として sniff at 「〜を鼻であしらう」がある。やはり not to be sniffed at という形でも使われる。 ...続きを見る

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2008/01/27 11:22
not to be sneeze atとBless you
少しでも語彙を増やしたり定着させたりするために私が採っている方法のひとつが「連想」である。ある表現をめぐって自分なりに連想を働かせると、そこから新しい単語に出会い、忘れていた言い回しに再会することがある。先日「くしゃみ」に関連して Gesundheit! について書いたので、連想というほどではないが、温故知新と sneeze を辞書で引いてみた。 ...続きを見る

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2008/01/26 11:50
Bless youとGesundheit
先日、ネイティブスピーカーと話をする機会があったが、風邪をひいていたわけでもないのに、突然、くしゃみが連発して出た。その時、相手が間髪を入れずに私に言った言葉があった。しかし、おなじみの "Bless you!" ではない。 ...続きを見る

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2008/01/25 00:22
アルファベットの頻度(etaoin shrdlu)
1年前に「わら人形」について書いたが、この言葉から頭に浮かんだのが、コナン・ドイルのホームズもの短編「踊る人形」である(単純な連想で、直接の関係はまったくない)。ネタばれになるので詳しくは書かないが、この中に「アルファベット各文字が使われる頻度」についての話が出てくる。面白いテーマなので、ちょっと調べてみた。 ...続きを見る

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2008/01/23 10:20
arguableとは反対のarguably
英語に接する時は、文脈やこれまで学んだ知識から意味を類推する。そうしなければ多読などできない。しかし、それだと単語や表現によっては思わぬ誤解をしかねない場合があるのは、これまで何回か実例を取り上げた通りである。やはり地道な学習も必要なのだ。先日読んだ記事に arguably が出てきたが、これもやけどをする単語かもしれない。 ...続きを見る

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2008/01/21 08:07
「総当たり戦」と「〜回戦」
前回、round number を取り上げたが、ついでに連想した表現に round robin (round-robin) がある。いわゆる「総当たり戦」のことである。 ...続きを見る

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2008/01/20 10:33
「切りのいい数字」「キリ番」
前回取りあげた -odd という表現の説明として used in combination with a round number とあった。日本語でも同じように「丸い(丸めた)数字」というのが面白い。偶然なのか、それとも外国語の影響を受けたものなのか。ついでなので、この round について短く書いてみたい。 ...続きを見る

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2008/01/19 08:42
数につけるsome、-ishと-odd
年齢について言い回しについていろいろ取り上げたが、ついでに連想した数字がらみの表現についてメモしておきたい。まず、英語を学び始めた時には「いくらかの」「いくつかの」などと教えられる some であるが、数字の前につけると「およそ」という意味になる。about 等を繰り返したくない場合に使ってみるのはどうだろか。 ...続きを見る

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2008/01/18 09:49
年齢についての単語・落穂拾い
ちょっと前に、年齢についての表現をいくつか取りあげたが、昔の学習ノートを見返したら、関連のある単語がまだいくつかメモしてあったので、続きを少し書くことにする。まず、twentysomething, thirtysomething というように、切りのいい数字に -something をつけると、「二十代」「三十代」といった意味になる。 ...続きを見る

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2008/01/17 09:20
transcriptionと「幼年期の終わり」とバッハ
前回の関連である。「幼年期の終わり」を再読したら、登場人物が最後にバッハに耳を傾ける場面があるのに気づいた。実は、同じクラークの「2001年宇宙の旅」にも似たシーンがある。人類の黄昏にはバッハが似合うと作者は考えているのだろうか。そう思いつつ、何の気なしに3種類ある「幼年期」の訳書を比べたら、この場面にある transcription という単語の解釈が異なっているのに気づいた。 ...続きを見る

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2008/01/15 18:10
新しい「幼年期の終わり」
「カラマーゾフの兄弟」が何かと話題の光文社古典新訳文庫から、名作の誉れ高い「幼年期の終わり」 Childhood's End が出ているのを書店で見つけた。私は高校生の時に初めて読み、社会人になってから原書でも読んだ作品だ。SFというジャンル、しかも1953年発表という新しい作品をこの文庫が取り上げたことにまず驚き、さらに中身を見て、実は原作者のクラークは一部を改作しており、その初訳と知って二度驚いた。 ...続きを見る

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2008/01/14 11:28
辞書に載っていないincapacitated
前回、pick up the slack を紹介するのに使った実例に incapacitated という単語が出てきたので、ついでに触れておきたい。もちろん、動詞の incapacitate はちゃんと辞書に載っている。「能力・健康・資格を奪う」などの訳語がある。しかし、これに沿って重い意味に取ると、思わぬ誤解・誤訳になることがあるのだ。 ...続きを見る

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2008/01/11 23:06
pick up the slack
何回か耳にしたので覚えた表現である。会話でよく使われるものなのかもしれない。いくつかの意味があるので使い出もありそうだ。先日読んで紹介したペーパーバック "Gravity" で印をつけたところを見返していたら、次のように使われていたので取りあげてみたい。 ...続きを見る

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2008/01/10 22:36
w00tとl33t〜続・2007年「流行語大賞」
タイトルの単語は typo ではない。前回書いた The American Dialect Society とは別に "Word of the Year" を決めているのが、辞書出版社の Merriam-Webster だ。今回選ばれたのが前者で、o の代わりに zero を2つ重ねる。また、このような表記をする言葉を後者のように呼ぶのだそうだ。3 は e の代わりである。 ...続きを見る

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2008/01/09 09:50
英語版2007年「流行語大賞」発表
The American Dialect Society という団体が毎年選んでいる "Word of the Year" については、1年前にも取りあげた。前回は惑星の座から滑り落ちた冥王星にひっかけた to be plutoed だったが、アメリカでの「2007年の英単語」にはどんな言葉が選ばれたのだろうか、年初めに行われる投票の結果が先日発表された。 ...続きを見る

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2008/01/08 09:22
tweenとは?
このところ年齢にからんだ表現について書いているが、自分の学習ノートにメモしてあった例から、今回は tween という単語を取りあげたい。字面から想像がつくかもしれないが、between と teen をかけあわせたものである。10歳前後の子供を指すが、その範囲は辞書によって微妙に違っていて、定まったものではないらしいことがうかがえる。 ...続きを見る

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2008/01/06 23:56
「〜歳の大台に乗る」「〜歳に手が届く」
前回に続いて、年齢にからんだ表現を、自分の学習ノートにメモしてあった例からさらにいくつかあげることにする。まず hit [reach] the big (six)-oh という言い回しである。six-oh というのは一例で「60(歳)」の意味、十の位の数字が入る。「40歳」なら forty-oh になる。 ...続きを見る

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2008/01/05 22:35
「〜歳の坂を越す」
先日 the better part of という表現について書いたが、ここから頭に浮かんだのが on the right side of (the specified age) という、年齢についての言い回しである。「〜歳前の、〜歳未満で」 という意味になる。right の代わりに、better, bright, green, sunny などの形容詞を使ってもいいようだ。 ...続きを見る

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2008/01/04 22:20
「より良い」ではないbetter
1年前にカズオ・イシグロの小説 "The Remains of the Day" について書いたが、この作品の中に出てくる "The evening's the best part of the day." という言葉から連想したのが、比較級を使った the better part of という表現だ。「より良い部分」のように取ると間違いになる場合があるので、ご存じなかった方は参考にしていただければ、と思う。 ...続きを見る

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2008/01/03 22:53
「プレイヤー」ではない prayer
ブット元首相暗殺についての記事を読んでいたら、prayer という単語が何回か出てきたので短く触れておきたい。基礎レベルの語彙だが、発音は要注意だからだ。/prei/ と発音する pray に -er がついたもの、と考えると間違いになる。 ...続きを見る

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2008/01/02 23:47
Chinese fire drillって何だ?
前回に続いて、最近読んだ小説 "Gravity" で見つけた表現について書く。スペースシャトルの打ち上げに向けた次の場面に出てくるものだが、この「中国式火災訓練」とはいったい何のことだろうか。 ...続きを見る

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2007/12/30 22:05
a thousand and one(数にちなむ表現)
先日読み終わったペーパーバック "Gravity" で知った表現をひとつ取り上げたい。Griggs と Diana という宇宙飛行士が知り合ったあとのなりゆきを描いた部分で、こんな言い回しが出てきた。 ...続きを見る

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2007/12/28 22:56
「皇帝」ではないczar
TIME誌は2007年の「今年の人」 Person of the Year にロシアのプーチン大統領を選んだ。初めてその風貌をテレビで見た時は「まるで冷戦時代の007映画に登場するソ連の悪役だな」と思ったが、本当に諜報機関KGBの出身と知って驚き、というか納得してしまった。今回の「タイム」も、大統領の強面のアップが表紙を飾っている。 ...続きを見る

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2007/12/26 22:49
discとdiskはどう違うのか
先日 desert island discs という表現について書いたが、ふと disc と disk とはどう違うのだろうかという疑問が浮かんだ。どちらも似たような意味のはずだが、何か使いわけがあるのだろうか、と考えたのである。そこで辞書やネットで調べてみた。 ...続きを見る

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2007/12/25 22:08
「無人島の一枚」とdesert island discs
今回は雑学をひとつ。先日CDの感想を書いた中で「無人島の一枚」という言葉を使ったが、英語では desert island discs という言い方を見かけることがある。同名のBBCの番組があることを以前何かで読んで知ったのだが、どんなものかよくわからなかった。インターネットの時代になって、そうした情報を簡単に調べられるようになったのはありがたい。 ...続きを見る

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2007/12/23 12:20
鈴木雅明の「ミサ曲ロ短調」
音楽の専門知識がなく、キリスト教徒でもない私だが、バッハの「ミサ曲ロ短調」は、私の「無人島の一枚」の有力候補である。芸術が持つ力を感じずにはいられない、すばらしい作品だ。鈴木雅明率いるバッハ・コレギウム・ジャパンの新録音が出たので聴いてみた。 ...続きを見る

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2007/12/21 09:45
外電が伝えた町村氏の「UFO発言」
「UFOは存在するか」という民主党の質問について、町村官房長官が「個人的には絶対いると思う」と定例会見で答えて笑いを取ったニュースは面白かった。もちろん冗談で答えたものだろうが、これより先に発表された「確認していない」という政府の答弁書と同じことをくそまじめに繰り返すだけよりもずっと好ましい。野党の子供じみた質問をうまく受け流したものだとも思える。ネット上に、海外通信社の記事も出てきたので読んでみた。 ...続きを見る

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2007/12/20 01:23
冷たくても「湯気」というのか、およびlegendについて
勤め先にあったある新聞の社会面に、幻想的な写真が載っていた。見ると朝の霞ケ浦を撮影したもので、放射冷却のため北関東がこの冬一番の冷え込みになったと報じるものだった。説明には「厳しい冷え込みで霞ケ浦の湖面から立ちのぼる湯気」とある。 ...続きを見る

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2007/12/18 00:50
語彙力なら達人に勝てる
先日に続いて、語彙力についてもう少し書いてみたい。なぜかあまり指摘されないように私は感じているのだが、学習者が自分より総体的に英語ができる人に勝てる可能性が一番大きい分野は語彙ではないだろうか。「あの人の知らない単語・表現を知っている」と思うのは、ささやかでケチな優越感かもしれない。しかしそれが学習の励みになりうるのが、聖人ならぬ普通の人間というものだ。 ...続きを見る

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2007/12/17 01:36
「やっぱり単語力だ」(AERA English特集)
やはり、語彙は努力して量と質を高めなくてはならないと思う。「わかるものをたくさん読んでいれば自然に単語力がつく」のかもしれないが、時間は有限であることを意識せざるを得ないサラリーマンの私としては、自然に任せていては、何かしらの満足感を得る前に人生が終わってしまいそうだ。雑誌 "AERA English" の最新号(2008年1月号)に触れ、あらためてそんなことを考えた。 ...続きを見る

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2007/12/16 00:03
Gravity(読んだ本)
宇宙と地上を舞台に、いわゆる「バイオハザード」を扱ったサスペンスである。アマゾンの読者評を見ると、「アポロ13」や「エイリアン」、また「アウトブレイク」や「ER」の要素をあわせたようなもの、とあり、何となく内容を想像していただけるだろうか。私はマイケル・クライトンの初期の作品「アンドロメダ病原体」も連想した。以下、多少のネタばれがある。 ...続きを見る

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2007/12/14 17:12
まだある悪魔fiend、およびgoblinとogre
「神」にからむ表現からの連想で始めた「悪魔」についての単語の芋づる式整理も、もういいかげん疲れてきたが、これを最後にと、さらに思いついたものを書くことにしたい。 ...続きを見る

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2007/12/13 00:34
さらなる悪魔ghoulとその語源
前回取り上げた「悪魔」を表す単語の Lucifer は、もともとは「明けの明星」だったが、科学もの・宇宙ものの話が好きな私としては、もうひとつ、the Demon Star 「悪魔の星」 というニックネームを持つ星について取りあげたい。というのは、ghoul という英単語と関係があるからだ。 ...続きを見る

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2007/12/12 01:35
Luciferの正体は何か
このところ devil, demonize といった単語について書いてきたが、「悪魔」つながりでもうひとつ頭に浮かんだのが Lucifer である。そこで、日本語でルシファー、ルシフェルなどと表記されるこの存在について調べてみたら、面白いことに、最初から「悪魔」ではなかったということを知った。 ...続きを見る

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2007/12/11 00:23
「悪魔化する」って何だ?
devil にちなんだ表現を書いてきた流れで、「悪魔」がらみの別の単語を取り上げよう。以前、ある翻訳を読んでいたら「悪魔化する」という言葉が出てきた。別に宗教やオカルトの本ではない。原文が透けて見えるような訳を見るとこちらの方が悲しくなってしまうが、ためしに手持ちの辞書で demonize を引いたら、似たような訳語ばかり書かれていて、ちょっと意外だった。 ...続きを見る

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2007/12/08 09:51
「こんにゃく」とdevil's tongue
このところ devil にちなむ表現を書いてきたが、今回は短い余談である。昔、「こんにゃく」を英語で "devil's tongue" というと何かで覚えた。しかし、実際にこんにゃくを見たこともない人が聞いて、はたして何のことかわかるのだろうか。また、この英語を聞いて食欲がわく人がいるとも到底思えない。 ...続きを見る

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2007/12/05 22:04
続・devilにちなんだ表現
前回は old-fashioned という注のある表現が多かったが、それに比べれば (play) devil's advocate は現役といえるだろう。それでも「カトリックの列聖調査審問検事」というもともとの意味が最初に出てきてめんくらう辞書もあったが、今は「議論で故意に反対の立場を取る人」や「へそまがり、天の邪鬼」の方を先にしている辞書がほとんどのはずだ。 ...続きを見る

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2007/12/03 21:47
devilにちなんだ表現
ちょうど1年前に god にちなんだ表現について書いたので、そのならびで今度は devil にからむ表現を取り上げよう―などということができるのは、私が特定の信仰を持たないからで、罰当たりな行為かもしれないが、私は「芋づる式連想」を語彙増強のひとつの柱にしているので、お許しいただきたい。 ...続きを見る

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2007/12/02 21:52
「思う」についてさらに思ったこと
週末ということもあり、前回書いた「〜と思う」について、もう少しとりとめもないことを書くことにする。その昔、英会話のテキストの日本語訳を読んでいて、特に直訳がすぎるわけではないのに、どうも不自然だなと感じたことがあった。少しして、文の最後がすべて言い切り調になっていて、「思う」の類の言葉がないことに気づいた。 ...続きを見る

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2007/12/01 02:20
ちょっと気になった「思います」の連発
日本語では文の最後を「〜と思います」といった言葉で締めることがよくある。使いすぎると、自信がない、あるいは確実でないという印象を与えかねないが、日本の言語あるいは文化の特徴だとすれば、一概に否定的にとらえるべきでもないだろう。しかし最近、これはどうも、と感じた例を立て続けに聞いた。 ...続きを見る

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2007/11/30 02:06
「逮捕する」ではないarrest
横山秀夫の犯罪もの小説を紹介した流れで、今回は arrest という単語について書いてみたい。「逮捕する」とだけ記憶している人もいるのではないかと思うが、その他の意味もある。 ...続きを見る

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2007/11/29 02:10
顔写真(mug shot)
先日紹介した「陰の季節」は犯罪もの小説だったので、その連想で、mug shot という言葉を取り上げてみたい。「顔写真」という意味だが、しばしば警察が撮っておく犯罪者の写真を指す。ミステリを原書で読む人にはおなじみの単語なのだろうが、私は初めて知ったとき、面白い言い方をするものだな、と思った。 ...続きを見る

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2007/11/28 01:16
「陰の季節」(横山秀夫)
短編「陰の季節」は、私が初めて読んだ横山秀夫の小説だ。ひと昔前、海外の出張先に持っていった雑誌に掲載されていた。何気なしに読み始めたが、すぐに引き込まれた。犯罪ものではあるが、その設定が何とも意表をついたものだったからだ。 ...続きを見る

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2007/11/26 01:06
「新英文読解法」
「勉学の秋」の深まりにあわせて、今回は英語の学習書を紹介してみたい。怠け者の私は日々の英語学習は疎かにしているので、その埋め合わせにと、何年かおきにまとまった学習書を通読するようにしている。通勤電車やトイレタイムなどの時間も利用して、集中的に1冊を読み通す。 ...続きを見る

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2007/11/23 23:54
外国生まれの日本人は「帰国(return)」するのか
北朝鮮による拉致事件にからんだ英語についての話を、先日に続いてもうひとつ書くことにする。蓮池さんと地村さん両夫妻が帰国したあとも、その子供たちは北朝鮮で暮らしていたが、1年半以上して出国を許され、親の元に戻ってきた。これを「帰国」と当時報道したマスメディアが多かったと思うが、これは適切なのか、また、英語で"return"と表現していいのだろうか。 ...続きを見る

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2007/11/19 23:56
relativeは「親類」か?
最近、北朝鮮に拉致された日本人の家族会がアメリカを訪問した。これに関連して、relative という単語について書いてみたい。familyを「家族」、relativeは「親類」と覚えた人は多いだろうし、英和辞典にもそう書かれている。果たしてそれでいいのだろうか。 ...続きを見る

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2007/11/18 23:59
「チェック」ではないcheck
今回も遠藤周作の名作の英訳 "Silence" からだが、これは面白い表現というより、人によっては「意外な意味を持つ単語」にあたるかもしれないと思われたものなので、取り上げることにする。 ...続きを見る

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2007/11/17 23:52
英訳版「沈黙」から拾った表現・その3
遠藤周作の作品の英訳 "Silence" より、目にとまった表現の続きである。今回は「あれ?」と、ちょっと首を傾げた訳から。 ...続きを見る

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2007/11/15 23:59
英訳版「沈黙」から拾った表現・その2
遠藤周作の小説の英訳 "Silence" より、目にとまった表現の抜書きを続ける。前回書いたように、今回は英語として面白いというより、原文がどうなっているかという点に興味があったので、それぞれ本文を併記する。 ...続きを見る

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2007/11/13 23:24
英訳版「沈黙」から拾った表現・その1
このほど読んだ遠藤周作「沈黙」の英訳版 "Silence" から、目についた表現をいくつかあげていくことにしよう。日本語作品の英訳なので、読みながら印をつけたのは英語として面白い言い回しというより、「原作ではどうなっているのだろう」という興味を持ったものが中心となり、読了後にまとめて原文と比べてみた。 ...続きを見る

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2007/11/11 23:51
英訳版「沈黙」(遠藤周作)
本は放っておくと増える一方なので、折に触れて処分するようにしているが、ページがすっかり黄ばんだ遠藤周作の「沈黙」は、ずっと本棚にある。高校生の時に初めて読み、凄い小説だと思った。この作品をマーティン・スコセッシ監督が映画化する予定だと聞いたので再び興味を持ち、今回は英訳のペーパーバック "Silence" を手に取ってみた。 ...続きを見る

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2007/11/10 22:41
「一枚上手」のone-upmanship
このところ、zillion など「数にちなんだ単語」を取り上げてきたので、その流れで、今回は one-upmanship という単語について書いてみよう。 ...続きを見る

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2007/11/08 17:41
かえって逆効果のenabler
前回、莫大な数を表す単語について取り上げた際に「ギガバイト」というパソコン関連の言葉が出てきたが、その連想で enabler について書いてみよう。といってもIT用語の「イネーブラ」のことではない。この単語、人間に対して使われる、ちょっと面白い意味があるのだ。 ...続きを見る

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2007/11/06 16:41
「ギガバイト」のお次は?
先日取り上げた zillion からの流れで、莫大な数について書くことにしよう。子供の時、学習雑誌で「数の単位の一覧」という内容の記事を見た。「京」までは聞いたことがあったが、さらに上の単位は初めてだった。「恒河沙」「那由他」といった摩訶不思議な響きの単位があり、最も大きいものは「無量大数」であると知った。 ...続きを見る

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2007/11/01 23:25
途方もなく大きい zillion
先日書いた skosh は日本語の「少し」に由来していたが、そのつながりで「数にちなんだ単語」を取り上げてみよう。「少し」とは逆の「とても大きな数」という意味の zillion は、一見 million や billion のような具体的な数を表すようにみえるが、そうではない。「未知の数」を表す z を使って million の流儀で作られた造語だという。 ...続きを見る

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2007/10/30 10:16
英語になった日本語?「助平」
前回書いた「英語に入った日本語」にからんで、もうひとつ思い出したのが skivvy である。複数形で男性用下着の一種 (men's underwear consisting of an undershirt and shorts) を表す。辞書を見ると由来不明とある。しかしこの単語、日本語の「助平」から来たという、驚くべき(?)説があるのだ。 ...続きを見る

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2007/10/28 10:14
英語になった日本語「少し」
先日書いた中国語由来の gung ho や、以前取り上げたアラビア語からの the mother of all... のように、戦争は外国語の単語や表現が取り入れられるきっかけとなってきたようだ。日本語も例外ではない。比較的有名なのは、「班長」に由来する honcho だろうか。 ...続きを見る

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2007/10/27 00:58
invade は「侵略する」か?
このところイラク戦争にからんだ内容を書いているが、この戦争が始まったころ、「アメリカでは invade と表現するなど否定的な報道もある」といった内容の日本人の文章を読んだことがある。アメリカで当時から反対論があったのは確かだが、はたして invade という単語は否定的な意味を持っているのだろうか。 ...続きを見る

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2007/10/23 00:08
show the flagの波紋
前回の boots on the ground から連想した show the flag について思い出を書くことにする。911テロのあとアメリカが日本に対して使ったとされ、自衛隊の派遣を求めたものだと大騒ぎになった表現である。本当にこの言葉が使われたのか、そしてこれが何を意味するかをめぐって、不明な点があったことも騒ぎに拍車をかけたのだった。 ...続きを見る

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2007/10/20 11:06
boots on the ground
boot についてもうひとつ書くことにする。時事問題についての英文で時おり目にする表現が boots on the ground である。日本が「目に見える貢献」としてイラクに自衛隊を派遣するにあたって、この表現がカタカナになって使われていたのを憶えている方もいると思う。 ...続きを見る

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2007/10/19 00:15
「ブーツ」ではないbootさまざま
今回も「ブーツ」とは違う意味の boot について書くことにする。同じ綴りであるが、to boot という表現で使われている単語は、「ブーツ」とは由来自体が異なるという。 ...続きを見る

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2007/10/18 01:47
「ブートキャンプ」と「鬼軍曹」
このところ書いてきた camp という単語で連想する最近のヒットといえば、やはり「ビリーズブートキャンプ」だろうか。続くはずがないからやめておけ、と意見しているにもかかわらず、私の妻も欲しい欲しいと言っているくらいだ。これで boot camp という語を覚えた人もいるだろうから、別のご利益もあるというべきか。ということで、camp から離れて boot にまつわる表現を調べることにした。 ...続きを見る

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2007/10/16 21:30
「チャンピオン」ではないchampion
先日 camp のちょっと変わった意味を取り上げたが、「キャンプ」などとして日常的に使われているものとは由来が異なっていた。親しまれている方の camp と語源で共通しているのが champion である。この単語、日本語になっている「チャンピオン」が知られる一方で、他の意味もあることがあまり教えられていないように感じられるが、私の思い込みだろうか。 ...続きを見る

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2007/10/15 14:22
「キャンプ」ではないcamp
先日、映画「バットマン」で mano a mano という表現を知ったと書いたが、子供の時に見ていた、60年代のコミカルなTVドラマの方の「バットマン」にからんで知ったのが camp という名詞・形容詞・動詞である。野営のキャンプのことではない。 ...続きを見る

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2007/10/14 09:14
the Dynamic Duo, sidekickなど
映画の「バットマン」について何回か触れてきたので、その流れで、このサブカルチャー的キャラクターにまつわる英語についていくつか書いてみよう。 ...続きを見る

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2007/10/12 23:58
gung ho
「バットマン」を演じる前にマイケル・キートンが主演した映画に、日米の文化・企業風土の違いと摩擦をユーモアをまじえて描いた「ガン・ホー」 Gung Ho (1986年)がある。アメリカの自動車業界が不振だった当時、ある街が日本のメーカーを誘致して再興を図ることにしたが…という話である。 ...続きを見る

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2007/10/11 00:27
mano a mano, mano y mano
1989年の映画「バットマン」にちなんで、もう1回書くことにする。この作品は、タイトルロールには似合わないと思われていたマイケル・キートンの意外(?)な好演と並んで、やはりジャック・ニコルソンの怪演が印象的だった。英語面では、mano a mano という表現を知った作品でもある。もっとも映画のセリフでは、mano y mano となっていた。 ...続きを見る

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2007/10/10 22:50
「お株を奪う」
先日 typecast について書いた際、調べた英文の中に、映画「バットマン」にからんで「主役を食う」という意味の upstage という単語が使ったものがあった。ついでなので、類似の表現についてまとめてみることにしよう。 ...続きを見る

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2007/10/09 23:54
続・「はまり役」で型にはめられた俳優たち
あるキャラクターを演じることによって俳優のイメージが固定されることを指す typecast について続きを書く。映画「バットマン」 (1989年)は、コミカルなテレビ版とはうってかわって、原作に沿った暗いトーンを打ち出していた。主演のマイケル・キートンは続編に出たが、3作目には出演しなかった。 ...続きを見る

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2007/10/08 23:59
「はまり役」で型にはめられた俳優たち
映画「バットマン ビギンズ」が先日テレビで放送された。以前、reboot という単語について書いた際、「007 カジノ・ロワイヤル」とならんで、それにあてはまる例としてあげた作品だ。これにちなんで、こうした「ヒーローものシリーズ」に関係する単語をもうひとつあげることにする。typecast がそれである。 ...続きを見る

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2007/10/07 18:23
ダメ生徒の代表ジョニー君
最近の TIME 誌に、"Why Johnny Isn't Reading Much Better" というタイトルの記事があった。このジョニー君、教育問題についての記事の見出しなどで使われるのを時おり目にする。しかし、この名前を辞書で引いても、そうした情報はなかなか載っていないのではないかと思う。 ...続きを見る

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2007/10/06 02:42
「貧乏くじを引く」
先日、福田総理が英語でどう形容されているかについて表現を列挙したが、福田さん絡みの他の英文を読んでいたら、ちょうどほぼ1年前に取り上げた単語 straw を使った表現が目に留まったので、短く書いておくことにする。「貧乏くじを引く」を意味するものである。 ...続きを見る

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2007/10/05 01:49
福田総理についての英語
ネット上の英文記事から、福田総理を形容・説明する表現を集めてみた。この点で新総理は、小泉さんや安倍さんよりも興味がある。この2人の人物像と主張は、欧米メディアにとってわかりやすかったと思うが、福田さんは、いかにも旧来の日本の政治家というイメージを持たれているのではないか。そうした人がどう表現されているか、かえって学ぶところがありそうに思ったのである。 ...続きを見る

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2007/10/03 00:07
続々・続きは前編で
prequel, reboot, retcon と、ちょっと毛色の変わった「続編」を表す単語を見てきたが、関係する英文を読んでいてさらに目にとまった単語についてメモしておくことにする。いずれも、前回触れた「スター・トレック」の新作に関する記事にあったものだ。 ...続きを見る

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2007/10/02 00:37
続・続きは前編で(retcon)
前回、シリーズの過去の設定をご破算にして作られる新作をあらわす reboot という単語について書いたが、来年のクリスマスに公開される「スター・トレック」の新作映画についての英文を読んでいたら、関連する単語があったので、記しておくことにする。 ...続きを見る

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2007/09/29 22:12
続きは前編で(prequel, reboot)
007の映画「カジノ・ロワイヤル」について先日書いたが、この作品はいわばジェームズ・ボンドの誕生編となっている。ヒット作の続編として、過去を描く作品が制作されることがあるが、そうした場合によく使われる単語が prequel である。 ...続きを見る

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2007/09/28 01:08
「乱闘」と「メドレー」との不思議なつながり
先日取りあげた battle royal とちょっと似た意味を持つ単語に melee がある。英和辞典には、「乱闘、混戦」、また「雑踏、混雑」と書かれている。その語源を見ていたら、ちょっと面白いことがわかった。 ...続きを見る

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2007/09/27 00:36
battle royal
前回書いた007の映画「カジノ・ロワイヤル」とは関係ないが、このタイトルから連想したのが、物議をかもした何年か前の邦画「バトル・ロワイアル」、さらにその英語にあたるともいえる battle royal という表現である。英和辞典には、「3者以上が参加する戦い、最後の1人になるまでの大乱戦、死闘」「大論戦、激論」などと書かれている。 ...続きを見る

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2007/09/26 00:01
「007 カジノ・ロワイヤル」
去年、この映画が公開される前、007を演じたダニエル・クレイグ Daniel Craig がインタビューの中で使った "110 percent" という表現について取り上げたことがあった。作品は未見だったが、少し前にDVDがレンタルビデオ店に入ってきたので、このほど借りて観た。 ...続きを見る

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2007/09/25 02:02
気になる直訳の定着
先日、自民党総裁選で福田さんがリードしていることにからめて、「圧勝」を表す表現をいくつか書いたが、蓋を開けてみたら、福田さんは勝ったものの、麻生さんがかなり健闘し、landslide といった表現は適切ではない結果となった。それはともかく、この単語については、かなり前から、「地すべり的勝利」という訳が目につくように思う。 ...続きを見る

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2007/09/24 02:39
結婚式をドタキャン(runaway bride)
前回取り上げた runaway という単語について、「脱走」「駆け落ち」といった辞書の訳語を眺めていて連想したのが、映画「卒業」 The Graduate の有名なシーンである。ダスティン・ホフマン演じる主人公が、結婚式に闖入し、ヒロインを新郎から奪って2人で逃げるのだが、これぞまさに runaway ではないか。そこで、runaway bride といった言い方ができるのでは、と考えて検索してみた。 ...続きを見る

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2007/09/23 00:16
「ぶっちぎり」のrunaway
去年、総理になることが確実視されていた安倍さんに関連して shoo-in という単語を取り上げた。それからちょうど1年が経ち、総理の座は福田康夫氏に移ろうとしている。ネット上の英文記事を読んでいたら、自民党総裁選で福田さんが断然優勢であることを表すのに、同じ shoo-in を使った例があったほか、違う単語を使った英文も見かけた。 ...続きを見る

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2007/09/22 01:54
「ご静聴ありがとうございました」?
パワーポイントを使ったプレゼンテーションの最後に、「ご静聴ありがとうございました」というスライド表示が出てきた。何だこれは、と思ったが、同席していた後輩に聞くと、「何かおかしいんですか?」というつれない反応である。 ...続きを見る

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2007/09/20 01:38
「お友だち内閣」「仲良しクラブ」〜安倍首相にちなむ英語表現
以前、相次いだ閣僚の失言がどう英語に訳されているかを調べて取り上げたことがあった。その際、安倍内閣に対する「仲良しクラブ」という批判の英訳を見つけたので、ついでに書いておいた。その後、類似の表現も目にしたので、そのうちにこちらも調べてまとめてみようかと思っていたら、安倍総理が辞任を表明してしまった。時機を逸してしまったが、せっかくなのでやってみることにした。 ...続きを見る

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2007/09/19 00:08
「職を賭す」〜安倍首相にちなむ英語表現
安倍総理の辞任をめぐって、このところ英語以外のことばかり書いてきた。そこで少しは英語について勉強しようと、最近読んだ安倍氏関連の英文記事から、辞任表明のわずか数日前に総理が述べた「職にこだわらない」や「職を賭す」が、どう表現されていたかを抜書きしてみた。文を列挙した単純なものだが、同じ内容を言い換える上で多少なりとも参考になればと思う。 ...続きを見る

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2007/09/16 22:14
首相の臨時代理を置かなくてもいいのだろうか
安倍総理が入院したと聞いた時、誰か代理をつとめるのだろうか、そうだとしたらやはり官房長官だろうか、などと考えた。その後、与謝野官房長官が「今回は臨時代理を置かない」と述べた、という記事を読んだ。理由は「総理に事故があった時や欠けた時」という規定に今回は当てはまらず、病院が近く連絡する方法はいくらでもあるから、ということだそうだ。しかし、本当にそれでいいのだろうか。 ...続きを見る

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2007/09/15 11:17
職責にしがみつかなかった「美しい国」の総理大臣
先日、安倍総理が「職責にしがみつくことはない」と述べた際、言葉の使い方が変ではないかという指摘がいくつかネット上に載った。私も以前、総理が言った「慙愧に堪えない」について書いたことがあるが、今回は「職を賭して頑張る」ということをいいたいのだろうと思った。しかし坊っちゃん育ちという先入観もあって、「職といっても総理の椅子。辞めても失業するわけではなし、説得力がないな」などと思っていたが、日をおかず、本当に職と職責を放り投げてしまったのには驚いた。 ...続きを見る

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2007/09/14 11:25
ゴディバと出歯亀の由来〜コヴェントリーにまつわる英語(その4)
劇画「ゴルゴ13」の最新エピソードをきっかけに、まだ行ったことのないコヴェントリーにまつわる英語表現についていろいろ書いてきたが、このイギリスの都市に関連して一般によく知られている名前といえば、やはりチョコレートにつけられた Godiva ではないかと思う。11世紀にここを治めていた領主の妻である。 ...続きを見る

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2007/09/13 02:05
コヴェントリーにまつわる英語(その3)
劇画「ゴルゴ13」をきっかけにした、コヴェントリーにちなむ英語について続ける。このイギリスの都市は軍需産業があったためナチスの標的になったそうだが、近代工業化される以前は織物業が盛んだった。それにちなんだ英語の慣用表現が生まれたのは、ある意味、先日取り上げた send to Coventry よりも納得できる。 ...続きを見る

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2007/09/12 01:31
コヴェントリーにまつわる英語(その2)
劇画「ゴルゴ13」が最新のエピソードで「コヴェントリー空襲謀略説」を取り上げていることにちなんで、このイギリスの都市にまつわる英語について書いているが、前回あげた Wikipedia の "History of Coventry" には、次のような記述があった。 ...続きを見る

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2007/09/11 00:41
コヴェントリーにまつわる英語(その1)
さいとう・たかを の劇画「ゴルゴ13」を長年読んでいる。国際情勢に題材を取ったストーリーが多く毎回楽しんでいるが、いま連載中のエピソードは、第2次大戦中のドイツ空軍 Luftwaffe による「コヴェントリー空襲」にまつわる俗説を扱っている。 ...続きを見る

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2007/09/09 23:05
翻訳者の命を奪った?at bay
「進退窮まる」ことを表す表現をめぐっては、このところ取り上げてきた「ジレンマ」というニュアンスにこだわらなければ、at the end of one's rope, up a tree, have one's back to the wall, at bay なども過去の英語学習ファイルに書き留めてあった。このうち at bay という表現を私が知ったのは、ウソのようなあるエピソードによってだった。 ...続きを見る

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2007/09/08 23:22
「絶体絶命」その他のイディオム
前回、between the devil and the deep blue sea というイディオムの由来を調べた際、「絶体絶命」「進退窮まる」にあたる他の表現がいくつか出てきた。ついでなので、今回はそれを列挙することにしよう。 ...続きを見る

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2007/09/07 23:47
「絶体絶命」の本当の由来は何か
このところ sea や deep を含む表現を取り上げてきたが、今回はこうした単語が入っている between the devil and the deep blue sea について書いてみたい。私は、この表現がタイトルになっているジャズのスタンダードナンバーで知った。邦題は「絶体絶命」である。 ...続きを見る

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2007/09/06 10:06
deep sixの本当の由来は何か
前回、sea change という表現は、シェイクスピアの「テンペスト」のセリフに出てくると書いたが、その一節にある "Full fathom five thy father lies" から連想した「数にちなむ表現」が deep six である。 ...続きを見る

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2007/09/05 01:04
「海」ではないsea、およびその由来について
少し前に、「大きな数」を表すいくつかの単語について書いた。一方でこのところ、季節にあわせて「海」から連想したことについても綴ってきたが、考えてみると、sea という単語も、大きな数や量を表す際に使われるのだった。 ...続きを見る

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2007/09/04 00:29
『英語学習7つの誤解』
夏休みの旅先で読んだ新書である。何か持っていこうと出発の前日に書店をぶらぶらしていたら、出版されたばかりで平積みになっていたのが目にとまった。こうした「英語学習法」系の本を私はほとんど読まなくなったが、値段も手頃なので買い求めた。 ...続きを見る

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2007/09/02 10:24
「老人と海」で学んだ英語
海にちなんだ話の流れで、今回はこのヘミングウェイの小説にまつわる思い出について書くことにする。中学2年生の時、初めて買った数冊の洋書のひとつが、この "The Old Man and the Sea" だった。確か Penguin 版のペーパーバックで、表紙には Spencer Tracy 主演の映画のスチルが使われていた。 ...続きを見る

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2007/08/28 00:24
北斎の「神奈川沖浪裏」、その意味と英訳
前回紹介した交響詩「海」のCDジャケットには「神奈川沖浪裏」が使われていたが、北斎のこの作品は、海外でもよく知られているようだ。私も以前ある開発途上国を訪れた際、何かの店の軒先に、この大波を模したイラストがかかっているのを見たことがある。 ...続きを見る

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2007/08/27 00:27
ドビュッシーの「海」
私は海が近いわけでも山が近いわけでもない、中途半端な都会の郊外に育ったが、両親が海辺の出身のせいか、DNA的には完全に海志向である。 ...続きを見る

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2007/08/26 00:35
誤訳だった火星の「運河」
1年前に惑星の座から陥落した冥王星を発見したのは、当時書いたようにアメリカ人の Clyde Tombaugh だが、その存在を予想したのは彼の師である Percival Lowell という天文学者だ。 ...続きを見る

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2007/08/25 02:20
「威風堂々」とイギリスの愛国歌
1年前に「惑星の定義」騒ぎにからんでホルストの「惑星」について書いたが、同じように愛好されているイギリスの曲が、Edward Elgar の行進曲「威風堂々」の第1番である。仮にエルガーがこれ1曲しか書かなかったとしても、その名前は音楽史に刻まれただろうと思わせる名曲だ。 ...続きを見る

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2007/08/24 01:01
英語版・語呂合わせ記憶法 (mnemonic)
「ひとなみにおごれや」「いい国つくろう鎌倉幕府」「水兵リーベぼくの船」といった語呂合わせの記憶法は、今も学校の生徒の間で健在なのだろうか。以前、「水金地火木土天海冥」の英語版について書いたように、こうした記憶のために作られた文は英語にもあり、mnemonic と呼ばれている。語頭の m は発音しないので注意が必要だ。 ...続きを見る

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2007/08/23 00:27
nth degree
先日 umpteenth を取り上げたが、この単語から連想した nth について短く書いてみたい。これだけを初めて見た人は、「母音がないが、どうやって発音するのか」と思うかもしれないが、実例としては nth degree というような表現の形で出会うことが多いだろうから(私もそうだった)、数学で習う不定の数を表す n に -th がついたものだと容易に想像がつくと思う。 ...続きを見る

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2007/08/22 00:15
umpteenth
前回紹介した『「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった』によれば、マッカーサー元帥が日本人を評するのに使った「12歳」には、「まだティーンエージャーにはなっていない」という意味がこめられているということだった。この -teen から連想した単語として、umpteen と umpteenth を取り上げてみよう。 ...続きを見る

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2007/08/18 23:58
『「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった』
「誤解と誤訳の近現代史」というサブタイトルが示すように、言葉にまつわる「歴史秘話」的な本である。 ...続きを見る

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2007/08/17 23:51
「エントリ」か「エントリー」か
entry にはいくつかの意味があるが、ブログの個々の日記を指すのにも使うことができ、日本語でも「エントリ」と呼ばれている。 ...続きを見る

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2007/08/13 23:27
different thanはどう使われるのか
先日ネイティブスピーカーと話す機会があったが、自分では意識しないのに different than という表現が口から出てきた。規範から外れた英語は真似しないよう心がけてきたつもりなので、ちょっと驚いた。どこかで聞いた音が無意識のうちに残っていたのだろうか。人間の脳とは不思議なものだと思う。 ...続きを見る

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2007/08/12 23:35
「夕凪の街 桜の国」
私自身が親となった年に8月がやってきたとき、子供の寝顔を見ながら、ぼんやりと思った―自分が親と決定的に違うことがある。それは、戦争について自分の子供に語るべき直接の体験を持ち合わせていない、ということだ。 ...続きを見る

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2007/08/10 23:08
schmooze
広島の平和記念資料館を運営する財団法人の理事長に初めて就任したアメリカ人についての記事を前回紹介した。英語の面では全体的にさほど難しい記事ではなかったが、こんな単語が目にとまった。 ...続きを見る

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2007/08/08 23:59
「ヒロシマ」を伝えるアメリカ人
広島にはこれまで何回か行ったことがある。そのたびに平和記念資料館に足を運んだ。「ヒロシマ」の惨禍を今に伝えるこの資料館は、広島市が出資する財団法人広島平和文化センターが運営しているが、この春、その理事長に初めてアメリカ人が就任した。 ...続きを見る

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2007/08/07 23:46
Hiroshima (John Hersey)
以前読んだものだが、「ヒロシマ・ナガサキ」に関連して、やはりぜひあげておきたい作品だ。戦後まもなく広島に入ったジャーナリストが外国人を含む被爆者を取材したもので、原爆投下の1年後、「ニューヨーカー」誌に発表された。その号に掲載されたのはこの作品ただ一編のみで、広島の惨禍を広く世界に知らしめることになったという。 ...続きを見る

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2007/08/05 22:52
figureheadはただのお飾り
知らない言葉の意味を前後関係から類推するのは、英文に親しむために必要だろう。前回取り上げた bicameral は、文脈から容易にあたりをつけることができた。しかしストイックなまでに「辞書を引いてはだめ、ひたすら読め」とする流派にもちょっと疑問を感じる。単語によっては、自己流に解釈し間違って覚えてしまうおそれもあるからだ。figurehead もそんな単語のひとつではないかと思う。 ...続きを見る

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2007/08/02 11:06
「カメラ」ではないcamera
参院選は、世論調査による underdog effect もなかったようで、予想以上ともいえる自民党の大敗で終わったが、今回も参院選についての英文から単語を取り上げてみよう。 ...続きを見る

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2007/07/31 09:31
辞書にのっていない選挙の表現
今度の参院選について、国内の世論調査をもとに海外メディアが伝えた記事を読むと、与党の形勢不利というトーンがより強く出ているように感じる。国内の記事だと、「態度未定の割合が多く、なお情勢の変化がありうる」というような説明が比較的はじめの方に出てくるが、英文だとポイントを絞って順番に並べていくので、印象が一層強まるのだろうか。 ...続きを見る

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2007/07/28 22:07
A-OK, roger !
宇宙飛行から連想した言葉について、もう1回だけ続けることにする。宇宙飛行士と地上とが取り交わす交信で一般にも有名になった言葉に、A-OK がある。 ...続きを見る

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2007/07/27 23:54
アポロ計画の名文句を集めて
アポロ11号が月に到達した1969年7月、私はまだ小さく、西山千氏らが通訳していた放送にリアルタイムで触れたのかどうか記憶はないが、後日、「あそこに人間が行ったんだ」と子供なりに感動しながら夜空の月を見上げたことを今でも覚えている。今回も、アポロ計画にちなんで書くことにしよう。 ...続きを見る

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2007/07/26 23:17
Thunderbirds Are Go ってどういう意味?
先日の記事でティコ・クレーターのことに触れたが、そういえば人類が初めて月に第一歩を記したのは38年前の今の時期、7月20日のことだった。この時に同時通訳をした西山千氏も、今月初め鬼籍に入られた。偶然にも、今月は1969年7月と各日の月齢がほぼ同じだ。そんなことから、アポロ計画や宇宙飛行から連想した英語について綴ることにしよう。 ...続きを見る

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2007/07/25 20:43
つらい時でも silver lining
この silver lining という表現は、苦境の中でも希望を捨てるな、というような意味を持つ Every cloud has a silver lining. ということわざから来ている。最近も、科学ライターの Simon Singh が書いたノンフィクション "Big Bang" を読んでいてお目にかかった。 ...続きを見る

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2007/07/24 10:38
続・skidooって何だ?
23 skidoo という表現を知るきっかけとなった Bill Evans の曲 "34 Skidoo"が何を意味するのかは、ネットで検索してもわからず、長いこと手がかりがなかった。 ...続きを見る

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2007/07/23 10:28
skidooって何だ?
はやりすたれが激しいこともあって、スラングにはあまり興味がなく、積極的に学ぼうとしたことはないが、ひょんなことから賞味期限の切れた俗語を覚えたりする。23 skid(d)oo という表現は、ジャズ・ピアニスト Bill Evans の "34 Skidoo" という曲から知ったものだ。 ...続きを見る

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2007/07/22 00:23
「〜につき」ではないper
アメリカ大統領選の民主党討論会で、エドワーズとクリントン両候補の私的な会話がマイクを通じて流れてしまったことを報じる記事から、もうひとつだけ短く書くことにする。per といえば、「〜ごとに」「〜につき」と覚えている人もいると思うが、それ以外の意味もある。 ...続きを見る

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2007/07/21 02:11
手玉に取るjuggle、千鳥足のstagger
前回 rig という単語を取り上げたが、これから連想したのが juggle である。 ...続きを見る

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2007/07/20 00:42
結果をごまかすrig
今回も、クリントンとエドワーズ両候補の私的な会話がマイクを通じて流れてしまった騒ぎを伝える記事をもとに書いてみよう。先日、doctor に「改竄する」という意味があると書いたばかりだが、それにちょっと似ているので取り上げたいのが、rig という単語である。 ...続きを見る

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2007/07/19 01:49
「泡沫候補」の英語
前回、アメリカ大統領選の討論会で、クリントンとエドワーズ両候補が交わした「弱小候補は討論会に不要」と受け取れる私的な会話がマイクを通じて流れた open mic 騒ぎを紹介したが、これを報じる記事の中に、long-shot という単語が使われていた。日本の選挙が近いこともあり、これをきっかけにして、「弱小候補」「泡沫候補」にあたる英語について書いてみたい。 ...続きを見る

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2007/07/17 00:42
オンになったマイク (open mic) に気づかず問題発言
今月12日にデトロイトで行われた大統領選挙候補者による討論会で、ヒラリー・クリントン上院議員とエドワーズ元上院議員が交わした、「弱小候補は参加させない方がいい」という私的な会話が会場のマイクで拾われてしまった。 ...続きを見る

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2007/07/16 01:08
「おたく」の英単語をもうひとつ(anorak)
trainspotter, otaku と、「おたく」を表す英単語について書いてきたが、残る anorak についてオンライン辞書の定義と例文を見て、とりあえずの締めとしよう。 ...続きを見る

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2007/07/15 00:20
「おたく」とotakuの英語
「おたく」を表す trainspotter と anorak について前回書いたが、日本の参議院選挙を報じる記事を読んでいたら、偶然にも otaku に出くわした。そこで、anorak について続きを書く前に、英語に入りつつあるこの otaku について調べてみよう。 ...続きを見る

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2007/07/14 00:55
「鉄ちゃん」は英語で何という?
ある週刊誌の最近の号を眺めていたら、「男の子の『鉄ちゃん脳』は0歳から始まる」という記事があった。これを見て頭に浮かんだ単語が trainspotter である。以前、「おたく」にあたる表現についてネイティブスピーカーと話していて、anorak という類語とともに教えてもらったものだ。 ...続きを見る

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2007/07/13 02:00
pepやpepper など
sex up, juice up と続けた流れで、今回は pep up や関連する単語・表現について思いつくままに書くことにしよう。 ...続きを見る

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2007/07/12 02:39
juiceをめぐる表現さまざま
先日 sex up と似たような表現に juice up があると書いたので、juice をめぐる単語を取り上げてみよう。 ...続きを見る

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2007/07/10 00:53
sex up、および「医者」ではないdoctor
前回書いた jazz up と似た表現として、sex up や juice up, pep up がある。jazz は sex を意味する俗語に由来するという説があるが、sex up も jazz up からの並びでできたのだろうか。 ...続きを見る

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2007/07/08 01:16
jazzを使った英語表現
語彙を増やすためには、辞書を入念に引く、辞書を引かずに文脈で覚える、単語集で詰め込む、などいろいろあるだろうが、何かをきっかけにこちらから網を広げてみるのもいいと思う。先日、前回ジャズにちなんだ学習書について書いたので、 jazz という単語について調べてみることにしよう。 ...続きを見る

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2007/07/07 00:46
「ジャズの英語」
「歌で英語を学ぼう」といわれるものの、大人が興味を持つような新しい作品について歌詞を詳しく説明した教材は、著作権のためかもしれないが、あまり多くはないように思う。 ...続きを見る

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2007/07/06 02:10
シベリウスの交響曲第5番(アシュケナージ)
先日 recapitulation という単語に音楽用語の「再現部」という意味があると書いたが、その流れで、最近聴いたクラシックのCDを取り上げてみたい。 ...続きを見る

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2007/07/04 01:05
recap
Simon Singh という科学ライターが書いたノンフィクション "Big Bang" に、次のような文があった。文中の recap という単語は、前回の vox pop 同様、ニュースで聞くことがある単語だ。 ...続きを見る

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2007/07/01 21:26
vox pop
朝日新聞の「天声人語」は、"Vox Populi, Vox Dei" という題で英訳され、紙上やサイトで読むことができる。このラテン語を縮めて、「街の声」「街頭インタビュー」という意味で使われる単語が vox pop である。 ...続きを見る

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2007/06/29 21:36
「消えたズボン」裁判とpantsさまざま
極端な例をもとに物事を一般化するのは慎まなくてはならないが、こんなニュースに触れると、やはりアメリカの社会はどこか病んでいるのではと思ってしまう。クリーニングに出したズボンを紛失されたからと店を訴えた損害賠償の判決が先日あったが、70億円近くに相当する請求額に驚き、しかも訴えを起こしたのが法を司る判事と知って、さらにびっくりだ。 ...続きを見る

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2007/06/28 19:15
「やられ役」を英語で何という?
ドラマでは、危険な状況に置かれた主要登場人物が死んでしまっては話が続かない。SFドラマ「スター・トレック」の最初のシリーズでは、突発的な危機の際もレギュラー出演者たちは無事で、命を落とすのは見慣れない乗組員、というパターンがみごとに定型化していた。エキストラ俳優演じる名もない乗組員が出てくると、ああこれは「やられ役」だな、とわかってしまうわけだ。 ...続きを見る

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2007/06/27 23:58
Beam me up, Scotty.
TVドラマ「スター・トレック」の有名なセリフのひとつに、"Beam me up, Scotty." がある。アメリカでは、ファン以外にも広く知られているようで、辞書にも収録されている。ところが前回書いた「カサブランカ」や「シャーロック・ホームズ」の例と同様、ドラマの中でこれと同じ形で使われたことは、実は一度もないのだそうだ。 ...続きを見る

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2007/06/26 23:43
実在しない有名なセリフ
前回書いたように、TVドラマ「スタートレック」のタイトルには、少し前に取り上げた「シャーロック・ホームズ」や、映画「カサブランカ」に出てくる言葉も使われているが、この3つの作品には、ある共通点がある。それは「有名になったセリフが、実際には作品の中に出てこない」というものだ。 ...続きを見る

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2007/06/25 22:10
「スタートレック」のタイトルに学ぶ英語
前回書いたように、シェイクスピアの作品からの引用は、英語に触れているとあちこちで出会う。今回は、週末の息抜きも兼ねて、そうした例をアメリカのTVドラマ「スタートレック」のタイトルに見てみることにしよう。 ...続きを見る

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2007/06/24 02:25
「ハムレット」の名セリフの訳
「慣用」をめぐって、もう1回書くことにする。シェイクスピアの「ハムレット」の名セリフといえば、何といっても "To be, or not to be..." だ。この訳として一般に言い慣わされているのは、「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」だろう。ところが面白いことに、この言い回しが出てくる翻訳(完訳本)は、これまでひとつもないのだそうだ。 ...続きを見る

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2007/06/23 01:00
「ワトソン」か「ワトスン」か〜「慣用表記」とはいうものの…
前回は、シャーロック・ホームズの小説「緋色の研究」の原題にある study をめぐって、慣用的な訳と違う解釈があることについて書いたが、「慣用」といっても、ひとつに定まっていない場合があるのでやっかいだ。ホームズの友人で物語の語り手の Dr. Watson がいい例である。 ...続きを見る

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2007/06/21 23:17
「緋色の研究」(あるいは「習作」)のこと
前回、「エチュード」(練習曲)というCDを取り上げたが、フランス語に由来する etude と同じ意味を持つのが study だ。この単語は、美術の「習作」をも意味する。これで連想するのが、シャーロック・ホームズが初めて登場したコナン・ドイルの小説 "A Study in Scarlet" である。 ...続きを見る

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2007/06/20 02:18
日本語の定冠詞?「ザ」をめぐる駄考
先日、「ザ・ホワイトハウス」という海外ドラマにからんだ英単語を取り上げたが、この邦題にある「ザ」は、考えてみるとちょっと面白い言葉だ。 ...続きを見る

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2007/06/16 23:21
It's all yours.
このところ you について書いている流れで、今回は yours が出てくるこのフレーズを取り上げてみよう。これも辞書では見つからなかったが、活字がきっかけだった前回の表現と違って、ネイティブスピーカーから言われて覚えたものだ。 ...続きを見る

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2007/06/15 23:00
You and your ...
翻訳として自然な日本語になるならば、不定代名詞の you を時には「君」と訳しても構わない、という柴田元幸氏の考えを前回紹介したが、直接関係はないものの、連想したのがこの "You and your(名詞)." だ。日本語として不自然な翻訳をきっかけに覚えた表現である。 ...続きを見る

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2007/06/14 01:23
村上春樹の「総称のyou」論
先日、「バベルの謎」の著者が、「ある文化の特質は、かえってそこに生まれ育った人にはわからず、異文化に育ったからこそ見えてくる場合がある」と書いていることを紹介した。それで連想したのが、不特定の人を指す you についての、作家の村上春樹氏の意見である。 ...続きを見る

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2007/06/12 23:58
l と r の誤りを表す単語
前回、sh と s の音の違いに関係する shibboleth という単語について書いたが、日本人にとって区別の苦手な音といえば、何と言っても l と r だろう。しかし、これらの音に問題を抱えるのは、日本人だけに限ったことではないらしく、ある時、こうした発音の誤りを表す英単語があることを知った。lallation, lambdacism, rhotacism がそれである。 ...続きを見る

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2007/06/11 23:58
shibboleth〜sh音を発音できない外国人
このところ聖書にからんで書いてきたつながりで、今回は、旧約聖書に出てくる英単語を取り上げてみたい。私が中学生の時に聞いていたNHKのラジオ講座「続基礎英語」で覚えた shibboleth である。 ...続きを見る

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2007/06/10 23:59
「バベルの謎」
「ミステリのように読める、スリリングな一般教養書」といった、カタカナまじりの下手な宣伝文句が頭に浮かんだほど面白く、一気に読んでしまった。 ...続きを見る

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2007/06/09 23:34
Saul が Paul になった時
事実上の国際語になったとはいえ、ネイティブが書き話す英語には、英語圏の文化が色濃く反映されていて、それを知らないと何のことなのか理解できない場合がある。 ...続きを見る

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2007/06/08 22:13
定冠詞をつける国名(the Congo など)
前回、オランダの都市ハーグは The Hague になると書いたが、国の名前にも定冠詞がつくものがある。文法書を見ると、国名の一部に普通名詞が使われている場合、あるいは複数形の場合に the がつくと説明されているが(the United States など)、そのことではない。 ...続きを見る

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2007/06/06 01:04
定冠詞がつくThe Hagueをめぐるあれこれ
前回紹介した「英語の冠詞ドリル」は、単数形の場所の名前には定冠詞がつかないと説明したうえで、例外として the Hague (国際司法裁判所のあるオランダの都市)をあげている。私の持っている「レクシス英和辞典」には、この都市名について、興味深い表記の不統一がある。 ...続きを見る

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2007/06/05 00:35
「英語の冠詞ドリル」
いつまでたってもなかなか自信を持てるようにならないのが冠詞だ。文法書を見ると、どのような時にどう使うかが列挙されているが、英語に触れていると、そうした知識ではどうにも理解できない実例にぶつかったりする。 ...続きを見る

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2007/06/03 20:58
「雄鶏の尾」ではないrooster tail
家のCDラックにある今井美樹のアルバムが久しぶりに目に留まった。もう何年も聞いていなかったので、車を運転するついでに持って行って車中で聞いた。彼女が活躍し始めた初期のCDで、布袋寅秦と組んだ後の大ヒット「PRIDE」などに比べると、声が初々しい。 ...続きを見る

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2007/06/02 23:52
stakeholderと「関係者」
今月初めの The Economist 誌に載っていた、安倍首相についての記事をテキストファイルでクリッピングしたままになっていたのに気づき、読んでみた。 ...続きを見る

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2007/05/31 02:16
「高貴な」ではない noble
読みかけのノンフィクションもののペーパーバックをぱらぱらめくっていたら、その昔丸暗記した元素周期表 (periodic table of the elements) を載せたページがあった。本文より小さい活字で説明がついている。こうした説明文は面倒くさいのでたいていは飛ばしてしまうが、今回はたまたま目にとまった単語があった。その文を書き写してみよう。 ...続きを見る

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2007/05/30 02:02
農水相の自殺は「慙愧に堪えない」?
松岡農水相が自殺した。現職閣僚が自ら命を絶つのは戦後初めてということで、やはり驚いた。カネをめぐる疑惑が指摘されていただけに、動機については憶測を呼ぶことと思うが、それはそれとして、ニュースを見ていて気になったのは、安倍総理が記者団に話した、「慙愧に堪えない」というコメントである。 ...続きを見る

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2007/05/28 21:42
blue-light special
前回 Billary について書いたが、この語を検索してヒットしたうちのひとつに、The Washington Post 紙の記事があった。その中に、次のようなくだりがある。内容は前回引用した Wikipedia と似ているが、それはともかく、ここに出てくる blue-light special とは何のことだろうか。 ...続きを見る

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2007/05/28 20:21
Billary Clinton
Hillary の誤記ではない。カタカナなら「ビ」ラリーである。いや、確かにかつてのアメリカのファーストレディーにして現上院議員、そして次期大統領選挙の有力候補者のことではあるのだが。 ...続きを見る

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2007/05/26 10:54
電車で電子辞書を読む
辞書について話を続ける。いまだに「紙の辞書でなければ本当の学習はできない」といった、電子辞書に否定的な声に接することがある。こう考える人にとって、机に向かってじっくり辞書を引ける環境は当たり前で、私のように、通勤電車が英語に触れる貴重な場となっている学習者がいることなど想像もつかないのかもしれない。 ...続きを見る

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2007/05/15 08:42
トイレで辞書を読む
このところの流れで、辞書について書くことにする。私もかつて「辞書を引かずに多読」派だった。しかしある時、仕事で英語が必要な部署に異動になり考えが変わった。厳しさが違うのである。正しく読み取ること(をめざす姿勢)がいかに大切か。理解したつもりが実は誤解、では重大な結果を招きかねない。 ...続きを見る

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2007/05/13 08:04
「岩波英和辞典」の思い出
先日「オックスフォード英和辞典」(OED)についての本を紹介したが、関連で、OEDを参考に編纂された「岩波英和辞典」の思い出を書くことにしたい。英語学習の初期に一時使った後、自分には向かないと捨ててしまったのだが、後になって何ともったいないことをしたのかと悔やんだ。いまは絶版で手に入らない。 ...続きを見る

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2007/05/11 23:06
「縁の下の力持ち」とunsung
前回紹介した"The Professor and the Madman" にからんで、この本の中に出てきた unsung という単語についてちょっと書いてみたい。 ...続きを見る

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2007/05/07 16:30
読んだ本:The Professor and the Madman
「事実は小説より奇なり」を地で行くノンフィクションである。最大の英語辞典 The Oxford English Dictionary (OED)は、実に70年もの歳月をかけて完成されたが、その編纂を陰で支えた、ひとりの謎の人物に焦点をあてたものだ。 ...続きを見る

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2007/05/04 16:27
「マイナス3キロやせる」
電車に揺られて何の気なしに吊り広告を眺めていたら、ある女性雑誌の記事のこんな見出しが目に飛び込んできた。 ...続きを見る

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2007/05/03 22:27
続・The Evening Newsから落穂拾い
アーサー・ヘイリー Arthur Hailey の "The Evening News" から、ちょっと面白いと思った表現をさらにいくつか書き留めておこう。今回は、いずれもテレビに関係ある言い回しである。 ...続きを見る

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2007/05/02 22:28
The Evening Newsから落穂拾い
Arthur Hailey の"The Evening News" から、いくつか英語の表現について書いてきたが、そのほか目にとまって印をつけておいた言い回しを短く紹介したい。 ...続きを見る

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2007/05/01 22:41
slice of life, spice of life
安倍総理との共同記者会見でブッシュ大統領が a slice of heaven という言い回しを使ったことに関連して、slice にからんだ他の表現について少し書いてみたい。 ...続きを見る

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2007/04/30 00:15
a slice of heaven
訪米中の安部総理がブッシュ大統領と会談した。去年、小泉首相の訪米時にも書いたが、ホワイトハウスの公式サイトは、主な会見を映像・音声つきで載せるので便利だ。今回の共同記者会見もさっそく掲載されていたが、会見でブッシュ大統領が使った表現について書いてみたい。 ...続きを見る

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2007/04/29 23:40
ハルバースタム氏の死を悼む
ジャーナリストで作家の David Halberstam が亡くなった。もうそんな高齢だったか、と思ったら、実は交通事故が原因で、まだ73歳だったと知り、残念な気持ちになった。講演を終えたあと、インタビュー取材に向かう途中だったということで、最後の最後まで仕事に取り組んでいたわけである。 ...続きを見る

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2007/04/26 19:11
「プチプチ」を英語で何と言うか
先日取り上げた iffy と直接の関係はないが、音が似ているので連想したのが jiffy である。「ちょっとの間」 a very short time, a moment を表す colloquial な単語だ。 ...続きを見る

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2007/04/25 22:15
if を使った表現をいくつか
前回取り上げた iffy からの連想で、if が使われた言い回しをいくつか見てみよう。まずは not if, but when である。イディオムとして辞書に載っているわけではないが、"The question is not if, but when." あるいは "It's not a question of if, but when." といった形で、しばしばお目にかかる組み合わせだ。 ...続きを見る

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2007/04/24 22:27
「微妙」なiffy
アーサー・ヘイリーの小説 "The Evening News" から、今回は iffy という単語を取り上げてみよう。やはり不確かなことを表す言葉として先日取り上げた chancy や dicey とちょっと似ているといっていいだろうか。 ...続きを見る

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2007/04/23 23:32
「裏の意味がある」loaded
前回 load the dice を取り上げたついでに、load について書いてみたい。「荷を積む」「装填する」「負荷をかける」「悩ませる」の他に、「都合がよくなるように手心を加える」という意味もある。loaded にすれば形容詞として「含みのある」ということになる。日本的なコミュニケーションを表す時にも使えそうな単語だ。 ...続きを見る

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2007/04/22 18:10
diceを使ったイディオム
dice の続きである。辞書を見るとこの単語が使われているイディオムは多くないが、その中で面白いと思ったのが load the dice である。 ...続きを見る

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2007/04/21 11:29
松坂大輔の愛称Dice-Kをめぐって
dice についての話を続ける。ボストン・レッドソックスに入った松坂大輔投手が Dice-K というニックネームで呼ばれるようになったことは知っていたが、どうしてこの名がついたのかわからないままだったので、ネットで調べてみた。 ...続きを見る

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2007/04/20 08:03
ルビコン川で骰子を投げる
前回、サイコロを表す2つの単語について、「ことわざ・成句以外は単数形の die はまれ」という辞書の記述を紹介したが、連想した名句といえば、やはりカエサル(シーザー)がルビコン川渡河に際して言ったという "The die is cast." である。 ...続きを見る

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2007/04/19 08:03
「さいころ」はdieかdiceか
前回あげた chancy の同義語として頭に浮かぶのが dicey である。何の目が出るかわからないさいころ dice と関係あると思えば覚えやすい。 ...続きを見る

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2007/04/18 08:01
「やばい」chancy
"The Evening News" のような小説の英語面でのご利益は、硬めの英文にはあまり出てこない、日常的な場面で使われるインフォーマルな単語や表現に触れられることだ。アーサー・ヘイリーのこの小説から、今回は chancy を取り上げてみよう。 ...続きを見る

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2007/04/17 09:07
「さすが」は英語で何というか
先日読んだアーサー・ヘイリー Arthur Hailey の "The Evening News" は、旅客機が空港に緊急着陸する場面から始まる。炎に包まれた旅客機を空港に居合わせたテレビのクルーが撮影し、そのスクープ映像をすぐさま衛星回線で放送中のニュースに送り込む。そこで目をひいた表現があった。 ...続きを見る

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2007/04/16 23:32
deceptivelyにだまされるな
先日書いたアーサー・ヘイリーの"The Evening News"に deceptively という言葉が出てきた。使い方・使われ方によっては、まったく正反対の意味になりうる注意すべき単語だが、その点について何ら説明がない辞書もあるのが残念である。 ...続きを見る

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2007/04/15 08:01
dispense という動詞について
前回、「(薬を)投与する」という時に administer という動詞が使えると書いたが、dispense も同じように使われる。私が最初に覚えたのは、dispense (with) 「免除する」という、一見反対のようにもみえる意味だった。さらに、「〜を分配する」という意味もあり、ちょっとややこしい。 ...続きを見る

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2007/04/14 08:01
administer という動詞について
前回の「往復ビンタ」の実例で使われていたように、administer には、「〜を運営する、管理する」のほかに、「(忠告・非難・打撃など)を与える」、また「(薬)を投与する」という意味がある。かくいう私も知識としては理解しているが、自分からはとっさには出て来ない、くやしい動詞である。 ...続きを見る

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2007/04/13 08:47
「往復ビンタ」を英語でどういうか
アーサー・ヘイリーの "The Evening News" で目にとまった表現について書いてみよう。この小説では、Jessica という登場人物が誘拐されるのだが、犯人グループのひとり(女性)に対して「ここはどこ?」と声をかけるくだりがある。 ...続きを見る

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2007/04/12 08:08
読んだ本:The Evening News (Arthur Hailey)
アーサー・ヘイリーといえば、私が10代の頃、泣く子も黙るベストセラー作家として名を馳せていた。1990年代後半に最後の小説を出版し、数年前に亡くなったが、あっという間に忘れられていったように思う。そのヘイリーの "The Evening News"(1990年)を読んだ。以下、多少のネタバレがある。 ...続きを見る

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2007/04/11 08:05
「グリム童話の世界」
幼い子どもがいるおかげで、日本や外国の童話に久しぶりに再会している。私が子どもの時に読んだ装丁そのままで、今も版を重ねている創作童話には、本当に懐かしい気持ちにさせられる。また、いろいろアレンジはされているものの、古典作品は言うに及ばない。 ...続きを見る

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2007/04/10 22:38
「おやじギャグ」
前回、「おやじギャグ」からの連想で gag という単語を取り上げたが、ついでにこの日本語に相当する英単語や表現はあるのだろうかと考えた。 ...続きを見る

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2007/04/06 20:46
「ギャグ」ではないgag
先日、「つまらぬおやじギャグ」とお断わりしたうえで、花ではない方の「さくら」を英語でどういうか取り上げた。また前回は choke についても少し触れた。そこで連想だが、gag という単語は「ギャグ」の他に、「声が出せないように口の中に詰めるもの」「さるぐつわ」という意味がある。 ...続きを見る

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2007/04/05 17:25
「フル・スロットル」とthrottleの注意点
先日、fall guy という表現を取り上げた際に触れたドラマ「チャーリーズ・エンジェル」は、ちょっと前に映画として続編が2作つくられた。オリジナルに親しんでいた私も、1作目はまあ楽しめたが、2作目はやや困惑する出来であった。そのタイトル "Charlie's Angels: Full Throttle" から連想したことを書いてみたい。 ...続きを見る

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2007/04/04 10:15
続々・「ぼけ」と「つっこみ」の英語
はるか昔、アメリカに滞在した時に "The Fall Guy" というテレビドラマをやっていて、この表現を覚えた。「だまされやすい人」「カモ」、また「(濡れ衣を着せられる)身代わり」ということだが、もうひとつ、「(喜劇の)ぼけ役、からかわれ役、引き立て役」という訳をあげている辞書がある。 ...続きを見る

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2007/04/02 09:46
続・「ぼけ」と「つっこみ」の英語表現
second banana という表現がある。英和辞典を見ると、「二次的な役割の人、従属的な人」のほかに、「脇役」、また「ぼけ役」という訳が載っている。前回あげた stooge や straight man を使って定義している英英辞典もあった。 ...続きを見る

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2007/04/01 10:30
「ぼけ」と「つっこみ」を英語でどういうか
先日、花ではない「さくら」にあたる表現のひとつとして紹介した stooge には、「ぼけ役」という訳語も辞書に載っている。そこで、「ぼけ」「つっこみ」にあたる英語があるのか、少し調べてみた。 ...続きを見る

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2007/03/31 09:15
「さくら」は英語で何という?
桜が見ごろになった。ついでに、花ではない方の「さくら」は英語で何というのだろうか、といえば出来の悪いおやじギャグになるが、そう思い立ったので、素直にやってみることにした。 ...続きを見る

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2007/03/29 09:44
「震源」と「震源地」はどう違うのか
石川県沖を震源とした震度6強の地震が起きた。英語で「震源」は epicenter だと思う人もいるだろうが、はたしてそれでいいのだろうか。 ...続きを見る

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2007/03/26 09:10
「胴体着陸」はbelly-landingだったか
高知空港で起きたボンバルディア社製の航空機事故を報じる日英のニュース記事を読み比べていたら、日本語と英語の表現について、ちょっと面白いことに気づいた。 ...続きを見る

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2007/03/17 10:59
揺れるウィキペディア
Wikipedia が揺れているようだ。ネット版の International Herald Tribune をながめていたら、このオンライン百科事典をめぐる Boston Glove の署名記事が opinion 欄に転載されていた。 ...続きを見る

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2007/03/15 10:55
近視・遠視・老眼の英語
「シニア・グラス」のお世話になるはめになったので "Welcome to the club!" という表現について先日書いたが、近視や遠視、老眼は英語で何というのだったか。nearsightedness, farsightedness はすぐに思い浮かぶが、もっと小難しい響きの単語があったはずだ。どれも「以前覚えたことを覚えているが、今は覚えていない」単語になっているので、どうせなら「禍転じて福となす」と、調べてみた。 ...続きを見る

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2007/03/12 09:37
これであなたもお仲間入り(Welcome to the club.)
最近、どうも細かい字がよく見えなくなってきた。とうとう老眼になったらしい。まだそんな年齢ではないと思っていたので、ちょっとショックである。それで頭に浮かんだ英語が、"Welcome to the club!" だった。 ...続きを見る

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2007/03/11 17:04
Fab Four
先日読了したビートルズについての伝記 "The Love You Make" と直接の関係はないが、ついでなので (the) Fab Four という言葉について書いておきたい。定着した言葉といっていいと思うが、私が見た範囲では、これを載せている一般の英和辞典はないようだ。 ...続きを見る

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2007/03/09 08:44
「哲学の」ではないphilosophical
最近読んだ The Beatles についての伝記 "The Love You Make" は、ジョン・レノンの死で締めくくられるが、その最後の部分で、夫人のオノ・ヨーコについて、次のようなことが書かれている。 ...続きを見る

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2007/03/08 09:40
「伝説」とlegend
先日、phenomenon と「現象」について書いたが、それからの連想で頭に浮かんだのが legend である。私は単純に「伝説、古くからの言い伝え」というように覚えたが、英語に触れるにつれて、そうした訳にそぐわない例を見聞きするようになった。 ...続きを見る

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2007/03/06 10:12
「現象」としたくないphenomenon
先日読んだ "The Love You Make" の前半によく出てきた単語である。ビートルズが人気グループにのし上がっていく部分で使われていた。「現象」と聞くと私は物理的なものをイメージするせいか、この意味での phenomenon の訳に使うのは抵抗がある。しかし「ビートルズ現象」というような言葉も耳にするようになってきた。 ...続きを見る

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2007/03/04 11:23
「会う」と訳したくないmeet
ビートルズの2枚目のアルバム "With the Beatles" は、顔を半分影にしたモノクロ写真のジャケットが印象的で、類似の作品やパロディを生んだ。アメリカと日本では、選曲が異なる "Meet the Beatles" というアルバムに使われた。このジャケットから、私はいまだにオリジナルではなく、この独自編集盤の方を思い浮かべる。 ...続きを見る

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2007/02/28 22:13
ビートルズのbiography読了
これまでいくつかの英語表現を紹介してきた the Beatles の伝記"The Love You Make"を読み終わった。さすがにもう過去の存在になりつつあるのかもしれないが、私は十代前半の頃、毎日のようにビートルズを聞いていた。 ...続きを見る

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2007/02/27 22:10
ガルボが話した!(Garbo talks.)
ビートルズの伝記 "The Love You Make" を読んでいたら、またも固有名詞を使った言い回しが出てきた。"Garbo talks!" というもので、先日紹介した Svengali と同様、読み飛ばせない気になった。 Garbo とは大女優のグレタ・ガルボのことだろうが、なぜ彼女の名前が唐突に現れたのか。 ...続きを見る

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2007/02/25 22:20
Svengali(固有名詞にちなむ表現)
ビートルズの伝記 "The Love You Make" を読んでいたら、突然 Svengali という単語が出てきた。固有名詞のようだが、そんな人物や地名はそれまで出てこなかったはず。しかし響きが面白そうだ。そう思いながら辞書を引くと、「人の心を操る人物」という訳語が載っていた。 ...続きを見る

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2007/02/22 22:35
辞書にない「ネタばれ」のspoiler
前回は名詞の spoil の思わぬ意味について書いたが、関連する単語として spoiler について書いてみたい。spoiler warning (ネタバレ注意)などとして、ネットでもよく目にする単語である。 ...続きを見る

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2007/02/20 23:47
「ダメにする」ではない spoil
spoil を「台なしにする」とか「甘やかす」と覚えた人が多いことと思う。しかし、名詞の spoil は、動詞のこの意味から類推したのではあてがはずれることがあるので、注意が必要だ。 ...続きを見る

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2007/02/19 08:04
「プリンセス・マサコ」その後
昨日 "Princess Masako" について書いたばかりだが、けさ起きて新聞を見たらちょっと驚いた。何というタイミングの一致か、来月に予定されていたこの本の翻訳が、出版取り止めになったという記事が載っていたからだ。 ...続きを見る

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2007/02/17 14:27
「プリンセス・マサコ」と日本政府の対応
ここ数日間の新聞(日本語)を見返していたら、雅子皇太子妃について書かれた本 "Princess Masako - Prisoner of the Chrysanthemum Throne" には事実誤認が多いとして、外務省と宮内庁が、著者のオーストラリア人記者 Ben Hills と出版社に抗議文を送ったという記事が目に留まった。 ...続きを見る

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2007/02/16 10:24
wires and lights in a box〜映画「グッドナイト&グッドラック」
この「グッドナイト&グッドラック」 をめぐっては、ダイアン・リーヴスのサウンドトラックと、主人公の実在のニュースキャスター、エド・マローについて以前書いたことがあるが、映画自体はまだ観ていなかったので、DVDを借りてきた。 ...続きを見る

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2007/02/13 19:30
cautiously optimistic?
北朝鮮の核協議についてアメリカのライス国務長官が上院で語った内容を報じた英文記事を読んでいたら、面白い表現に出くわした。北朝鮮が柔軟な姿勢を見せていることについてのコメントである。 ...続きを見る

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2007/02/11 10:37
2つの「アルジャーノンに花束を」(続・印象に残った翻訳)
先日、印象深かった翻訳として「さゆり」を紹介したが、今回はもうひとつ、Daniel Keyes の「アルジャーノンに花束を」"Flowers for Algernon"の翻訳について書いてみたい。よく知られた人気作だと思うが、この作品には2つの版があり、翻訳者も異なっている。 ...続きを見る

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2007/02/08 08:00
「さゆり」(印象に残った翻訳)
これまで、いろいろな翻訳を読んできた。私程度の国語力から見ても放り出したくなるほどの拙い訳があり、血の気が多かった若い頃には出版社に苦情のはがきを出したこともある。一方で、翻訳者に感謝したくなるような素晴らしい訳もあった。近年読んだ翻訳で、ことに印象に残ったものとして頭に浮かぶのが、映画にもなった「さゆり」である。 ...続きを見る

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2007/02/07 08:06
英語を音楽のように楽しむ
"When We Were Orphans" は、以前取りあげたことがある作家カズオ・イシグロが2000年に発表した小説である。そのオーディオブック版を手に入れたが、音としての英語の魅力を存分に味わうことができた。音声教材としても使えるのではないかと思う。 ...続きを見る

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2007/02/04 23:17
「失言」の英語さまざま
安倍内閣の閣僚が述べた失言について前回書いたが、一連の記事の本文や見出しには、「失言」を意味する単語・表現がいろいろ出てきて参考になるので、列挙してみよう。このうち faux pas は以前ちょっと触れたことがある。 ...続きを見る

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2007/02/03 22:31
失言はどう翻訳されたか
学生の時に思いついた学習法のひとつが、国内で話題になっている発言がどう英訳されているかを英字紙などで調べるというものだった。新聞を毎日買う金はなく、インターネットもない時代だったので、店頭や図書館で見た表現をその場ですぐメモするようにした。しかし当時から根性がなかったので長続きはしなかった。 ...続きを見る

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2007/02/02 22:27
If the cap [shoe] fits...
先日から書いている cap について続けると、If the cap fits, wear it. というイディオムがある。イギリス式の言い方で、アメリカ英語では cap の代わりに shoe あるいは hat となる。If ... fits という前半だけでも使われる。 ...続きを見る

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2007/02/01 11:36
続・capの意外な意味
意外と見落とされがちでは思われる cap の意味について短く追加する。この単語について、ある英和辞典は「(冗談・逸話・引用句などを)を競って出す・しのぐ・うわてに出る」という訳語を載せている。これだけではどうもよくわからないので、他の辞書を調べてみた。 ...続きを見る

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2007/01/31 08:03
「帽子」ではないcap
英語を学び始めてすぐ接する単語は、基本レベルであるがゆえに、その語が持つ他の意味になかなか目が届かない場合があると思う。cap もそのひとつといえるのではないだろうか。「ふた(をする)」から転じたものなのだろう、「上限(を設ける)」さらに「締めくくる」という意味がある。私はこれを知ったのは社会人になってからだった。 ...続きを見る

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2007/01/30 08:04
「飛ぶ教室」の新訳
ドイツの作家エーリヒ・ケストナーの「飛ぶ教室」は、クリスマスの時期にギムナジウムの生徒たちが体験した出来事を描いた作品である。小学校の高学年の時に引き込まれるようにして読んだ。高校生の時には英訳も手に入れた。先日、書店に立ち寄ったら、そのなつかしい「飛ぶ教室」の新訳が光文社の古典文庫から出ているのを見つけた。 ...続きを見る

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2007/01/25 11:13
「わら人形」とstraw man
先日書いた hang in effigy という表現から連想したのが、日本の「わら人形に五寸釘を打つ」行為である。わら人形を直訳すれば straw man といえばいいのだろうか。そして英語では何か特定の意味があるのだろうか。 ...続きを見る

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2007/01/19 09:02
hang in effigy という慣習
先日読み終わったノンフィクションの中で、ひとつのページに hang in effigy という表現がたて続けに出てきた。私にとって effigy は、目にすれば何とか思い出せる程度の定着度の低い単語だったが、ぐっと印象が強くなった。また、こうした慣用表現があるのかとも考えた。 ...続きを見る

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2007/01/18 10:12
イラク戦争関連の「流行語」
イラクでのアメリカ軍増派をめぐって surge という単語が人気だと書いているロイター通信の記事についてもう少し紹介したい。イラクにからんではこの他、withdrawal の代わりに redeployment を使う傾向が見られ(太平洋戦争で日本が「撤退」ではなく「転進」といったことを思い起こさせる)、また増派に反対する人は escalation という単語を好むようになっているのだそうだ。 ...続きを見る

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2007/01/16 09:47
人気急上昇の単語surge
先週の「タイム」と「ニューズウィーク」最新号は、いずれもカバーでイラク政策をめぐる記事の見出しを掲げ(「ニューズウィーク」はカバーストーリーではないが)、それぞれ "The Surge"、"The 'Surge' War" と、そろって同じ単語を使っていたのでちょっと驚いた。というのは、この surge という単語、最近の英文記事で相次いで取りあげられていたのを読んだばかりだったからだ。 ...続きを見る

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2007/01/15 09:11
単語も経年変化する (retronym)
アメリカのコラムニスト William Safire は、時の動きとからめて、言葉(=英語)がどう使われているかを切り取るコラム "On Language" を長年書いている。時々読んでいるが、扱われている事柄や単語がピンとこないこともあり、残念な思いをする。その中では、先日の retronym についての記事は、かなりわかりやすいほうだった。 ...続きを見る

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2007/01/12 23:29
2006年流行語大賞は「冥王星する」
The American Dialect Society は、毎年 "Word of the Year" を選んでいる。"The words or phrases do not have to be brand new, but they have to be newly prominent or notable in the past year." ということで、言葉を通じて世相も見て取れる。同時多発テロを表す 9/11 が「2001年の言葉」に選ばれた、と以前書いたことがあるが、それを選んだ... ...続きを見る

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2007/01/08 09:17
third degree(数にちなむ表現)
数がからんだ英語表現、今回は「3」の続きとして the third degree を取り上げたい。手持ちの英和辞書の一つは「厳しい尋問」としか書いていないが、英英辞典を見ると、単なる質問攻め、という程度ではすまない場合もあるようだ。 ...続きを見る

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2007/01/04 22:50
three-cornered, four corners(数にちなむ表現)
"The Three-Cornered World" は、Alan Turney が夏目漱石の「草枕」の英訳につけた題である。これについてターニー氏は序文で、「直訳すると "The Grass Pillow" になるが、それでは意味をなさないので、この作品のテーマと考えられる一部分をタイトルにした」といった意味のことを書いている。 ...続きを見る

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2007/01/03 23:38
カズオ・イシグロの「日の名残り」〜映画と小説
先日ちょっと触れた Kazuo Ishiguro の "The Remains of the Day" は、彼の小説の中でも最も愛好者が多いのではないだろうか。 映画化もされていて、原作をかなり忠実に描いている。イギリス英語がふんだんに味わえるこの映画をDVDで久しぶりに鑑賞した。以下、小説とも比べながら、感じたことを少し書いてみたい。以下、ネタばれがある。 ...続きを見る

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2006/12/31 23:34
「交渉する」ではないnegotiate
先日、カズオ・イシグロの小説 "An Artist of the Floating World" を紹介したが、この作品の最後の方に、「この単語の意外な意味」に当てはまりそうな例が出てきた。ご存じない方がいたら、知っておいて損はないのではと思ったので、取り上げたい。 ...続きを見る

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2006/12/29 21:18
カズオ・イシグロの英文を味わう
「英語を読む時は、口や頭の中で音声化してはならない」―その昔聞いた速読の方法論である。その後、英語が情報を知る手段になると、読む速度も上がり、音声化も徐々に減ったように感じた。さらに、速読にこだわらず楽しみで英語を読むようになると、逆に英文の方から美しい音を発していると錯覚することも起きるようになった。そんな体験を最初にしたのが、Kazuo Ishiguro の "The Remains of the Day"(1989年)である。 ...続きを見る

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2006/12/27 22:18
クリスマスの名文Yes, Virginia, there is a Santa Claus.
クリスマスにちなんだ英文として、まっさきに私の頭に浮かぶのは、「サンタって本当にいるの?」という少女の問いに答えた "Yes, Virginia, there is a Santa Claus." である。100年以上も前に書かれたものだが、今でもこれをもじった言い回しが使われているほどだ。 ...続きを見る

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2006/12/24 01:25
TIME誌「今年の人」の思い出
自宅と親の家に、古いTIME誌が何冊か残っている。学生時代に読み始めて以来、特に大きな出来事や特集のあった号を保存している。 年末恒例の"Man of the Year"、いまの "Person of the Year" もいくつか取ってある。 ...続きを見る

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2006/12/23 22:44
TIME誌が選んだ2006年「今年の人」
書店に、年末恒例の "Person of the Year" をカバーにした TIME 誌が並び始めた。今年選ばれたのは、意表をついた(?) "You" だった。個人がどんどん情報発信力を増していることを背景に選ばれたようだが、タイムリーというべきか、苦しまぎれとみるべきか。 ...続きを見る

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2006/12/22 22:41
cruiseの由来
先日書いたように starboard や posh の由来を調べたらちょっと面白かったので、航海にちなむ他の単語を辞書で引いてみた。この中から、cruise について書いてみたい。 ...続きを見る

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2006/12/20 12:13
「刑事コロンボ」とportの思い出
先日取り上げた port からさらに連想を続ける。「刑事コロンボ」は、私が十代はじめのころ人気があったアメリカのTVドラマだ。この中に、「別れのワイン」という邦題のエピソードがあり、出色の出来だった。そして私にとって、英語の表現をもじってタイトルにすることがあることを知り、英語の面白さに気づかされたという意味でも、思い出の深い作品である。 ...続きを見る

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2006/12/18 10:18
poshの由来は何か
先日から書いてきた、航海に関する表現や port からの連想で、posh という単語を取り上げてみたい。elegant, fashionable, and expensive といった意味で、英和辞典には「豪華な、しゃれた、上品な」などと書かれている。この単語、イギリスからのインド航路に由来すると何かで読んだことがある。 ...続きを見る

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2006/12/16 09:41
starboardは「星」とは関係なかった
「航海」にちなんだ表現を先日書いたが、そこから連想を続けよう。「左舷」は port または portside で、「右舷」は starboard というが、知らなければ日本語からはなかなか想像がつかないのではないだろうか。 ...続きを見る

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2006/12/15 01:10
「航海」にちなんだ表現
"Iraq Study Group Report" の発表にあたってベイカー委員会が行った記者会見を先日取り上げたが、気づいた表現について、さらに続きを書く。 ...続きを見る

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2006/12/14 01:24
辞書に載っていないnever-will
このところ has-been や might-have-been、また would-be と wannabe を取り上げたが、このつながりでさらに頭に浮かんだのが never-was という単語である。複数は never-weres だそうで、were にさらに-s がつくのが面白い。 ...続きを見る

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2006/12/12 00:59
マドンナで広まったwannabe
前回 has-been と might-have-been という表現について書いたが、動詞を他の動詞・助動詞とくっつけてできた、人を表す単語をもう少し見てみよう。こうした成り立ちの単語で、まずあげられるものといえば would-be だろうか。形容詞だけでなく名詞としても使える。 ...続きを見る

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2006/12/11 21:22
人を指すhas-been、およびmight-have-been
アメリカの超党派グループがイラクの出口戦略を練っていることについて先日書いたが、その結論が発表された。全文はネットでも読めるが、何せ長い。手っ取り早いのは委員たちの記者会見についての記事だ。報告書の大まかな内容とあわせて、老練な彼らの巧みな質疑応答が参考になる。この会見から、面白いと思った単語や表現について書いてみたい。 ...続きを見る

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2006/12/10 17:08
「英語教師 夏目漱石」
夏目漱石といえば、英文学を専門とし英語を教えもしていたが、留学先のロンドンでは苦しい体験をしたことが知られている。そのためか、その英語力は読解が中心で会話が不得手という書斎派のそれであり、いってみれば典型的な日本人、という印象を持っている人が多いのではないだろうか。はたして本当にそうだったのだろうか。 ...続きを見る

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2006/12/09 00:44
「2」にちなんだ表現・落穂拾い
少し前から「数字にちなんだ英語表現」を整理しているが、「2」について、これまであげた以外の言い回しをいくつか書き留めておこう。 ...続きを見る

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2006/12/08 01:27
お金の「2」にからむ表現
「2」にちなんだ単語・表現」の続きである。このところ、ろくな意味がない動詞ばかり集めたが、今回取り上げたいのは two cents や two a penny, twopence など、英米版「二銭銅貨」にからんだ表現である。 ...続きを見る

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2006/12/07 00:12
気になる表記「数10」「10数」
ワープロ、次いでパソコンの普及で、日本語を横書きで表すことが増えたためだろうか、「数10人」や「20数個」といった表記をやたらと目にするようになった。 ...続きを見る

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2006/12/06 23:19
「不倫する」two-time
数字にからむ英語表現を整理しているが、「2」を含む単語をもうひとつ取り上げよう。two-time という動詞である。何かを2回する、という意味ではない。とはいえ実例を見れば前後関係からあたりをつけられそうではある。日本語でも「二」股がけ、というやつだ。 ...続きを見る

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2006/12/05 23:34
on the double
前回取り上げたマイナスイメージを持つ double にからむ表現ではないが、おまけとして on the double をあげておこう。私がこれを知ったのは、首を傾げるような翻訳によってだった。それで新しい表現を知ったのだからプラスになったというべきだろうか、というのは我ながら意地の悪い態度である。 ...続きを見る

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2006/12/04 23:26
double-がつくネガティブな単語
数字の「2」にちなんだ単語として、今回もマイナスのイメージを持つものを取り上げよう。cross にはいろいろな意味がある。動詞は「横切る」「交差する」、形容詞だと「十字形の」の他に「ご機嫌斜め」、名詞では「横断」や「十字架、十時の印」を指し、xx と手紙に書けば「キス」を表す。では、double-cross という動詞はどんな意味になるであろうか。 ...続きを見る

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2006/12/03 22:38
「2度目の推測」ではないsecond-guess
「数にちなんだ単語・表現」として「2」を続ける。不思議なことだが、「2」がからむ単語には、ネガティブな意味を持つ動詞がいくつかある。手はじめに second-guess を取りあげてみよう。 ...続きを見る

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2006/12/02 22:07
病気以外もうつるcontagious
自宅にいる時は、テレビから英語を流して聞くともなしに聞いていることがあるが、先日ニュースをつけていたら "contagious shooting" という表現が耳に飛び込んできた。画面を見ると、ニューヨークで複数の警官が50発もの銃弾を撃って男性を射殺したが、死んだ男性は結局武器を持っていなかったという事件とわかった。 ...続きを見る

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2006/11/30 21:44
「スシ・ポリス」がやってくる
農林水産省が、ちゃんとした日本料理を出す外国の店にお墨つきを与える制度を設けることにしたという。「ワシントン・ポスト」紙の11月24日付ネット記事で読んだもので、国内ではすでに話題になっているのかもしれないが、なかなか面白い内容だった。 ...続きを見る

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2006/11/29 01:42
「お客様は神様です」
God にちなんだ表現を前回取りあげたが、「神様」の入った日本語の言い回しといえば、何と言っても三波春夫の「お客様は神様です」である。英語に "The customer is always right." という言葉があり、この日本語を訳にあてている説明を読んだことがある。 ...続きを見る

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2006/11/28 02:29
Godにちなんだ表現
先日、「神」に関係する the Great I Am という表現を取り上げたのにちなんで、今回は God にちなんだその他の言い回しについて短く書くことにする。 ...続きを見る

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2006/11/27 02:00
Newsweekの記事から落穂拾い
父子のブッシュ大統領をめぐる Newsweek の特集 "Father Knows Best" (Nov. 20) で読んだ英語表現について先日取りあげたが、その他に面白いなと思った言い回しの落穂拾いをしてみよう。 ...続きを見る

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2006/11/26 02:02
「旧約聖書」関連の単語から
以前、仕事で中東に行った時に、宗教にからむいくつかの英単語や知識を付け焼刃的に覚えたが、後のちに英語や異文化理解の上でいろいろ助けになった。少し前にも「黙示録」に関連する表現について書いたが、前回取りあげた Newsweek の記事に旧約聖書の「申命記」 Deuteronomy が引用されていたことを機に、忘れかけているこのへんの単語をおさらいしてみた。 ...続きを見る

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2006/11/25 01:09
「わたしは『ある』という者である」 (I am who I am, the Great I Am)
先日紹介した Newsweek 誌のカバー特集 "Father Knows Best" の記事の中に、旧約聖書にちなんだ興味に深い表現があった。 ...続きを見る

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2006/11/24 08:04
パパは何でも知っている (Father Knows Best)
先週の Newsweek 誌 (Nov. 20) は、往年のTVドラマのタイトルを取って "Father Knows Best" と題したカバー特集を掲載していた。現大統領の父親である41代ブッシュ大統領の側近が中心となって、イラクの出口戦略を描いていることについて取りあげている。 ...続きを見る

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2006/11/23 01:06
タンゴは1人では踊れない
数のついた単語・表現として、前回は first-generation を機械的に「一世」と訳していいのかについて考えたが、「1」の次は「2」、ということで "It takes two to tango." という言い回しを取り上げてみたい。この表現も、私が最初に字面から想像したのとは少し異なるニュアンスを持っていたからだ。 ...続きを見る

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2006/11/21 21:42
first-generationは「一世」か?
「数にちなんだ英語表現」として前回「0」を取り上げたので、お次は「1」である。a first-generation American という言葉が出てきたとしたら、どう訳せばいいだろうか。アメリカ日系人のこともあり、もちろん「一世」に決まってる―そう考えるかもしれない。はたして本当にそれでいいのであろうか。 ...続きを見る

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2006/11/20 22:46
「ゼロは複数」という英語の不思議
先日、「黙示録」に関係する the Four Horsemen, the Fifth Horseman といった表現を紹介したが、これを機会に、自分の学習メモなどを元に「数字が出てくる単語・表現」を復習することにした。その中から、面白いと思ったものをここで取り上げていきたい。まずは「ゼロ」から、ということで zero tolerance から始めよう。 ...続きを見る

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2006/11/18 22:01
続・horseにちなんだ表現
前回に続いて、horse が使われている表現で、面白いと思ったものをあげることにする。 ...続きを見る

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2006/11/16 23:51
horseにちなんだ表現
「黙示録」に出てくる horsemen にちなんだ表現について先日書いたが、ついでに horse をあらためて辞書で引いてみると、いろいろな熟語が載っている。それを書き並べても意味がないので、この単語が使われていて、個人的に面白いと思う言葉をいくつかメモしてみたい。 ...続きを見る

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2006/11/14 23:59
「翻訳教室」(柴田元幸)
私はアメリカの現代文学にはあまり興味がないが、以前、たまたま何かの作品を柴田元幸氏の翻訳で読んだ時、自然な訳文だなと印象に残った。その後、氏の訳業が高い評価を受けていることを知った。それからは、柴田氏が翻訳した作品を見つけると、手に取ってしばし読んでみる、しかし購入まではしないという、氏と出版社には迷惑千万な行為を繰り返している。 ...続きを見る

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2006/11/12 10:00
It's the economy, stupid!
前回触れた TIME誌の特集 "The Lone Ranger" の記事に、"IT'S THE PRESIDENT, STUPID" という小見出しがあった。この "(It's ...), stupid." という言い回し、説明を載せている辞書はほとんどないのではと思うが、すっかり定着した感があり、知っていて損はないはずだ。 ...続きを見る

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2006/11/09 23:25
ネオコンたちの懺悔 (mea culpa)
アメリカの中間選挙を前に、ネットで英文雑誌の特集をいくつか読んでみた。やはりイラク戦争へのブッシュ政権の対応が焦点になっている。そうした記事の紹介とあわせて、mea culpa という言葉を取り上げてみよう。 ...続きを見る

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2006/11/08 23:44
「ファインディング・ニモ」
子供を水族館に連れて行くようになって、カクレクマノミを知った。きれいなオレンジ色のためか、言葉をろくに話せなかった頃から子供が興味を示した魚だ。私も姿は何となく知っていたが、恥ずかしながら「カクレクマノミ」という名前は知らなかった。 ...続きを見る

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2006/11/07 17:36
「第五の騎手」(the Fifth Horseman)
先日取り上げた「黙示録」の the Four Horsemen と関連がある表現を紹介したい。これも私が見た限りでは、言及している辞書はないようである。 ...続きを見る

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2006/11/06 23:36
「黙示録」のthe Four Horsemen
先日の The opera isn't over until the fat lady sings. で引用した説明に Valkyrie という語が出てきた。これは明らかにワーグナーの「ワルキューレ」のことだが、このオペラの中の曲「ワルキューレの騎行」 The Ride of the Valkyries は、映画「地獄の黙示録」 で使われて一躍有名になった。「黙示録」といえば、英和辞書では十分に説明されていないと思われる表現があるので取り上げてみたい。 ...続きを見る

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2006/11/05 23:48
「ヨギ・ベラ」とは何者か?
前回の The opera isn't over until the fat lady sings. で、似た言葉に It's not over until it's over. があると書いたが、この表現で思い起こすのが Yogi Berra という人物である。この人、いろいろな名言・迷言を吐いたとして、アメリカ英語ではよく触れる名前なので、知っていて損はないと思う。 ...続きを見る

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2006/11/04 17:46
勝負はこれからだ
先日取り上げたオスカー・ワイルドの「サロメ」は、作曲家リヒャルト・シュトラウスが、世紀末的な妖しさと色彩感あふれる音楽で染め上げたオペラにしている。ということで今回は opera という単語が出てくる表現 The opera isn't [ain't] over until [till] the fat lady sings. を取り上げてみよう。 ...続きを見る

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2006/11/03 22:39
ビールの泡と手相占い〜続・headにちなむ表現
先日取り上げた head について続きを書く。この単語は the front, forward, or upper part or end of something という意味があるが、何かに牛乳を注いだとき表面にできるクリームや、ビールの泡の部分も head で表すことができるのはご存知であろうか。 ...続きを見る

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2006/11/02 23:59
head にちなむ表現
洗礼者ヨハネの首を所望した「サロメ」について先日書いたのにちなんで、head を使った表現について少し見てみたい。辞書を見ると本当に多くの言い回しが載っているが、自分の学習メモを元に、実際に出会ったもののうち、面白いと思ったいくつかに絞って復習してみた。 ...続きを見る

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2006/11/01 08:05
「サロメ」の昭和初期の翻訳
イスラム教徒の反発を招きかねない場面があるとして、ベルリンの歌劇場が新演出によるオペラ「イドメネオ」の上演を一時中止しようとしたことが報じられた。モーツァルトのこの作品は、先日取り上げた deus ex machina の例といえるだろう。 ...続きを見る

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2006/10/29 09:41
ボブ・ウッドワードの新著
イラク問題でブッシュ大統領が躓いていることについて書いたが、これまで何回か取り上げた "The Secret Man" の著者 Bob Woodward が新著 "The State of Denial" を出した。イラク問題で苦境に陥ったブッシュ政権を描いているとあって、中間選挙を前に話題になっている。 ...続きを見る

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2006/10/26 23:59
続・dotにちなんだ表現
先日取り上げた dot をめぐって、自分の学習ノートをさらに繰ってみると、sign on the dotted line という表現がメモしてあった。「全面的に同意する」 to agree fully to terms or conditions という意味で比喩的に使われている。 ...続きを見る

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2006/10/25 09:51
dotにちなんだ表現
先日、ブッシュ大統領が使って批判を浴びた just a comma という表現を取り上げたが、今回は comma からの連想で、dot を使った言い回しを見ることにする。 ...続きを見る

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2006/10/24 01:15
just a commaの波紋
この "just a comma" は、少し前にブッシュ大統領がイラク戦争について使って物議をかもした表現である。この騒ぎ、私は英文でしか目にすることがなかったが、日本では報じられたのだろうか。 ...続きを見る

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2006/10/23 22:20
ラテン語由来の単語をいくつか
先日取り上げた deus ex machina という単語はラテン語に由来するが、こうした言葉は他にもいろいろある。etc. (et cetera), ad lib (ad libitum), ad hoc, a.m. (ante meridiem), p.m. (post meridiem), A.D. (anno Domini, B.C.は英語で before Christ) などは、日本語としてもおなじみだろう。 ...続きを見る

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2006/10/20 10:55
DeusとZeusの関係
前回書いた deus ex machina で、deus (Deus) はラテン語で「神」を表す。ローマといえばギリシャ、ということで、ギリシャ神話で一番偉い神といえば「ゼウス」 Zeus になる。d と z が違うだけで、意味も似ている。この2つに関係はないのだろうか。 ...続きを見る

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2006/10/19 10:47
deus ex machina
ボブ・ウッドワードによるノンフィクション "The Secret Man" に関連して、ウォーターゲート事件の情報提供者から連想した単語をもうひとつあげることにする。ウッドワード記者が取材に行き詰ると現れてたちどころに疑問を解いてくれる―Deep Throat にはそんなイメージがある。そこで頭に浮かぶ単語が deus ex machina である。 ...続きを見る

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2006/10/18 00:05
「あきらめる」とaccept
安倍総理の昭恵夫人が「文藝春秋」に寄せた手記をBBCのサイトが取り上げている。元の文章にはいろいろな内容が書かれていたが、BBCの記事は、日本の少子化問題とからめて、夫妻に子供がいないことに焦点を当てている。 ...続きを見る

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2006/10/17 22:05
demeanor, deliver
次の国連事務総長に韓国のパン・ギムン(潘基文)外相が決まったと先日書いた。パン氏は18歳の時にケネディ大統領と会い、外交官になりたいと思ったという。その温厚な物腰が評価される一方、強い指導力を発揮できるかという声もあがっている。 ...続きを見る

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2006/10/16 09:01
「身内の恥」
前回、内部情報を漏らす「身内の敵」について書いたが、外部に知られたくない情報は、「身内の恥」「内輪の恥」といえるだろう。「恥」かどうかは別として、他人に知られたくない事柄を表す英語の表現をいくつか見てみよう。まず頭に浮かぶのが、skeleton in the closet (または skeleton in the cupboard) である。 ...続きを見る

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2006/10/15 14:09
敵は内にあり (enemy within)
ウォーターゲート事件の情報提供者「ディープスロート」にからんで、内部情報を漏らすことをあらわす表現について書いてきた。こういう人物は、内部情報を隠したい側から見ると「身内の敵」ということになろうが、まさに enemy within という表現がある。 ...続きを見る

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2006/10/14 23:47
whistle-blower など
今回も、30年あまり正体が伏せられていたウォーターゲート事件の情報提供者「ディープ・スロート」をめぐるノンフィクション "The Secret Man" にちなんで書く。Deep Throat は一種の内部告発者でもあったが、 最近、whistle-blower や blow the whistle という単語・表現によくお目にかかるようになったと思うのはご時勢だろうか。 ...続きを見る

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2006/10/13 22:39
Deep Throat の正体・英単語編
ウォーターゲート事件で、ボブ・ウッドワード記者に極秘情報を提供した謎の政府高官につけられた Deep Throat とは、実は事件当時、話題になっていたポルノ映画のタイトルである。このあだ名をつけたのはウッドワードの上司だ。先日取り上げたウッドワードの著書 "The Secret Man" には、次のように書かれている。 ...続きを見る

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2006/10/12 23:41
「ディープ・スロート」の正体
去年、個人的に驚いたニュースは、ウォーターゲート事件でニクソン大統領を辞任に追い込むきっかけとなった謎の情報提供者「ディープ・スロート」の正体が明かされたことだった。 ...続きを見る

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2006/10/11 23:55
和製英語は役に立つ
和製英語は英語学習の敵である―たぶん、そう考えるのが一般的だろう。しかし、これだけ巷にカタカナ語があふれるようになってしまった昨今、どうせなら少しでも前向きにとらえたほうがいいのではないかと前から思ってきた。心ある学習者なら、ただ嘆くだけでなく、正しい英語は何なのかを確かめるはず、という考えもある。 ...続きを見る

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2006/10/07 23:38
軽くはないstrawさまざま
次の国連事務総長に韓国のパン・ギムン外相が選ばれることが確実になったと前回書いたが、これは安全保障理事会が、数人の候補者について非公式投票を何回か繰り返した結果によるものだ。この投票を英語で straw poll [vote] と呼ぶのが面白い。 ...続きを見る

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2006/10/05 01:41
Take me to your leader.
韓国の潘基文(パン・ギムン) Ban Ki-Moon 外相が次の国連事務総長になることが確実となったが、The Economist 誌のサイトに "Take me to your leader" という関連記事が載っていた。このタイトルは一種の決まり文句だが、目にした限りでは、説明している英和辞典は見当たらないようだ。 ...続きを見る

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2006/10/04 00:58
気になる安倍総理のカタカナ語
先日の安倍総理の就任会見について、ある全国紙にちょっと面白い記事が載っていた。26分間の会見の中で、安倍さんは「しっかりと」、および「〜と思います」を、それぞれ三十数回口にしたそうだ。 ...続きを見る

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2006/10/01 02:34
爆弾犯人ではないbomb thrower
安倍新総理についての英文記事を読んでいて目にとまったのが、bomb thrower という物騒な感じの表現だ。調べてみると、爆弾事件の犯人以外にも比喩的に使われるようだ。見出し語として載せている辞書は、私が見た限りないようである。 ...続きを見る

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2006/09/29 01:30
scion, shoo-in など
新しい総理大臣に正式に選ばれた安倍晋三氏に関する英文記事から、引き続き「家柄がいい」「名家の出身」を表す単語として、今回は scion を取り上げることにする。 ...続きを見る

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2006/09/28 23:56
to the manor [manner] born
安倍総理について blue blood という形容詞を使った実例を先日紹介したが、2つ目のものは「ファイナンシャル・タイムズ」の記事にあったものだ。この記事には、to the manor born という、意味も blue blood と同じような意味を持つ表現があった。 ...続きを見る

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2006/09/27 22:56
born to the purple, high-born
新総理になる安倍晋三氏を形容するのに海外のメディアが使っている blue blood という表現について書いたが、類語で同じく色を使ったものとして be born to the purple というイディオムがある。to の代わりに in でもいいようだ。 ...続きを見る

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2006/09/26 22:06
blue blood
安倍晋三氏が新総理になることが確実となった。小泉総理も三世議員だが、安倍氏はこれまでも首相を輩出してきた一族の出で、英文記事も、そうした「毛並みのよさ」に触れている。そこで目につくのが、例えば blue blood という単語だ。 ...続きを見る

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2006/09/25 11:10
さよなら小泉さん (lionを含む表現いろいろ)
outgoing prime minister となった小泉さん。どう評価するかは別として、前例のないタイプの首相だったといっても異論は少ないだろう。その髪型と、当時のSMAPのヒット曲にひっかけたものか、「らいおんはーと」というメルマガを始めた時は驚いたが、「どうせ人気取り、そのうち立ち消えになるか、広報文の丸写しになるのが関の山」くらいに思っていた。 ...続きを見る

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2006/09/23 23:59
「巻を措く能わず」 (unputdownable, page-turner)
秋を迎え、本を読むにうってつけの季節になった。大学生の頃、ペーパーバックを読んでいて、途中で止めるのが惜しいと初めて感じた時はうれしかった。「巻を措く能わず」 というやつで、日本語を読む感覚にほんの少しだが近づけたように思った。 ...続きを見る

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2006/09/20 02:33
幻の「第10惑星」の名前決まる
冥王星より遠くて大きく、発見当時「第10惑星か!」と言われた天体 2003 UB313 の名前が Eris に決まった。これまで Xena というニックネームで呼ばれていたが、発見チームの正式名称の提案が、このほど国際天文学連合で認められたという。 ...続きを見る

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2006/09/17 01:47
「住めば都」はThere's no place like home. か
「都落ち」の英訳についての先日のエントリを「住めば都」と書いて終えたが、英語を学び始めた頃、ある本に、「住めば都」は英語で "There's no place like home." というと書かれているのを見つけ、1対1対応のように覚えた。今もそうしている記述がある。果たしてそういえるのだろうか。 ...続きを見る

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2006/09/16 22:02
「都落ち」の英語表現
先日、ノンフィクション "Rise of the Vulcans" から、若き日のチェイニー氏が政権交代とともにワシントンから去った時のことを、映画「スミス都へ行く」に引っかけて表現した文を紹介した。この邦題を借りれば、チェイニー氏の「都落ち」ということもできるだろうか。そこで、和英辞典でこの日本語を英語でどういうか調べてみた。 ...続きを見る

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2006/09/15 01:02
the Beltway
先日、映画「スミス都に行く」について書いたが、この「都」とは、首都のワシントンD.C. を指している。この街を取り囲むように走っているのが、the Beltway と呼ばれる環状道路 (Interstate 495) である。その昔ワシントンを訪れた時に、乗せてもらった車で一部の区間を通ったことがある。 ...続きを見る

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2006/09/14 00:06
スミス都へ行く (Mr. Smith Goes to Washington)
英語に触れていると、小説や映画のタイトル、それに聖書やシェイクスピア、マザーグースなどの一節が、もじって使われている例に出会うことがある。先日取り上げたノンフィクション "Rise of the Vulcans" には、アメリカのチェイニー副大統領について、映画「スミス都へ行く」 Mr. Smith Goes to Washington のタイトルを使った記述があった。 ...続きを見る

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2006/09/12 00:25
「大統領暗殺」
架空の話とはいえ、実在する現職の国家指導者を殺してしまうのは、日本では考えづらいと思うが、ブッシュ大統領の暗殺とその影響を描いたイギリスの映画 "Death of a President" が、カナダのトロント映画祭で上映された。もちろん私は日本にいるので、ネットで関連記事を読んだだけであるが。 ...続きを見る

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2006/09/11 01:19
下支えする underpinning
先日、ノンフィクション "Rise Of The Vulcans" の中の文に出てきた unqualified を取り上げたが、同じ文でもうひとつ、underpinning という単語も目にとまった。ピンが下から支えているイメージを描けばいいのだろうか、「支え」とか「土台」、「基盤」のことである。 ...続きを見る

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2006/09/08 23:17
適格であっても unqualified
今読んでいる "Rise Of The Vulcans: The History of Bush's War Cabinet" (by James Mann) というノンフィクションに、次のようなくだりがあった。ここに出てくる unqualified を not having the necessary qualifications or requirements という意味に取ると、どうもすっきりしない。 ...続きを見る

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2006/09/05 02:23
BSディベート・小学校の英語教育
昨晩、NHKのBS番組「どうする小学校の英語教育」が放送された。録画したつもりだったが、設定を間違い失敗してしまった。気を取り直して番組のサイトを見ると、4人の出演者の主張の趣旨と、一般から寄せられた意見や討論が掲載されていて、なかなか読みごたえがあった。 ...続きを見る

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2006/08/28 00:19
さよなら冥王星
惑星の定義をめぐる国際天文学連合の討議は、予期しなかった展開になった。惑星の数を12に増やすどころか、冥王星を惑星からはずすという、いわば逆の結論を出してしまった。 ...続きを見る

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2006/08/26 02:14
ホルストの「惑星」
先日、国際天文学連合が惑星の定義を討議していることについて書いたが、映画「スターウォーズ」の音楽を思わせる、SFスペクタクル音楽の元祖のような作品が、イギリスの作曲家ホルスト Gustav Holst の組曲「惑星」 The Planets である。地球と当時未発見だった冥王星を除く7つの惑星にちなんだ曲で構成されている。 ...続きを見る

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2006/08/23 00:46
「水金地火木土天海冥」は英語で何というか
太陽系の惑星の新しい定義が24日に国際天文学連合の総会で採決される。冥王星に似た特徴を持つ天体が他にも次々と見つかったことなどから、惑星の定義をしっかり定める必要が出てきたためだという。原案通り認められれば、惑星の数は今の9から12に増える。 ...続きを見る

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2006/08/22 23:52
『歴史をかえた誤訳』(鳥飼 玖美子)
先日、定冠詞の有無をどう解釈するかが論議となった国連決議について書いたが、このエピソードは、世界情勢や歴史の本に書かれていて、これまで何回かお目にかかったものだ。しかし(あくまで私が見た限りだが)英語の学習書で目にした記憶はない。定冠詞を説明する上で比較的わかりやすい例だと思うし、歴史的なエピソードとしても意味があると思うのだが。 ...続きを見る

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2006/08/16 23:29
定冠詞の有無と中東の歴史
先日書いた、原爆投下が「黙殺」発言によってもたらされたという通説は、この言葉が持つあいまいさが元に生まれたともいえるだろう。英語は日本語に比べて論理的だという人がいるが(こういう時の「論理」自体、あくまで西洋的な視点に立ったものだと思う)、結局は生身の人間が使うものであり、場合によっては意図的にあいまいにすることもあるはずだ。今も出口が見えない中東情勢をめぐって、そんな実例がある。 ...続きを見る

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2006/08/15 23:02
「黙殺」の英訳と日本の運命
1945年7月末、日本に無条件降伏を迫るポツダム宣言についての総理大臣のひと言が、連合国に「拒絶」と受け取られ、アメリカは原爆投下を決めた―終戦にまつわるエピソードとして、聞いたことがあるという人もいるかと思う。しかし、これは本当に史実だったのだろうか。 ...続きを見る

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2006/08/14 23:18
100パーセントでは不十分 (110 percent)
書店の洋書コーナーで、007の新作 "Casino Royale" をカバー特集にした映画雑誌 EMPIRE の最新号が目にとまった。公開前なのに、すでに主演のダニエル・クレイグ Daniel Craig が一部で不評だ。 ...続きを見る

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2006/08/12 01:58
「ヒロシマ」の前に原爆の犠牲になったアメリカ人
広島に投下されることになる原爆のウラニウムは、アメリカ本土から巡洋艦インディアナポリスによって投下部隊の待つ太平洋のテニアン島に運ばれた。大役を果たして島を離れた後、インディアナポリスは、日本の潜水艦に発見され、攻撃を受けて沈没する。 ...続きを見る

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2006/08/11 23:12
母ではない mother
先日紹介した "Shockwave: Countdown to Hiroshima " は、最初の方で、第2次大戦末期にニューメキシコで行われた史上初の核実験を描いている。次の文は、実験日が近づくとトラブルが続出し、前日には天候も悪化したという内容だが、ここに出てくる mother は「母親」のことではない。 ...続きを見る

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2006/08/10 23:48
「カウントダウン・ヒロシマ」 Shockwave: Countdown to Hiroshima
人類初の核実験から広島への原爆投下までのおよそ3週間を、科学者や軍人、アメリカと日本の政治家、そして広島市民の姿を通して描いた、最近のノンフィクションである。 ...続きを見る

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2006/08/09 23:52
「ノーモア・ヒロシマ」の英訳
「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」を、そのまま "No more Hiroshima." とするのは適切ではない。これだと、広島という都市はもうなくていい、というような意味になってしまうはずで、はなはだまずいことになる。 ...続きを見る

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2006/08/06 23:52
広島市長の平和宣言
今年も、ほどなく8月6日、そして9日がやってくる。 ...続きを見る

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2006/08/04 09:57
語学に打ち込んだ江戸の先人
先月の末、戦争文学や歴史小説で知られる作家の吉村昭が亡くなった。 ...続きを見る

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2006/08/02 22:48
英語は難しくないのに速読するのは難しい本
英語の力をつけるために読書は不可欠だろうし、多読、あるいは速読の重要性もよく指摘されている。ただ、速読を強調するあまり、何でもかんでも速く読まなくてはならない、という固定観念のような考えを持つとしたら、それはそれでまずいのではないだろうか。今回読んだエドワード・サイードとダニエル・バレンボイムの対談集は、そんなことを思わせてくれた。 ...続きを見る

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2006/07/24 10:32
ビル・エヴァンスの名盤 Waltz for Debby
久しぶりに、ジャズ・ピアニスト Bill Evans のトリオによる「ワルツ・フォー・デビー」 Waltz for Debby を聴き、改めて心を奪われた。 ...続きを見る

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2006/07/23 00:19
放送禁止用語にかぶせる bleep
サンクトペテルブルクサミットで、ブッシュ大統領とブレア首相が私的に交わした会話が筒抜けになった。マイクがオンになっていることに気づかなかったためだが、"Yo, Blair. How are you doing?" とカジュアルに語りかけたあと、四文字語を口にし、さらに口に食べ物を入れながら話すブッシュが笑える。 ...続きを見る

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2006/07/19 01:02
グレン・グールドの映像版「ゴルトベルク」
その昔、社会人になってほどなく出会ったのが、グレン・グールドというピアニストが弾いたバッハの「ゴルトベルク変奏曲」だ。ひょんなきっかけでこのCDを聴いて、一発で気に入ってしまった。 ...続きを見る

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2006/07/16 00:46
「和臭」のする英語
先日書いた、Bill Bryson の "Troublesome Words" を読むと、ネイティブスピーカーでもけっこう不適切な英語を書いていることがわかる。とはいっても、仕事などで他人さまに示す英語の文章は、やはりしっかりしたネイティブによるチェックが欠かせないだろう。 ...続きを見る

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2006/07/15 02:00
ネイティブのための単語の使い方ガイド
単語の正しい使い方についての、ネイティブによるネイティブのための本である。プロのライターである著者が、不適切と考えた新聞・雑誌などの実例をもとに解説している。アルファベット順に並べた辞書形式になっているが、それほど厚くはなく、読み物としても面白い。 ...続きを見る

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2006/07/14 01:40

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